シドニー攻撃とは特殊潜航艇による攻撃のことでしょう。わずかに雑役船が沈んだのが唯一の戦果みたいです。
ロックマン

　オーストラリア大陸への攻撃は以前にも質問が出ていましたので、詳しくは述べませんが、一航艦によるものも含め、何度か空襲がありました。一説にはこの時に捕虜になったパイロットがカウラの暴動を指揮したとか。
　あと、シドニーに関しては特潜の攻撃くらいですが、これはこれで泣かせる話がありまして、豪海軍大佐が勇敢な特潜搭乗員に敬意を表して海軍葬を行ったとか、遺体を捕虜交換潜に載せて返したとか、戦後に訪れた遺族の方が大歓迎を受けたとか、この辺りの話は現地に行けば大抵のガイドさんが教えてくださいます。
　シドニーへの攻撃は一回だけで、３隻で行われましたが、全て沈んでいます。その内、場所の解らない１隻を除いて引き揚げられ、２隻の艇体を合わせて形を復元したものがキャンベラの戦争記念館に保管されています。ちなみに、日本に送られた遺体は、当然ながら、この２隻の乗員４名のものです。後の二人は未だ海中です。合掌。
　また、ニコイチの特潜は普段は展示しておらず、５年前に私が行ったときは見られなかったのですが、オリンピック開催中は倉庫の中身を全部展示してあるそうなので、今なら見られるはずです。私も行きたかったな〜。（泣）
tomo

ありがとうございました。
そうですか、過去に出ていましたか。検索で引っかからなかったので書き込んでしまいました。申し訳ありませんでした。再度、過去ログを読み直して出直して参ります。
せせひわ

徳間文庫　ウ4-4　
ISBN4-19-599143-9　CO198 P540E(0)
特殊潜航艇戦史
Peggy Warner/妹尾作太男共著、妹尾作太男訳
1990年8月15日初刷￥540
ほぼ、絶版かもしれません。
かむかむ

＞かむかむさま
　ご紹介ありがとうございました。
で、早速確認したところ……ご推察の通り絶版でした。残念です。
せせひわ