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ミッドウェー作戦において珊瑚海海戦の戦訓(日本側の防空能力の貧弱さ、偵察の軽視、空母の応急修理の不備など)を作戦強行のため研究していなかったと後々批判されていますがアメリカ側は珊瑚海海戦の戦訓をミッドウェー作戦に取り入れたのでしょうか? 高木狭摩 |
- 私見ですが、戦訓を取り入れる余裕はなかった気がします。実際はどうだったんでしょうか?
ごるぴゐ
- とりあえず戦闘機の数が足りないのが分かったのでVFの戦闘機数を50%増やしました<米海軍
艦艇の対空戦闘に関しては、ジャワ海でのABDA艦隊の戦訓によって陣型を崩さず、
共同して濃密な対空砲火を浴びせるのがこの頃には既に一般化しています。
大塚好古
- 1942年6月17日に、ニミッツからキングに対して珊瑚海海戦の教訓に関する報告書が提出されています。以前、「丸」に邦訳が掲載されました。報告をまとめる期間を考えると、多少は現場で教訓を参考にできたのではないかと思いますが、確証がありません(^^;)。
さいどわ
- 「丸」95年4月号通巻588号に件のレポートが載ってます。
tomo
- この記事の簡単な内容でしたら私が書いたのが過去ログにあります。よろしければどうぞ。
http://www.epsnet.co.jp/~f4u/ansq/2/B2000500.html
tomo
- 日米の戦訓の違いというのはどういう点でしょうか?
高木
- 書き方が拙かったかな?いや、特に戦訓の違い限定というような比較の仕方ではなかったんですが
(i)に対して「一般に爆発威力及び燃焼力極めて大」とか(l)の補強として「防御砲火は極めて熾烈にして特に敵は見事なる弾幕射撃を実施せり」といった感じで引用してあるんです。
詳しい違いについては申し訳ないのですが、恵比寿で件の資料に当たっていただけますか。
tomo