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302 1 航空機、艦船の速度はノット表示とのことですが、距離も「目的地まで〜ノット」と言うのでしょうか? 2 またノットはメートル法ではないですが、独立の単位系ですか? 3 軍関係ではメートル法は使われていないのですか?(WW2時の陸軍はキロ、海軍はノットらしいですが)
Jps

  1. 一時間に一浬進む速度が一ノット。だから目的地までの距離は何浬(「かいり」、シーマイルですが口に出す時は単に「マイル」)ですね。
    BUN

  2. 1海里(シーマイル又は、ノーチカルマイル)は1852mで
    緯度1度の60分の1(1分)にあたります。
    1ノットが、時速1海里に当たるのはBUN氏の言われるとおり
    です。
    船乗りが「マイル」という場合は、海里のことであり
    陸マイル(1609m)とは違うので、注意が必要です。

    海上自衛隊の距離の単位は、海里(マイル)、ヤード、メートルが
    混用されているとの事です。

    なお、自衛艦では、

    当直士官「変針点まで○マイルです。艦長」

    艦長「予定通り変針点まで到着するには、どの位の
    速力だ。」

    当「前進強速です。艦長。」

    てな会話があるらしいです。
    有能な艦長は、何ノットで走ればいいか、即座に計算して
    答えをまっているそうです。

    SAW

  3. そういえば、日本陸軍機の速度計はキロ表示、海軍機のはノット表示だった
    という話を聞いたことがります。(「丸」掲載の陸軍パイロットの手記による。)
    それを知らずに海軍機に便乗した陸軍パイロットが、速度計を見て「失速してし
    まう。」とびっくりしたというエピソードがあるそうです。
    ノットや海里の方が、海図上で位置や距離をつかむのに便利らしいのですが、
    陸軍機は航法が不得手だったという説が出るのは、この当たりにも原因がある
    のでしょうか。

    日本陸軍機の航法能力が実際にはどの程度のものだったのか、(陸軍機は海上
    飛行が出来ないなどという説も聞いたことがありますが。)碩学のご意見をお
    聞きしてみたいものです。
    SAW

  4.  ノーティカル・マイル(海里)、ノットはメートル法とは別の系統の単位ですが、
    SI(Systeme Internationale)単位系でも、航空や海事の分野に限って、
    SI単位(メートル法を拡張したもの)との併用が認められていたはずです。

    便利少尉

  5. >3 「世界の傑作機」Vol.17 飛燕 P.20 左下にキ61試作機の計器板の写真があります。照準器の左下、昇降計の下・水平儀の左にあるのが速度計と思われますが、目盛が内外二重に振られており外側が 0〜500、内側が 0〜100 と読めます。外側の目盛がノット、内側の目盛が Km/h(x10) ではないかと思います。量産機の計器がこれと同じであったかどうか定かではありませんが、航空図(チャート)に目盛を緯度経度で記入するのは古今東西の常識であり、たとえ陸軍機といえども速度計にはノット表記の目盛りが入っていたのではないかと思います。
    ささき

  6. ちなみに、手記を書いた陸軍パイロットが操縦していたのは九七式戦の練習機タイプ(二式高練でしたかな。)だったそうそうです。
    速度計に関しては作者の記憶違いだったのでしょうか。
    それとも、陸軍機の航続距離延伸により、ノット表示と併記されるようになったのでしょうか。

    SAW

  7. 米も陸軍機は陸マイル表示ですよね。日本陸軍機も基本的にはkm表示のみではないでしょうか。 高速域を表示する為に2回りする速度計で、2つの単位系の表示はあまりに読み辛いのでは、と思い、探してみると...http://www.sam.hi-ho.ne.jp/ki-44/english/index1.htm、船津航空計器博物館さんに現物の写真及び解説がありました。
    みなと

  8. ささきさん、その計器の表示は外側が0〜400km/h、内側が400から700km/hの九八式速度計ではないでしょうか。内側の4が地上では針の陰にあり、700の表示が100に見えるのではないでしょうか。外側目盛りの最初の数字が5km/hですので、それが針を挟んで500に見えたのではないか、と。
    何にせよ、陸軍機はキロで表示されています。陸海軍協同試作以降の「性能標準」も陸軍用のキロ表記と海軍用の浬表記が併記されています。
    BUN

  9.  旧ソ連(ロシア)軍もキロメートル表記の計器を使ってますね。海軍用の機体には
    nmへの補正用計算用具を積んで対処したというのを読んだことがあります。
    大塚好古

  10. チャック・イエーガーが、朝鮮戦争中、捕獲したMIG−15のメートル法の計器盤にとまどうシーンが自伝にありますね。
    SHI

  11. さっそくの情報ありがとうございます。
    速度計ひとつにも御国柄、組織柄が出ているのですね。
    ところで「日本陸軍機は洋上飛行ができなった。」という
    説は本当だったのでしょうか。
    SAW

  12. 訓練はしているので「洋上航法の錬度が低かった」と表現した方が実態に合っていると思います。
    BUN

  13. ご教示ありがとうございます。
    一応訓練はしてた訳ですね。
    SAW

  14. >7、8 写真確認しました。外側目盛りが45まで、内側が50から始まる「三式速度計」のようです。500ノット≒1000Kmならノット−キロ表示に違いないと写真誤読したうえの早合点でした。いやさ面目ない(^^;)
    ささき


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