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さらに疑問が湧きました。

> 寧ろ軍楽隊乗り組みの艦は軍楽奏楽が「加わる」というのが妥当な表
> 現なのです。

すなわち、軍楽隊が乗っていない艦においては、司令部としての礼式が
存在しないから、略されるとかそういった問題以前にその礼式が存在し
ないという風な理解で良いわけですよね?

軍楽隊は、一般に艦隊司令部付として旗艦に乗艦しているわけですが、
前述の通り、艦側の礼式と司令部側の礼式がそれぞれ独立していると
とすれば(この解釈は、小生にとって非常に自然です)、例えば軍楽隊
が乗っていない場合(例えば戦隊司令部とか、あるいは戦争末期など
軍楽隊を降ろしている艦隊司令部)は、どうなるでしょう? 司令部付の
信号兵が存在するはずなので、艦側の喇叭の「海ゆかば」と司令部側
の喇叭の「海ゆかば」があるのでしょうか? 「日本海軍史」には、そ
こまでの記述は無く、小生の洞察の範囲を越えております。基本的に
は、喇叭の「海ゆかば」を2回吹かれることはないのではないか、と
も思うのですが、いかがでしょうか。





今泉 淳


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