ここ十五年程、日本のwarbirdsファンの間ではフィンランド贔屓が顕著ですが、その人気のあるフィンランド空軍の活躍舞台は何時の何処？という質問でしょうか。
ＢＵＮ

　これは、冬戦争時の話ですが。
　強い軍事大国ってわけではないと思います。小国にもかかわらず、大国ソ連の侵略に敢然と立ち上がった天晴れな国、というイメージで認識されてるのではないでしょうか？　判官贔屓の日本人気質にピッタリな国なんですよ。
　詳しくは朝日ソノラマ文庫の『北欧空戦史』を読んで下さい。なぜ、贔屓されるのか分かると思います。
ツカドン

「北欧空戦史」が気に入ったら、その次は、大日本絵画の「雪中の奇跡」「流血の夏」「フィンランド空軍戦闘隊」なんてもおもしろいですよ。
バウアー中尉

　植村英一『グスタフ・マンネルヘイム』(荒地出版社）という本なんかもおすすめですね。

　それから、こちらは質問です。
　芬ソ戦争をあつかった名作小説として、Ｖａｉｎｏ　Ｌｉｎｎａという著者の『Ｔｈｅ　Ｕｎｋｎｏｗｎ　Ｓｏｌｄｉｅｒ』（１９６８）という本があるらしいのですが、Ａｍａｚｏｎｎ．ｃｏｍで検索をかけてもでてこないのをみるとたぶんもう売ってないのでしょう。
　地方の人間でも和書なら国会図書館から片道の送料を払って近くの図書館に貸し出してもらうという方法がありますが、もう手に入らない洋書を読むにはどんな方法があるのでしょう？　べつに現物でなくてもコピーでもかまわないのですが。

celetaro

大日本絵画から出ている世界の戦闘機エース４「フィンランド空軍のエース」
もおすすめです。
ＶＡＮＤＹ１

↑×２　すいません。
http://www.bibliofind.com/
ここで検索かけたら大量にでてきました。
失礼しました。
celetaro

フィンランドは独ソ戦中も本国では使われなくなった旧式の
バッファロー戦闘機を使っていましたが、これはソ連機相手に
「空の真珠」と呼ばれる程の活躍をしております。
他の兵器も外国のお下がりばかり(ソ連製まであった)でしたが、
それでもその勇戦敢闘ぶりはドイツ軍も頼りにしていました。

武士道とて武器あってのことで、それを無視することはできませんが、
逆に１９４０年の冬戦争や独ソ開戦からしばらくのソ連軍のように、
武器装備・戦略物資以前に抗戦意思の無い軍隊なんて全く話になりません。

スライム