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317 2次大戦のイタリア空軍は、と、いうかイタリア全軍はどのような指揮系統のもとで
戦争をしていたのでしょうか? 自分には、あれだけの海軍と空軍があって、弱いながらも
陸軍(ホントに弱かったのか? 日本陸軍よりマシだと思うが)、そしてドイツの手助けが
ありながら作戦を順調に進められなかったことがかねてより疑問でしょうがありません。

グラツィアーニ将軍はそんなに無能だったのでしょうか?

ちょっと散漫になりましたがよろしくおねがいいたします。
まる

  1. うちに「砂漠のライオン」という映画があります。
    リビアの遊牧民の酋長ムクタールがイタリア軍の侵略と戦うものです。
    そこにグラツィアーニ将軍が出てきます。
    グ将軍は畑を焼いたり、毒ガスを使ったり、街を空襲したり(複葉機で3発くらいの爆弾を)女子供を強制収容所に送ったり、銃殺、公開絞首刑、拷問他・色々します。
    戦闘は結構舐めてかかってたのでやられてます。(イタリア軍弱い・・・・・)
    結局近代兵器と物量で勝ったような感じです。
    ムクタールが捕まり絞首刑で映画は終わりです。グ将軍結構人格を持った人に描かれてます。





  2. イタリア軍の体質的問題もあるのだろうが、エチオピアとリビアという、たいして資源も無さそうな(リビアの石油はこの頃開発されていただろうか?)国を征服しようとしたこと自体、ムッソリーニの人気取り政策のように思えるのですが。経済的価値から言えばエジプトやレバノンの方が上だが、宗主国であるイギリスとまともにぶつかりたくなかったからだろうか。
    民族主義を鼓舞し周辺国を占領し自国民の生活圏を広げようとしたナチス・ドイツに比べると、当時のイタリアの対外政策は、抵抗が少なそうな所に進出しようとした、かなり場当たり的な行動だったように思えますが。
    アリエフ


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