QQCCMMVVGGTT
172 はじめまして。
基本的なことですが、旧日本海軍航空隊戦闘機部隊の小隊は、
何機編成だったのでしょうか?
また、航空隊の部隊編成や運用などが書かれた書籍などありましたら、
お教えください。
SGT

  1. 小隊(区隊)はもともと3機編成だったのが、昭和18年6月頃にラバウルの204空を皮切りに次第に4機編成に移行しています。陸軍が総本山の明野飛行学校からトップダウンで4機編成(及びロッテ戦法)を普及させているのに対して、海軍は第一線の現場が米軍の見よう見まねで始めたというのはおもしろい点です。
    ただし最近何かと話題の「海軍戦闘機隊史」零戦搭乗員会編 原書房 によれば、昭和12年7月付の「第1分隊(90艦戦)戦闘準則」という文書が残されていて、それによれば13空は3機編成に拘らず、A編成(4機1個小隊)、B編成(3機1個小隊)、C編成(2機1個小隊)の3パターンを定めていて、実際にAやC編成も行っていたようです。この文書を記したのは13空の分隊長だった横山保中尉(当時)ですが、彼が後に204空に飛行長として着任した時期と204空が4機編成を始めた時期はほぼ一致しているので関係があるのかもしれません。
    舞弥

  2. 舞弥さん、回答ありがとうございます。
    「海軍戦闘機隊史」早速探してみることにします。
    SGT

  3. 忠告。
    探すのなら古本屋。
    勝井


Back