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232 はじめまして。
終戦後(たしか9月上旬)、千島列島に残されていた部隊と
上陸してきたソ連軍の間で戦闘があった、という話を聞いた事があります。
史実なのでしょうか?
また、この他にも終戦後の不正規な戦闘はあったのでしょうか?
オルガニザチャ

  1. 事実です。占守島の戦闘では戦車第十一連隊が日本機甲部隊最後の勝利を飾っています。他にも、主に大陸方面で多くの戦闘例があります。
    BUN

  2. 満州方面では、8月15日の終戦後もソ連軍が停戦交渉に応じず積極的に攻勢をかけてきたため、関東軍は朝鮮方面に退却しつつ抵抗を続け、戦闘が完全に終わったのは8月下旬から9月上旬頃でした。
    個々の兵や小部隊が終戦による戦闘停止の命令に逆らったり、あるいは情報が届かなかったりしたために不正規戦闘を続けた例は南方を含め、かなりあるだろうけど(横井さん、小野田さんもそのような例か)、ある程度の規模の軍隊が組織的に終戦後も戦闘を継続したのは、ソ連軍や中国軍(国民党軍)に対するものが主でしょう。
    アリエフ

  3. 千島ではなく樺太ですが、「花の決死隊」として、有名なこんな事も有りました。戦後、高石かつ枝さんが歌っておられました。
    http://www.yasukuni.or.jp/museum/daitoua/tenji10.html
    roht

  4. レスありがとうございます。
    満州では民間人を置き去りに逃げたと不名誉な話ばかりが話題にのぼりますが、組織的な戦闘もあったのですね。
    戦車第十一連隊は内地に帰還できたのでしょうか?抑留されたのでしょうか?
    オルガニザチャ

  5.  はい。8月21日に停戦に応じて武装解除した占守島守備隊は残らずシベリア送りとなりました。なお、戦車第11連隊は停戦後、占守島第9作業大隊に編入されています。シベリア抑留はこの部隊に限りませんが、けしからん話です。
    tomo


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