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484 ガダルカナルを巡る日米水上艦同士の二回目の戦いであるサヴォ島沖海戦(米国名エスペランス岬沖海戦)で至近距離で先制攻撃を受けた「青葉」「古鷹」は数分でほとんど撃ち返せないままに戦闘不能になってしまいましたが至近距離とはいえ命中弾数はかなりの数みたいです。米国艦隊の命中率が高いというより発射速度が速いといったほうがいいみたいです。この海戦での米国巡洋艦の発砲数、ブルックリン型やニューオリンズ型巡洋艦の主砲発射速度でもおしえてくれませんか?
治内視

  1.  我が艦隊がスコット隊の待ち伏せにあったサボ島沖海戦の第一ラウンドですね。
     なにせ乱戦でしたので、確たる数値は不明なのですが。こういう資料もある、ということで。

     対青葉
     射距離 :約5000
     射撃砲数:20cm×20、15.5×20、12.7×19
     射撃時間:3分
     射撃弾数:470発
     命中弾数:約40発 青葉大破

     対古鷹
     射距離 :約5000〜2500
     射撃砲数:20cm×20、15.5×20、12.7×37
     射撃時間:3分
     発射弾数:670発
     命中弾数:約40発 古鷹大火災

     対吹雪
     射距離 :約3000
     射撃砲数:20cm×20、15.5×10、12.7×5
     射撃時間:2.5分
     発射弾数:230発
     命中弾数:約20発 吹雪沈没

     どの砲が何発打ったまでは判りかねますが、ざっとこんな具合です。

     が、これは反撃も受けない有利な体勢での射撃結果ですので、この海戦の第2ラウンドを見れば判るとおり、この時期の我が海軍の術力は米海軍のそれを凌駕していたと言えるでしょうね。
    tackow

  2. 有難うございました。第一次ソロモン海戦における日本艦艇の主砲発射が20センチ砲弾1020発を含め1600発だったことを考えると米国艦の発射速度はかなり速いということですね。
    治内視

  3. あれ、米重巡洋艦は10門のソルトレークシティと9門のサンフランシスコですよ20門はおかしいし、米軽巡の6インチ砲は152ミリですよ。
     欲張りますが第二ラウンドにおける衣笠の発砲数と米国艦隊への命中段数も教えてくれませんか?  
    治内視

  4.  あぁ、そうでしたね、、敵国艦船には興味が無いので(笑)・・すんません。8インチ19門と5インチ30門でした。

     さて、第二ラウンドの衣笠対米巡洋艦ですけど(古鷹の射撃もあるんですが・・)
     衣笠→米巡洋艦
     射距離 :約6000〜8500
     射撃時間:約13分
     発射弾数:160発
     命中弾数:約6発 「ボイシ」「ソルトレイクシティ」火災

     サンフランシスコ、ボイシ、ソルトレークシティ→衣笠
     射距離 :上同
     射撃時間:約13分
     発射弾数:約700発
     命中弾数:約4発 衣笠小破

    付録
     第一ラウンドの衣笠→ダンカン
     射距離 :約5000
     射撃時間:約2分
     発射弾数:約50発
     命中弾数:約4発 「ダンカン」大火災

    センチをやめてインチ表示にしました(笑)、あと、米国側の詳細は詳しい方がフォローして下さるでしょう。
    tackow


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