ナチスのシンボルを始め、スワスチカ（鉤十字）の種類は数多くあります。日本のお寺の卍も鉤十字系のマークの一種であり、世界各国で形はそれぞれ違うものの、鉤十字系のマークが古代から多数存在し、聖なるものを示す紋様として使われてきました。一説には、普通の十字（これも多くの種類があるが）と同様、太陽の光が四方に伸びる様子をデザインしたものと言われています。なお、ヒトラーが幼少の頃、通っていた教会にスワスチカのマークがあったとか。
ちなみに、下記のサイト（英文）に様々なスワスチカ文様が示されています。ナチスとは関係無いが、スワスチカが好きで全身に様々な鉤十字の刺青を彫っている人のサイトだけど。ちょっと気持ち悪いが・・
http://www.bme.freeq.com/people/manwoman/
アリエフ

　ゴミですが。
　うちの母方の家紋が卍、それも正しくは裏返しの卍紋（右卍）です。つまりナチのシンボルそのもの。
うちの親戚が紋付き着てイスラエルやドイツに出かけたら、恐ろしいことになりそう。
　もっとも上に紹介されているサイトを見れば分かるように、スワスティカ文様はユダヤ民族でも使われていたのですが。
　家紋図鑑と言うサイトの卍紋のページ（http://www.harimaya.com/o_kamon1/zukan4/manzi.html）で、中段左端のがうちの母方の家紋と同じ。

　少し役に立ちそうな話をすれば、
http://www.stormfront.org/ns/gamada.htmlのサイトにナチとスワスティカの由来が述べられています。英語ですけど。


便利少尉

印欧語族（ヨーロッパの諸言語やペルシア語、インドのサンスクリット）の民族に共通する太陽を表すシンボルで元は○のなかに×を書いて表していたのですが石盤等に刻むさいの簡略化で曲線部が無くなったそうです。

スワスティカ自体はサンスクリット語で幸せであるという意味だったと記憶しています。たしかビシュヌを表すシンボルです。
いおーじま

卍や十字の象徴するものについては、
　　大和岩雄「十字架と渦巻」白水社1955年
が参考になります。また
　　鉄井慶紀「中国神話の文化人類学的研究」平河出版社1990年
の中の、　図章と思想（1）（2）（3）（4）
では「ウロボロス」（つまり巴形）について論じています。
　どうやら、「卍」「十字形」「太極図」などは「螺旋」を描いたもので、それが象徴するのは、「太極」「宇宙の本源」「生命の源」「原始の誕生」であり、また翻って、「あの世への入り口」「神の世界」を表わすもののようです。
休莫

　訂正　「十字架と渦巻」の出版は　1995年　です
休莫