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305 アメリカ国内のミリシア(民兵組織?)は主にどのような活動をしているのですか? 何となく右翼っぽい気もするんですが。
豆腐ヨーカン

  1. アメリカの民兵組織というのは州軍のことではないのでしょうか?
    PT

  2.  ミリシャと言うのは、月から来る人たちと戦っている人たちのことです。

     じゃあなくて(自爆)、ネットでこんなページを見つけましたが、
    http://www.militia-watchdog.org/m1.htm
     まあとても一言では要約できないくらいいろいろな人たちがいろいろ活動しているようですよ。全体的に(日本人からすれば)右翼的に見えるのは確かですが、同時に孤立主義者でもあるようです。アメリカは国連から脱退せよ、とかスローガンを掲げている一派もあったりします。爆弾テロに走ったりする者もいるようですし。

     
    便利少尉

  3. 州兵(National Guard)と民兵(Militia)は全く違います。前者は軍制の一部をなしていますが、後者はまったく私的な団体です。米国憲法の修正第2条に、「良く訓練された民兵は自由国家の安全に必要であり、民衆の武装する権利は損なわれてはならない」というような条文があるので、彼らを取り締まることは難しいのです。オクラホマシティーの連邦ビル爆破で有名になった民兵諸団体は一般的に右翼的、反政府的で、人種差別団体と関連するものも多いようです。
    Sampon

  4. 便利少尉さんと回答が重なってしまいましたね。「一般的に」と書いたのはまずかった、と書いたのを読み返して思いました。要するにテキサスのウェイコとかオクラホマシティーのテロ事件で一躍注目を浴びたのが極右ミリシアで、彼らが派手な言動をするものでミリシア=極右テロリストというイメージがあるのでしょう。もちろんミリシアにも穏健なグループとか、サバイバルゲーマーに毛が生えた程度のものも多くいるのでしょうが、比率は分かりません。
    Sampon

  5. もうひとつ思ったのは、近代国家の本質の一つは、民衆の武装件を取り上げることではないでしょうか。明治維新後、幕末諸隊が全て解散させらせているのは、その象徴的なことだと思います。アメリカ人は自分達が世界で一番進んでいると思っていますが、その憲法には世界で一番遅れた部分がある、と思いますが、これは何とも皮肉な話しです。で、その矛盾がミリシアという形で現れたものかな、と。でも、前述憲法修正第2条に手をつけようとしたら、大統領の2,3人が殺されるくらいじゃ済まないんだろうな...
    Sampon

  6. 元々アメリカ国民は、国家が余計なことに干渉してくるのが非常に嫌いなんです。そのため、国家特に連邦政府の権力拡大には抵抗が強いし、国による社会保障なんて最小限で十分(したがって国民年金制度が無く、年金に加入していなから貰えない貧乏人がたくさんいる)、国民自身の自助努力によるべきだという考え方が根強い。それだから、ナチズムにせよ共産主義にせよ統制的な国家権力の考え方は支持されない。
    そして、こうした考え方から国民が銃を保有する権利を認めたりしている。しかし、個々の国民が武装しているから、ナチスのような全体主義の政府が出てきて支配しようとしても武装した国民が強く抵抗するので難しい。国民の銃保有権はアメリカの自由主義の証明だという考え方もあるわけで。
    アリエフ

  7. (修正)国民年金制度がないから・・
    日本のように全国民に加入を義務付けている年金制度が無く、公的、私的を通してどの年金にも加入していない人(したがって年金もらえない)が結構いる。特に貧困層に多い。国家が社会福祉を積極的に行なう必要はないという考え方が強い。
    アリエフ


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