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150  ↓の質問がわかりづらいので書き直します。
1 アメリカの正規軍と州軍の関係
2 アメリカの警察と保安官とFBIとCIAの関係
3 アメリカのグリーンベレーについて。なぜ大佐までしか昇進できないのか。いつ設立され、どのような任務を行うのか。
4 アメリカではなぜ警官の身分証明書など、重要なIDが簡単にコピーできるようになっているのか。
 上の質問の内、どれか一つについてでもいいですから教えて下さい。
海軍元帥

  1. 警察関係について。<わかる部分だけ
    ・警察
    一般の警察は市・郡・州単位でそれぞれ独立しています。
    ロサンゼルス市警(LAPD)とサンフランシスコ市警(SFPD)は同じ
    カリフォルニア州にありながらも、完全に独立しております。採算も別々です。
    ・保安官
    選挙で選ばれます。彼ら(女性もいるかもしれないが便宜上)は郡の治安維持に
    努めます。つまり、郡単位でいるということです。
    ・FBI
    簡単にいえば、州をまたいだ犯罪を捜査します。(もちろん、他のこともしますが)
    各警察署と違うのは、FBIは司法省の一部であるということです。
    ・CIA
    まったく警察に関係ありませんね。唯一関わるとしたら、大統領警護を行う、シークレットサービスぐらいでしょうか。

    さらに詳しい方のお話を求めます。
    如水

  2. グリーンベレー>
    1961年10月12日、大統領ジョン・F・ケネディが特殊部隊のシンボルとして、
    緑色のベレー帽を採用したのが始まりだそうです。特殊部隊自体はそれ以前
    にも存在していたのかもしれませんね。
    ちなみに、えび茶色のベレー帽は空挺師団用、黒いベレー帽はレンジャー用
    としてあります。

    任務>
    よく言われる特殊部隊の任務とほぼ同じですね。急襲作戦などでしょう。
    現在は『対テロ』に照準が向けられているようです。

    何故、大佐まで>
    たぶん、将官が率いるぐらいの大きさじゃないからではないでしょうか。
    多くても、中隊から大隊ぐらいまでの人数ではないかと推測します。

    ID問題>
    アメリカは社会保障番号などでほとんどきっちり管理されているので、
    「コピーするのは簡単だが、それを見つけるのも簡単」なのではない
    でしょうか?(答えになってませんね(^^;;)

    間違っている個所があるかもしれませんので、ご存知の方は突っ込み
    お願いします。
    如水

  3. ぜんぜんゴミなんだけど、戦後の一時期日本でもアメリカ式の自治体警察ができて、FBIに当たる国警と2本立てだった時期があったんですよね。
    その当時は例えば「札幌市警」なんてものがあった訳だ。
    舞弥

  4. ↑現在の日本における都道府県警察も自治体警察の部類に入ります(ただし警視正以上の幹部職員(地方警務官)は国家公務員)。国家警察に当たるのは警察庁及びその付属機関(皇宮警察本部、関東管区等の管区警察本部など)です。アメリカの州警察とFBIの関係に比べたら、警察一家とでも言うべき階層構造になっているけどね。
    アメリカの警察組織で連邦警察と自治体警察とがはっきり区分されていて、州の中で特定の都市が独自の警察を持っていたりするのは、建国当時からのタウン・コミュニティの伝統があり、都市や州が独自の警察権、法又は条例制定権を持つという考え方が根強く残っていること、州が独自の法制度(憲法、刑法等)を持ち、連邦(中央政府)は内政に関しては複数の州にまたがるような問題を担当するという原則があるといった、アメリカの地方自治制度上の特色と関係しています。ただ、アメリカの歴史で連邦主義と分権主義の対立は独立戦争当時からの古くて新しい問題で、全体的に連邦の権限が少しずつ強化されてきているものの、分権主義者からの揺り返しもあったりするような状況です。
    アリエフ

  5.  誰も書かないから回答。アメリカの州軍は常備予備軍に当たります
    大塚好古

  6. ・グリーンベレー
     アメリカ陸軍特殊作戦グループ・空挺「Special Forces Group Airborne(SFGA)」
     略称グリーンベレー
    [起源]
     2つの部隊から。
     1、第1特殊任務部隊
      1942年7/9モンタナ州フォート・ハリソンにおいて、ローバト・フレデリ
      ック陸軍少将を司令官とし、米軍とカナダ軍の混成部隊として正式に設置。欧  州に派遣される。
      伊戦線においてマジョーリ山付近のモンテ・レ・ディフェンサ奪取のための6
      日間の凄惨な戦闘に従事。占領に成功。
      その後、仏に転戦。後に部隊は廃止。独軍からは、「悪魔の旅団」として恐れ
      られる。
      部隊記章は交叉した「2本矢と短剣」。後のグリーンベレーに、ベレー帽と共
      に受け継がれる。
     2、第5307混成部隊
       フランク・メリル陸軍大佐率いる「メリルの襲撃隊」。
       北部ビルマにおいて、5度の大作戦と17回の小戦闘を行い、日本軍を悩ま
       す。部隊の一部はビルマの原野を数百キロ歩き、ミートキナの日本軍飛行場
       を奪取。
       1944年8月、公式に解散。

     [設立、拡張と再編の道のり]
     1952年6/20 
     グリーンベレーの母体になる、第10特殊任務部隊誕生。場所はノースカロライ
     ナ州フォート・ブラグ。隊長はアーロン・バンク陸軍大佐。
     1953年
     西独に派遣された第10特殊任務部隊の残留部隊を母体として、第77空挺特殊
     任務部隊がフォート・ブラグに発足。
     1957年 夏
     第77空挺特殊任務部隊の一部を母体として、第1空挺特殊任務部隊を設置。
     沖縄に配置。
     1960年 春
     第77空挺特殊任務部隊を第7空挺特殊任務部隊として、新しく発足。
     1961年
     第5特殊任務部隊が設置。後にベトナムに配置。
     1962年
     第8特殊任務部隊がパナマに設置。後で、第7空挺特殊任務部隊の第3大隊とな
     る。
     1963年
     第3、6特殊任務部隊がフォート・ブラグに設置。

     1961年に就任したケネディ大統領は、陸軍参謀総長マックスウエルテーラー
     大将の主張した「柔軟反応戦略(全面核戦争〜局地戦までの、あらゆる段階の戦
     争に対して対応し得る軍備をもつ)」に賛成し、対ゲリラ戦を主目標とする特殊 部隊の増強に熱意を示す。
     1960年代当初、第7空挺特殊任務部隊の移動訓練隊に対する同盟国からの支
     援要求は、その能力をはるかに上回るものであり、ケネディ大統領は第7空挺特
     殊任務部隊を中心にして、特殊部隊の拡張を推進。

     1974年
     グリーンベレーの部隊内再編成。司令部、支援中隊、通信・整備中隊と幾つかの
     作戦大隊に編成
     する。
     1981年
     米国国防総省内部に統合特殊作戦コマンド(JSOC)が創設。米軍が保有する
     すべての対テロ任務部隊を統合し、国防総省の直接管轄下に置く。
     
     1987年
     特殊作戦コマンド(SOCOM:ソーコム)が創設。司令部はフロリダ州マクデ
     ィアル空軍基地。
     15番目の新しい兵科となる。
     ソーコムの組織下に米陸軍、海軍及び空軍のSOF(特殊作戦部隊:Special   Operations Force)がすべて所属。
     
     [ベレー帽]
      英のコマンドウが着用していた緑のベレー帽を、特殊部隊の象徴として採用。
      初め、陸軍高級将校達は、この「気取った帽子」が気に入らず、採用を1度止
      めた。
      しかしケネディ大統領は「この帽子こそが、将来予想される種々の困難を勇気
      を持って克服し、任務を完遂する者の印としてふさわしい」としてベレー帽を
      復活。第1特殊任務部隊の「2本矢と短剣」の記章が引き継がれた。
      ケネディ大統領が暗殺された後、その栄誉を讚めるためにフォート・ブラグに
      在った、特殊戦争センターをジョン・F・ケネディ特殊戦争センターと改称。
      
      [任務]
      不正規戦争・治安維持・要人警護・対テロリズム任務
      不正規戦争
      定義:敵の領土または支配地域において、支配権力に抵抗する現地住民が展開
         するゲリラ戦またはレジスタンス活動と、その抵抗組織を外部から支援
         指導する非公式の軍事活動。
         現在は、局地的反乱・地域紛争・テロ活動などの末端レベルの紛争形態
         に対処する軍事的工作まで含む。
      
      出典
      世界の最強対テロ部隊 レロイ・トンプソン著 毛利元貞=訳 
      グリーンアロー出版社
      21世紀の特殊部隊  毛利元貞著             
      グリーンアロー出版社
      最新英和軍事用語事典 木村 譲二=編           
      グリーンアロー出版社
      コンバットバイブル3 上田 信、毛利元貞著        日本出版社
      特殊部隊全史     マーテン・C・アロステギ著      朝日新聞社
                 平賀 秀明=訳           
      軍事の記号学     木村 譲二             朝日新聞社
      世界の特殊部隊    土井 寛著             朝日ソノラマ
    岩下 光


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