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170 第二次世界大戦の間には、結構オカルトじみた出来事がいろいろあったといいま
す。

日本の神社がルーズベルトの呪殺を試みたとか、
SSにはその手の魔法部隊が存在したとか、
いたずら好きの小悪魔「グレムリン」がエンジンを止めると信じられていたとか、
サンフランシスコで空に光が見えてレーダーが誤作動したとか――

他にはどんなものがあったのでしょうか?
またどの程度、信じられていたのでしょうか?
実際、資料的に確認されていたりするのでしょうか?
参考になりそうな資料にはどんなものがありますか?(理論系・トンデモ系両方)

こんなこと他じゃ訊けませんから、教えてください。
FIX

  1. 一見オカルトネタに見える質問の内容ですが、たとえば、鎮護国家の使命を帯びる寺社が敵国を呪詛するのは元寇の頃と同様、当たり前のことで、実際に行われています。マニアの間で有名な「敵国降伏」(ごうぶく)切手もそうした意味を込めて発売されたと考えて良いでしょう。
    米空母の沈没艦の名前の迅速な襲名なども、「不滅、永遠」の為の呪術と見るべきものなのでしょうが、こうした国家レベルで実施されていた事柄と、グレムリン等、噂、怪談的な確認不能の事柄と分けて考えるべきででしょう。

    話は脱線しますが、「前世はアトランティスの戦士でした。仲間達連絡下さい」という方がいても、「船舶砲兵OO部隊のOO兵長です。転生したので戦友会に呼んで下さい。」といった方がいらっしゃらないのは不思議なことですね。我々が手厚く(調べたり、模型作ったり)供養しているせいでしょうか?
    BUN

  2. これは戦後の話になりますが、イギリスには「ドーバーが燃えた日」を覚えている人が何人も居たそうです。
    英軍が海面にガソリンを流してドイツの上陸部隊を焼き払い、海岸には焼死体が漂着したとか…。現実に
    あり得る話でないことは明白なのですが、彼らは「わしは真っ赤に燃えるドーバーをこの眼で見た!」と
    主張して譲らないのだそうです。

    ドイツのUボートが輸送船を雷撃して轟沈させた時、「手足にヒレのついた大海蛇のような生物」が一緒に
    浮かび上がってきたという記録がある、という話もそのテの本に載ってましたね。その描写がモササウルスに
    酷似していたとか…。

    飛行機の後を付いてくる奇妙な球体「フー・ファイター」の話は広く信じられていたようですね。戦時中は
    ドイツ側もアメリカ側も敵の新兵器だろうと思っていたとか。アメリカのTV番組では米国製モスキートに
    乗っていた夜戦パイロットが「奇妙な発光体」との遭遇談を話していました。しかし長距離を飛ぶことでは
    他国に負けない日本パイロットの証言にそれらしい物が全然出てこないのは奇妙な対照ですね。
    ささき

  3. オカルトではないが、独ソ戦初期、ソ連軍に虐殺された自軍兵士の死体で性器の部分が切り取られているものが何件も目撃され、切り口の状況から見てソ連兵士が食べたようだという話がドイツ軍兵士の間で広まっていたそうです。連勝気分のドイツ兵も、この話にはぞっとしたとか。小島譲の「ヒトラーの戦い」に載っていたかな。
    アリエフ

  4. 便乗質問になりますが、『ジャパン・ボーイ 日系アメリカ人たちの太平洋戦争』(大谷勲:角川書店)
    にて、アメリカ兵が死んだ日本兵の性器を切り取り、その兵士の口に詰め込んだというのがあったのですが、
    他の国(日本含む)でもあったのでしょうか?

    如水

  5. ↑アメリカでは今でも主に人種差別による殺人でこういうことをする人がいますので、そういう国民性(?)なんでしょうかね。
    Schump

  6. ニューギニアやレイテなどの一部の戦線では遺棄死体を残しておくと日本兵が
    食べてしまうという噂があり、アメリカ軍は何としても死体を回収したという話があります。
    それが本当かどうかは微妙な問題なので日本側の証言もほとんど残っていません。
    こういち

  7. しみじみと怖く、かつ感動するのが「撤退するキスカ守備隊にアッツ島守備隊が総出で手を振っていた。」というのがあります。こうした怪談ネタなら出典を問わなければ結構数がありますよね。
    BUN

  8.  戦後の引き上げ時、知人と同じ汽車に乗り途中まで一緒だったがいつのまにかはぐれて
    しまい、後で聞いたらその人は戦死していたとか・・・「会えるはずのない人」に会った
    という話を良く子供の頃聞きました。兵隊さんは皆似たような格好だから間違えたのだろ
    うとも父は言っていましたが。
    YOU

  9. >4
    記憶モード失礼。フランスの対アルジェリアゲリラ戦に関するとある本にフランス兵がこう言う殺され方をするシーンがあったような気がします。
    SHI

  10. オカルトと言えば駆逐艦が消えたという「エルドリッジ号事件」とか、
    バミューダ海域での「雷撃隊消滅事件」が有名でしょうか。
    あと、P−51で「正体不明の飛行物体」と空中戦のうえ撃墜された
    という「マンテル大尉事件」とか。この辺はいわゆる定番ですかね。
    ささき

  11. 不吉な前兆としては昭和18年だったかな楠神社の大鳥居が白昼、
    突然倒壊するというしゃれにならない事件があったそうです。
    当然厳重な報道管制が敷かれたそうですが、大楠木公には日本の
    行く末が見えたのかもしれません。
    こういち

  12. ↑それは知らなかったけれど、しかし縁起の悪いことですね。
    ところで、縁起の悪いと言えば、私の誕生日は10月23日なのですが、ガダルカナル総攻撃失敗の日で、ロンメル戦車軍団がエルアラメインで敗北した日で、レイテ海戦の初日です。人生、最初から定まっているように思えて心底、怖いです。
    関係ありませんが結納(降伏調印)は5月8日です。
    他に縁起の悪い誕生日の方はいらっしゃらないのでしょうか?
    BUN

  13. 6月6日なので悪魔の子とよく言われます
    YOU

  14. 9月13日なので数年ごとに13日の金曜日になるぐらい


    SUDO

  15. 友人の誕生日が8月6日のはず。
    kazu

  16. 社会科学的オカルトとしては・・・我が国の誇る「件(くだん)」があります。
    牛身人面で生まれ、予言を行いすぐに死ぬというイカす奴です。

    憲兵司令部史料に曰く、
    ・「神戸地方テハ『件』カ生レ自分ノ話ヲ聞イタ者ハ之ヲ信シテ三日以内ニ小豆飯カ
      『オハギ』ヲ喰ヘハ空襲ノ被害ヲ免レルト言ツタ相タ」
     (松山市 昭和20年3月26日 憲兵説諭)
    ・「岩国市ノ或ル下駄屋ニ『件』カ生レ来年四五月頃ニハ戦争ガ済ムト云ツタ」
     (岩国市 昭和18年12月上旬 科料15円ニ処ス)
    ・「○○テ牛ノ様ナ人カ生レ戦争ハ間モナク終ルト云ツテ死ンタ」(昭和20年)

    また内務省警保局保安課内部資料に曰く、
    ・「○○で四脚の牛の様な人が生れ此の戦争は本年中に終るが戦争が終れば悪病が
      流行するから梅干と薤を食べれば病気に罹らないと云って死んだ」(
      昭和20年1 - 3月)

    要するに江戸後期以降折にふれ現れる流言飛語なんですが、これはこれで興味深いですね。
    Das Reich

  17. 斯界の一流どころの作品としては、かのマーチン・ケイディンの手になる『空の上の超常現象』(PHP新書)があります。訳者は野田昌宏大元帥。
    まなかじ

  18.  しかし、バミューダで消えたアヴェンジャーが発見されてから10年ぐらいになるんだけど、
    あの事件はいつまで空の怪奇事件にされるんだろう…。
    大塚好古

  19. バミューダ海域といえば、船の墓場“サルガッソー”も有名ですが、あれも単なる伝説で、実際には“ホンダワラに絡まって遭難”した船は存在しないそうですね。レイチェル・カーソン『我らをめぐる海』に、この辺りの海域の描写が味わい深く記されています。
    雪風2

  20. そういえば「エルドリッジ号事件」はフィラディルフィア海軍工廠に勤務していた、
    SF作家の海軍技術士官(ハインラインだかアシモフだか失念)がしていたSF与太話を、
    偶然通りすがりに聞いた、その手の話に詳しくない人間が本気にして言いふらした。
    とか言う珍説を見たことがあります。本当にありそうな話ですが。
    まぐまぐマグロ

  21. ハインラインでしょうね(海軍大尉)
    まなかじ


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