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277  日本でとある宗教団体が富士の裾野にサリン工場を作っていましたが、海外
にも政府の管理下以外のところが毒ガス工場を作っていたみたいなことありま
したか?
のらねこ

  1. ないと思います。
    日本の方が異常なんです(あの膨大な量の原料物質の流れをみりゃ、普通の国なら疑ってかかると思います)。

    ま、農薬とかだって立派な毒ガスと言われりゃ、その通りかも知れませんが。
    勝井

  2. アメリカでは毒ガスよりも簡単に銃火器が手に入るので、過激な宗教団体は自動小銃やグレネードランチャーで武装してるみたいです。数年前にアジトに立て篭もったカルト団体とFBIスワットが激しい銃撃戦を展開した時は全米規模のニュースになりました。
    ささき

  3. う〜ん、、農薬のことを「毒ガス」って言ったら農家の人は怒るかもよ。
    tackow

  4. 化学兵器は気象条件に左右されやすく(風向きが悪いと仕掛けた方も危なくなるし)、慎重な取扱いを必要とする結構使いにくい兵器です。政情不安な国では政府の管理化にない勢力、それもかなり大きい組織集団がいくらでもありますが、彼等が実戦用として銃火器等の通常兵器の方を好むでしょう。
    オウムの兵器購入、製造のやり方は所詮、素人の発想だと思います。形は真似たものの熱や衝撃に強い金属で造られていない欠陥密造銃、高価で最新の機材を導入する一方、パイプの繋ぎ目からサリンが漏れるという欠陥プラント、要するに、冶金工学や工業化学といった生産に必要な技術を修得した人材を入れることなく、画期的な兵器を作ってしまおうとするわけで、指導者が兵器製造の実際をよく知らなかったのではないでしょうか。
    アリエフ

  5. >3
    殺虫剤として使われた、パラチオンはサリン、タブン、ゾマンと共に本来殺人用の神経性毒物として生まれたもので、それを農薬に流用していたものでした。
    代表的商品はバイエルン社のホリドール。ホリドールは果樹園限定で使われ、ホリドール散布下では動くもの全てに完全な死が訪れました。もちろん取り扱いと散布時、散布後の注意は厳重を極めましたが死亡事故や重篤中毒事故が絶えず、使用禁止になりました。
    古い果樹栽培者の中には今の農薬は利かない、ホリドールがあれば・・・となつかしむ声があります。
    SHI

  6. ええ、そうだと思います。が、土地柄周りは兼業農家の方が多いのですが、
    「毒ガス」等とは言えません・・・実際、怒られた時もあるんですが(笑)
    tackow

  7.  現在農業系の学校に勤務しております.そこの古い先生方に聞くと「昔は殺虫剤を撒いた水田に赤い旗を立てて,立入禁止にしていた.そうしないと,人が死ぬ」とのことでした.
     実際に強力な有機燐系殺虫剤(つまり,サリンなんかの仲間)が使われていた時代は,毎年幾人かの中毒者が発生していたそうです.つまり,”鳥の名前”真理教のサリン事件の被害者の治療には,その時代の知識・技術が使われたって話を聞いたことがあります.
    となりの大トロ

  8.  ついでに最近病院で見たこと.
     先日娘が緊急で入院したとき,その病院の処置室に農薬中毒の処置マニュアルがありました.
     それを見てると,殺虫剤関係の部分には,サリン中毒の際に,患者の治療に使われた薬物の名前が大量に.やはり,サリン中毒は,殺虫剤の治療技術が応用されているようですね.
    となりの大トロ

  9.  有機リン系薬剤ではありませんが・・・
     旧陸軍の化学兵器工場があったことで知られる大久野島(広島県)では、サイロームという殺虫殺鼠剤を一般に市販していたそうです。詳細は忘れましたが、茶1号(青酸剤)の製造過程で出る副産物か何かを原料にしていたと思います。
    ブラック・タロン


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