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190 大日本帝国の陸軍の階級の一番下から一番上まで教えていただけないでしょうか?

富嶽

  1. 私が適任とは思われないが…。時代によって変化がありました。私の知る限り…。
    二等兵、上等兵、兵長、伍長、軍曹、曹長、(特務曹長)、准尉、少尉、中尉、大尉、少佐、中佐、大佐、少将、中将、大将
    なお、「元帥」は位ではありません。「元帥府に列せらる」といって、称号なのです。相撲の横綱と似ています。だから、正式には「元帥・陸軍大将・何野誰兵衛」という風に呼びます。
    もう1つ、つけたし。陸軍では大尉を「たいい」と呼びましたが、海軍では「だいい」と呼びました。
    また、少尉以上は陸軍では将校ですが、海軍では仕官です。

    藤縄

  2. 済みません、あわてて間違えました。二等兵と上等兵の間に「一等兵」を入れてください。二等、一等、上等の順です。これが「兵」です。当初その上は直接「伍長」でしたが、戦争がひどくなるに連れて、兵隊の中に昇格者を作る必要に迫られたらしく、「兵長」が生まれました。「兵」と「曹」の中間です。
    同時に尉官には出来ないが、いつまでも「曹」というわけにも…ということから、「特務曹長」なるものが生まれ、後に准尉などという位が生まれるもとになりました。学生出身者でその内「尉官」になることが予定されているもの(今の言葉で言えば「キャリヤー組」)は「見習仕官」「見習尉官」という位が与えられました。この辺の関係は実に複雑で、学徒動員組が休日に街に出たさいに、どちらが先に敬礼するかで実に困ったそうです。街では陸軍、海軍一緒にいるわけですから…。
    藤縄

  3. 「仕官」じゃなくて「士官」ですよね。
    今泉 淳

  4. >3 失礼しました。仰せの通り「士官」です。私たちの常識でワープロを打っていると、機械が勝手に戦後の常識に変えてしまうみたいで…。言い訳になりませんなあ。
    ところでこう書きながらまた不安になってきました。なぜ、陸軍が「士官学校」で、海軍が「兵学校」なんでしょうか? ご存知の方、答えてください。陸軍が「将軍」で、海軍が「提督」というのも日本軍のことだったかしら、それとも戦後に与えられた知識だったかしら? 
    大人になったつもりの者が行くところが「幼年学校」、さっそうとしてましたね。
    藤縄

  5. >4

    「兵学校」とは兵科将校を養成する学校という意味で、機関学校、経理学校と区別したんじゃないでしょうか。
    Sampon

  6. >4 兵学校となる前は、確か兵学寮という名称だったと記憶しております。つまり、「海軍の兵学を教授する学校」ぐらいの意味ではないでしょうか。
    CosmicD


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