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406 「霧島」沈没の真相は舵をやられてうごけなくなり自沈、それとも水腺下に多数の砲弾を受けて浸水・沈没したのでしょうか?
 また本艦を沈めた「ワシントン」の砲撃は僅か七分に主砲9発に他40発(別資料ではそれぞれ14発と16発)を当てるという凄技を見せてますがこの被弾数を信用してもいいのでしょうか(日米どちらの記録?)?
R・V・ドレクスルト

  1.  旧き良きアメリカの戦記を読むと損傷復旧の見込みなしで自沈したことになってます。
    あと主砲弾9発命中は旧き良き資料の時代からの定説なので、多分出所は米側だと思われます。
    大塚好古

  2. 歴史と人物(中央公論社)に霧島のことがあいてありました。
    このシリーズの中では比較的に新しい巻(といっても昭和59年ぐらい?のもの)でしたが、斜め読みしたのであれなのですが、その本にも9発とか書いてありましたが、日本側なのか米軍側なのかまで記載してませんでした。
    しかし、この本には霧島の副長が海戦後に提出した被害見取り図と称するものが載っていて、小口径、大口径、水中弾による被害がかかれていましたが、大口径によるものは12発程度ありました。(大口径=ワシントンの砲弾とは書いてありませんでした)
    川崎学

  3.  6発説、というのもありますよね、、某古典は我が方の聞き取りも参考にしてい
    るのでしょうから、それなりに信用できるのでは?
    tackow

  4. 主砲九発というのは一斉射、全弾命中ってことでしょうか?僕が読んだ本には
    そのようにかかれていたようなんですが、いくら近距離レーダー照準でも初弾
    からそこまで命中する物かな?と疑問です。
    taka

  5. >4
    主砲の発砲は75発だそうです

    SUDO

  6. >takaさん
    その本は佐藤和正氏氏の「戦艦入門」・光人社NF文庫でしょうか?
    いくらなんでもこれは間違いだとおもいます。
    ロックマン

  7. ↑それですね。いくら近距離でも全弾命中はおかしいなって思ってたんで。
    taka

  8. 霧島への命中弾は米側資料で9発命中とされています。その内確実なのが6発でした。
    不確実分を含めるかどうかで、命中弾が6発か9発かに分かれると思います。

    日本側資料では艦上に40cm砲弾14発・副砲弾17発、水線下に主砲弾6発を被弾
    です。運用長(応急指揮官)林紫郎少佐の戦闘報告書から。光人社NF文庫「指揮官た
    ちの太平洋戦争」に拠ります。
    米側資料との食い違いは、不発弾など確認できなかった物が多いせいでしょうか?
    それと「水線下で爆発したと推定される砲弾6発」は、米艦からは確認不能です。

    ちなみに霧島側の発射弾種は、三式弾68発・零式弾22発・一式徹甲弾27発で、
    大部分が対空弾(三式・零式)です。
    ISHI


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