感じの識字率は今より低かったと聞きます＞具体的には知らない
新聞なんかにもルビふってあったから実用上の問題は無かったみたいですが
マニュアル読めないのが続出したとか・・・

ＳＵＤＯ

新聞、雑誌に使用される漢字を原則、当用漢字の範囲に制限している現在と異なり、戦前はこのような制限がありませんでした（現在でも当用漢字以外の漢字を使って法律違反になるわけではないが）。このため、ルビをつけて読みやすくしたのです。戦前の小学校又は中学校の教育を受けてきた両親の方が私よりも漢字をよく知っている位ですから、漢字を含めた識字率はたいして変わらないと思いますが。
アリエフ

ところで、ソ連兵といってもアジア系の者もかなりいて（特にシベリア方面にはアジア系の民族が多い）、スターリン時代にロシア語と共産主義による学校教育が整備されたものの、共通語であるロシア語の読み書きに不便をきたす者がかなりいたのではないでしょうか。ちなみに小林源文の漫画で、多民族の兵士で編成されており隊長がロシア語で命令してもよく理解できない部下がいる小隊が出てくる場面があるけど。
アリエフ

マニュアル読めないのは、軍隊用語のせいでは？　日本陸軍の「名詞」は奇っ怪なのが多すぎると思いますけど（個人的に）
まなかじ

日本軍は確かにその歴史の前半では日本の近代化の牽引車なのですが、後半に於いては日本軍の持つ文化が一般社会の文化から取り残されて行く傾向があります。ひとつの例としては軍人の一般社会での潰しの効かなさが１９２０年代の軍縮期に問題となっています。明治期には考えられないことでしょう。
ＢＵＮ

こんなエピソードが、会田雄次氏の手記『アーロン収容所』の中に出てきます。
ビルマの英軍捕虜収容所で、捕虜のための新聞を作る許可を所長に求めたところ「日本軍のなかに字が読めるのは何人いるか」と訊ねられた。「全員読める」という答えを信用しなかった所長が、作業に出る部隊をつかまえて、自由に読み書きできるものは手を挙げろとやったら、全員が手を挙げたそうです。
会田氏は「私たちのうけた初等義務教育のゆきとどいていること、それもかなり程度が高いものであることは大いに誇りにしてもよいことではなかろうか。」と述べています。
ちなみにイギリス兵にも足し算・掛け算も出来ない者が大勢居たそうです。
MITTU

＞６
話しはそれますが、会田雄次氏は結構いいにくいことを言いますよね。ある座談会で評論家の岡田英弘に、日本人の女子留学生はブスでも白人男性にすごくモテる、とふられると「ヨーロッパの男で、日本人のブスと結婚して得々としているのがいますけど、あれは向うの異国趣味であり、原始美術に憧れるようなグロテスク好みでもありましょうが・・・こういうのをどんどん輸出したらどうでしょう。」なんて言ってました。柔らかい口調ながらも、デモクラシーの欺瞞を糾弾する舌鋒のするどさは皆さんもご存知かもしれません。
なんでや？

＞７
同様現象を林真理子さんは短編の中で日本女性ペット説をとっていますね。ブスでももてるというより白人男性と我々では良しとする基準が違っているように思います。
SHI

＞８
さらに脱線。
ブスといえば、「この世に美人の種類はたくさんあっても、不美人の種類は、まさにブスだけ・・・可愛いブスもいなければ、冷たいブスもいない。南国ブスもいなければ、秋田ブスもいない、ただ、じゅっぱひとからげ、ブとスのふたつの文字で構成された言葉で、大胆に評価されてしまう」（若鍋かをる「鏡を捨てる勇気がおんなを美しくする」　吉田真由美編　『すてきな人生の再設計』：井上章一著「美人論」からの再引用）というフレースが私には強烈に印象に残っています。
それにしても、この質問とも、War birdsとも全く関係ありませんね。皆さん、失礼致しました。
なんでや？

日露でのコサックは、標識が読めないため戦果を逃したそうです。
Ｊ

皆さんありがとうございます。
なんかブス論になっちゃったけど・・・(^^;)

はるな

うちの親父（１９年支那に従軍）に聞いた所「小学校は義務教育だった
から字は全員読めた。どんな田舎の人間でも読み書きの出来ない奴は
いなかったし、今みたいに登校拒否するのもいなかった」と言ってい
ます。ただしそれ以上の学校は義務でなかったため進学する生徒は
多くなかったそうです。今の日本の識字率は９９．９８％だったと
記憶してます。たぶん戦前の識字率も９０％を越えていたと思われ
ます。
Ko

えーと、中国戦線に行ったのですか？それとも中国軍に志願？
多分前者でしょうけど。（つまんない突っ込みすいません）
Ｊ

＞１３

　昭和１９年、初年兵として支那戦線に参戦、翌年上等兵で終戦を
　迎えています。主な敵は中共軍だったそうです。
Ko