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138 何かの本で、自衛隊員は普段でも傘はささないように教えられている
って読んだんですが、本当ですか?武士の心得とか・・・?

はしもっちゃん

  1. と、というか、その本のタイトルを是非確認した上で教えて下さい。
    雪風2

  2.  「普段」が「勤務時間外」を指すのであれば違うと思います。うちの親は自衛隊員ですが背広で出勤し、雨の日は当然傘をさします。また折り畳み傘をいつも持ち歩いてるようですが…。
    N.W

  3. 自衛隊に限らず万国共通のお約束です。
    私服の時はいいですが制服で傘を差すのはタブーで、もし傘を差しているのを他国の軍人に見られでもしたら本当に万国共通の物笑いにされてしまいます。
    舞弥

  4. そういえば、お巡りさんも、レインコートは着ても傘はさしませんね。
    Sampon

  5. 便乗質問なのですが、
    「あの」英国でも、軍人は制服時には傘ささないものなのでしょうか? 
    ま、あの傘は持っているだけで広げない、という話もありますが、
    制服で女性とデートしてるときとか、馬術競技(軍人はみな上は制服)における
    スタート直前(少なくとも鞍は濡れないようにカバーしてます)、
    なんかは傘広げそうですが、例外扱いなのかな?
    意地張っている下級将校や下士官だと納得なのですが、中・上級将校だと
    傘さしてるシーンを思い描いてもあまり違和感ないのですが。
    はたの

  6. 今手元に六法全書がないので何条か確認できませんが、明治初期の太政官布告の条文中に「制服の官員は傘をさしてはならない」という項目があるそうです。その後新憲法になった時点でもこの項は他の法律によって改訂されていないので、現在も有効だという話を聴いたことがあります。今本文がないので「官員」の範囲は不明確ですが、軍人・警察官などは当然ふくまれています。現在正確には日本国に「軍人」はいませんが一応自衛官は軍人に相当するものと考えられているようです。また、江戸時代の武士の心得としては座布団にすわらないのが当たり前だということは聞いた覚えがありますが、武士は特に傘をさしてはならないということはなかったようです。傘のことよりも道の真中を堂々と歩くことのほうが大事だったようです。道の真中に大きな水溜りがあってもよけて通ると恥じだとされていたようです。
    tk

  7. 6>

     各藩によってまちまちとは思いますが、ある藩では上級武士は雨の日は
     傘と高下駄が許されていました。これは足下を濡らさない為と水たまり
     を避けない為ですが、下級武士になるとこの高下駄は許されず、裸足で
     歩かなければいけませんでした。しかも上級武士と出会った時は傘をた
     たみ、雨の中、土下座をして通り過ぎるのを待たなければならなかった
     ようです。
    Kz

  8. ↑ある藩のってぇのは土佐藩の上士と郷士のことじゃぁござんせんか?
    Sampon

  9. 8>

     そうです。関ヶ原後、領主となった山内家臣と旧長曽我部家臣の扱い
     は天と地ほどの差があったようです。
    Kz

  10. ここで言っている「武士の心得の『武士』」は江戸時代に儒教の影響を受け
    てできあがった「武士道」のイメージの上の武士だと想像していますが。普
    通わりと簡単に「武士」という言い方をしますが、思想上の武士と制度上の
    武士とは違うものです。厳密にいうと郷士は正式な武士身分ではありません。
    藩によって制度はちがったと思いますが、一般的な理解としては「浪人」の
    扱いをしているところが多かったと思います。江戸では浪人は町奉行所の扱
    いになっていました。武士であれば当然町人を所轄にする町奉行所の扱いに
    はなりません。(恐らく評定所の扱いだと思います。)つまり、百姓身分の
    うちの特別なものと理解するほうが現実的だと思います。ただし、百姓身分
    でも大庄屋(大庄屋の起源としては家臣ごと帰農した武士が多かったようで
    す)や天領の代官所手代(天領にはほとんど武士はいませんでした)などは
    身分にかかわらず実質的に武士扱されていた所も多かったようです。
    現代のわれわれからすると不条理に思いますが、当時は「身分差別が法律上
    正しいとされた」時代ですので現代人の後知恵で判断するのもどうかと思い
    ます。
    tk

  11. すいません、後知恵うんぬんはよけいなことを言ったと思います。これはこ
    こでの話題とは関係のないことですね。ただし、よく「武士」という言葉が
    使われる時にあまりにも観念的な話が多いことや、思い込みからの過去への
    安易な批判が多いことが頭にありよけいなことまで書きました。
    tk

  12. ↑まことにごもっともです。特に「侍ふ者」時代の武士、鎌倉時代の武士、戦国時代の武士、江戸時代の武士、鰹のブシ、せーんぶひっくるめて言われることが多いんで気をつけねばなりません。まあ一般的には「江戸期の武士」を指す場合が多いんでしょうが、これがまた地域、時期によって千差万別だったりするんだな、これが。(きりがないけどサ)
    ベックメッサー

  13. 海自の友人の話だと、傘以前に手にものを持って歩いてはいけない(必要な場合は脇に挟む)そうです。よって雨の時は必ずレインコートになるのだが、脱いだ後がよだれを垂らした様に見えて非常に情けないと嘆いていました。

    あるて


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