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195 「Captain」の日本語訳を調べたら「海軍大佐」「陸軍(空軍、海兵隊)大尉」
とあったんですが、「大佐」と「大尉」では差がありすぎるように思います。
海軍が他の3軍と共同行動をとるとき問題がでたりしないのでしょうか?
またなぜこんなことになってるのでしょうか?
taka

  1. しかし、戦艦の艦長が大尉と言うのもどうかと思いますが(笑)あるいは、中隊長が大佐とか…
    これは、日本の方が問題(?)が起きにくいでしょう(ちゃんと意訳できたのだから)。英語の方がいちいち気をつけないといけない。
    (N)

  2. あ、すいません。質問の海軍というのは米海軍のことで、他の3軍は陸軍、空軍
    海兵隊のことです。
    質問に追加ですが英海軍も米海軍と同じ呼称なんでしょうか?
    taka

  3. ↑英軍も同一呼称です。
    大塚好古

  4. キャプテンってのは元々「船長」とか「艦長」って意味で使われてます

    海軍は元が普通の船から来ている部分が多いですから
    階級が浸透する前からキャプテンってのは有ったわけです

    そして軍隊として組織され
    艦長資格をもった人物が「キャプテン」になり
    キャプテン=艦長レベルの偉さの階級=大佐ぐらい、ってなったんでしょう

    この時キャプテンって名称を捨てなかったのは仕方が無いです
    たぶん、生い立ちが全然違う陸軍でも
    キャプテンってのは大事な位置付けだったのでは無いでしょうか

    SUDO

  5.  Captainって言葉は、一般化して言えば「頭領」「棟梁」みたいに、一まとまりの集団を率いる長のことですよね。
     だから、海では1隻の船の長、陸では一戦闘単位の指揮官。
    それが近代になって軍という形で編制されたときに、それぞれ艦長職、中隊長職と言うことになり、
    階級の体系化の中でそれぞれ大佐、大尉に位置付けられたってことでしょう。
    あくまでももともとの職分があって名前があるのであって、
    すでに決まった階級の体系があって、それをcaptainに割り振ったわけではありません。
    日本の場合には、明治になってからすでにヨーロッパで確立した体系を導入したので、
    すっきり整理が付いているわけです。
    くのーぎ

  6. 皆さんのお答えに尽きると思いますが、
    少々蛇足および駄弁を。

    ちなみに同じ問題はLieutenantにもあります。
    Lieutenantは本来、captainの代理とか副官という意味ですが、海軍では艦長が大佐で偉いのでLieutenantでも、大尉となります。
    つまり、陸軍のCaptainは海軍のlieutenantなわけです。
    陸軍ではCaptainが大尉なので、その下につく中尉(英陸軍では中尉、米陸軍・空
    軍・海兵隊では中尉=first lieutenantと少尉=second lieutenant)となります。

    以下は完全な駄弁。
    大昔、「なぜブルー大尉やブラック大尉は階級表示なのに、キャプテン・スカーレットだけカタカナなんだ?」というなぞなぞがありました。
    答えは「キャプテン・スカーレットは実は海軍所属、だから、キャプテン・スカーレットはブルー大尉をこきつかい、ホワイト大佐(おそらくホワイト大佐が先任)の前でもでかい顔してる」でした。

    カンタニャック


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