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330 民間航空の分野では、国内に出版物が少ないため、洋書を購入し、個人的に翻訳して楽しむことがよくあります。
そこで質問なのですが、日本語版の出ていない(今後も出る可能性がほとんどない)洋書を個人的に翻訳し、オリジナルの日本語版を作成した場合、
1.個人のサイトでそれを公開すること(出典明記/文章のみ)は可能でしょうか?
2.著者・出版社に許可を求め、権利料を支払わなくてはならないのでしょうか?
3.複数の洋書を翻訳し、ひとつの文章に組み入れたものはオリジナルと
みなされるのでしょうか?

事情にお詳しい方、教えて下さい。
くろねこ

  1. 個人のホームページで、部分を引用するのは全く問題無いでしょう。
    特に三番なら、やり方によっては全く問題が無いかもしれません。

     ただ、くろねこさんに申上げたいのは「他人が作ったモノは、貴方のものではなく、他人のモノである」ということです。世の中にある情報や著作物は野の花ではありません。人間が作ったものなのです。著作権上問題が無ければ良いとか、この程度なら文句が来ないと言った問題では無く、他人の創作物を引用の限度と必要を超えて単純に転記したり、複数の著作物を切り張りして編集したりすることは、良い事ではありません。恥ずかしいことなのです。
     便利であればいい、使いやすくコーディネイトされていればいい、といった事では断じてありません。他人のネタでモノを仕上げることは泥棒なんです。繰り返しますが、著作権上の問題がクリア出来れば良い、といった話ではありません。
     まして、個人のホームページでは尚更「自分の言葉で語る」ことが重要なのではありませんか。役に立つ洋書があれば、時間をかけてよく咀嚼し、自分の中で醗酵させてから自分の言葉で語り直せばいいんです。
    BUN

  2. >2 BUNさんのご指摘はもっともだと思います。私自身、これまで著作権というものに対する考え方が甘かったと反省しています。(実は日本語の文章を引用することに罪悪感を感じていたので、それなら洋書を、と考えたのです。)

     しかし、こういう趣味の性質上、自分が直接関わっていないことに関しては他人の著作に頼る他ありません。具体名は挙げませんが、洋書の文献・写真などを翻訳・引用してそれをネタとして売っている和書籍(雑誌)もあります。またBUNさんのいう「広義の著作権」を適用した場合、内容が何かの書籍からの引用だけで成立している多くの趣味サイトはすべて泥棒ということになるのでしょうか?

     BUNさんはよく「自分の言葉で語り直す」という表現をお使いになりますが、それでオリジナルの資料を超えることができるとは私には思えません。BUNさんが執筆されている「真実一路」の記事をみても、説得力が生じ、かつ決め手になっているのは資料(旧軍の公式書類等)そのものだと思います。それははたして自分のモノといえるのでしょうか?

     本題に戻りますが、洋書の中には日本で紹介されていない興味深いことが多々あります。それを翻訳するのにも当然ながら労力がかかりますし、それで私にお金が入ってくるわけでもありません。ただ「皆に紹介したい」という気持ちから、それが法的に許されるのかどうか知りたかったのです。

     もう少し、よく考えてみようと思います。
    くろねこ

  3. 最初に申し上げて置きますが、私は公的なアーカイブで公開されている公的資料を引用、再解釈しているのであって、先日、別の場所でくろねこさんに注意したような事をしている訳ではありません。あれはそのように使う為の場所であり、資料なのです。
     また、防研や他の施設の保存文書や国会図書館に保存されている米国のレポート等は必要な物が安直に手に入る訳でもなく、そのまま転記できるような物でさえありません。真実一路に引用した資料も既に二十数年公開され続けて来た物であり、膨大な保存文書の中からある一つの事実を発見、検証する作業は「真実一路」の記事内容に関しては今まで誰も手をつけずにいた事です。一度や二度、そこを訪れた所でどうなるものではありません。多少の自負も込めて言えば、あそこで公開したいくつかの件は、私がやらねばあと数年、あるいはもっと長い期間日の目を見ることの無かった事実だと思います。他人の創作物をパクるような所業とは根本的に異なることを肝に銘じて戴きたい。

     以上は特異な例ですが、真実一路の記事の中でも幾つかの物は既製の出版物からの情報を引用、再構築したものです。例えば外国機の記事などは100%洋書の記述に頼っています。しかし、あれは何処から見ても私の著作物であり、私の見解であり、私の言葉で語ったものです。
     それに、真実一路の中では他の方も書いていますが、例えばSUDOさんの記事は、みなさんも簡単に書店で入手可能な数冊のごく一般的な書籍から得られる情報のみを再解釈、再構築して、あれだけの独自の論を打ち立てているのです。世界の艦船の増刊を購入、精読された方は何万人もいらっしゃるでしょうが、そこからああした独自の見解をあれだけの形で纏めた人物は極めて稀です。彼が商業出版物に寄稿できるだけの人物である理由は単に人の繋がりのみでは無いのです。

     自分の言葉で語る、というのはどういう作業を指すのか、少しは理解して戴けたでしょうか?国内の出版物は問題があるから、それでは外国出版物で、といった発想はとんでもないものであることを解って戴きたいと思います。
     自分で料理することなく他人の業績を利用することに広義の著作権などと言った権利の問題を持ち出すのも実にさかしらな態度です。自分の言葉、自分の見解を持って、胸を張って公開できるものを目指すべきです。

     繰り返しますが、他人の著作物やホームページのコンテンツをそのまま転記して公開することはいけないことです。やってはいけません。


    BUN

  4. 3番について法律上の観点からいうと、複数の洋書を翻訳したものを繋ぎ合わせただけでは、オリジナルとは認められず著作権侵害となります。部分的に引用しながらも自分の考え方などが十分盛り込んでいれば創造性が認められ、原著作とは別の著作物として扱われることになります。ただし、どの程度の引用までだったら著作権侵害にならないか、かなり微妙なところがある。
    なお、他人の著作物を翻訳したものを本人に無断でホームページで公開したり本にしてばら撒いたりすることは、それが販売目的又は対価を得る目的でなくても著作権侵害となります。
    著作者の本が優れたあるいは興味深い内容であり日本国内に広く知らしめるべきであるとして、著作者との合意の上で翻訳本を発行する、又はホームページで公開することはあっても良いのだろうけど、ただ権利関係はきちっと押さえないといけません。もちろん、ホームページ上での公開の仕方も合意内容によるわけで、原著作者が誰かわかるようにすることは最低限のルールでしょう。
    アリエフ

  5. くろねこさんが、ある種の善意で考えた事なのだとはわかるんですよ。
    でも、他人の著作物、収集物、といった努力の結果を単に纏めただけでは駄目なんです。そういった配慮が大きく欠けていると思えたものですから、少々きつい口調になりましたが、アリエフさんがおっしゃるように法的にも不味いし、道徳的にもいけないんです。特に後者の問題ですね。
    BUN

  6. 過去、他人の著作を引用したことについては謝罪します。申し訳ありませんでした。

    しかしながら「独自の解釈があった方がよい」というのは分かりますが、例えばA,B,C.Dという4つの書籍から該当個所を抜き出して纏めたものは著作権侵害にあたるのでしょうか?もしそれがまずいのなら、多くの雑誌記事や書籍がそれに該当するのではないですか?例えば、どこかの出版社が「日本海軍機」という別冊を作るとして、その中には必ずオリジナルの記事や見解が含まれているものなのでしょうか?私にはそうは感じられません。

    それから私は何かしらの見解を確立するためにこの趣味をやっているわけではありません。多くの情報を集めて、それで自分の好奇心が満足すればそれで十分です。
    BUNさんの記事は労作だとは思いますが、そこには「戦争は悲惨だ」というメッセージもなければ、犠牲者に対する慈しみも全く感じられません。
    くろねこ

  7.  くろねこさんは、「戦争は悲惨だ」というメッセージを世に伝えたかったり、戦争の犠牲者に対する慈しみを現したかったりするのでしょうか。
    そうでしたら、ご自分の言葉でいかようなりとも表現なさったらよろしい。
    その上で、論拠として洋書なり和書なりを挙げられるなり、引用されるなりなされば良いのです。
     失礼ですが、そのこととご質問の1.2.3.とはあまり関係ないように思えます。
    私の意見を言わせてもらえば、1は明らかに著作権違反、2は恐らくたいていの場合許諾が得られない、3は引用部分が過度に及ばなければ著作権法上の問題はない。ただし他人の見解のつぎはぎでしかない文章は「恥ずかしい」です。

    便利少尉

  8.  このスレッドでの師匠の発言に、耳の痛い思いをしている方々は多いような気がします。
    私もそのひとりです。

     師匠の言われていることは、レベルが高すぎてついていけない、というのが正直な気持ちで、
    そう言う意味では、くろねこさんの意見に賛成したいところです。

     ただ、「BUNさんの記事は労作だとは思いますが、
    そこには「戦争は悲惨だ」というメッセージもなければ、
    犠牲者に対する慈しみも全く感じられません。」というのはどうでしょうか?

     歴史を語る上で一番重要なことは、感情に流されず、客観的事実を見ることだと思います。
    戦争反対を叫ぶことが唯一絶対の正義ではないはずです。
    また、師匠は、自分の文章がさまざまな人々(たとえば実際に戦争に行かれた方)の眼に触れることを、
    常に意識されているように私には感じられます。

     そして、仮に師匠の文章が「戦争は悲惨だ」というメッセージがないゆえに
    不完全なものだったとしても、
    それがくろねこさんの主張が正当であるという証明にはなりません。
     自分の主張を通すために、相手の欠陥を突く、というのはどうかと思います。

     間違いをおかしていない人間など、この世に存在しません。
    くろねこさんがどうしてもそれをやりたいのなら、
    他人に反対されても、やればいいのだと思います。
    著作権を侵害したところで、死人が出るわけでもありません。
    自分のホームページに、自分の責任で掲載するものなら、
    別に師匠の許諾を取る必要はないのですから。

    どんべ

  9. >4つの書籍から該当個所を抜き出して纏めたものは著作権侵害にあたるか?
    説明不足だったかもしれないが、各書籍の作者の合意、許諾を得ていれば著作権侵害の問題は生じません。ただ、合意内容によっては権利料を求められるかもしれない。
    質問の2にも関係するが、翻訳者側が権利料を自己負担するか、あるいは該当部分を有償のサイトにして閲覧者から費用を徴収し権利料支払いに当てる方式が考えられますが。
    アリエフ

  10. >それから私は何かしらの見解を確立するためにこの趣味をやっているわけではありません。多くの情報を集めて、それで自分の好奇心が満足すればそれで十分です。

    でしたら何もそれをわざわざ公開する必要はありません。

    自分で物を創ることに興味が無いのであれば、ネット上で情報発信する必要もないでしょう。私は戦争の悲惨さについて言及するつもりは毛頭ありませんが、自分の欲求を満たす為に他人の著作物を利用してはばからない姿勢は更にさもしいものです。それよりも、くろねこさんは「自分が何を創ったらいいか」わからない状態であるのに、何かを無理やり仕上げようと足掻いているのではありませんか?
    そう言う時は無理をせずに、自分で時間をかけて考えて、自分なりのものを創れる時を迎えればよろしい。待てばいいんです。
    例に取って恐縮ですが、どんべさんのHPの広島原爆に対してのコンテンツは、ちゃんと引用を超えて作者の言わんとする何事かを表現していると思います。そういった意味では良い見本でしょう。それに各種出版物にしても、低レベルなものはありますが、貴方のような考えで製作されたものは殆どありません。それ故に誤解、誤謬があるのですが、それは別の問題です。何が創作で何がパクリなのかよく考えて見るべきでしょう。便利だからみんなに見せる、だけでは世の中、通用しません。
    BUN

  11. 「戦争の悲惨さ」については道徳云々を持ち出されたので答えたまでです。少なくとも私がやった行為は、レイテ沖で海没した将兵の気持ちに配慮することなくメカだ何だと云って故意に戦争の本質を隠蔽し美化する行為に比べて数段マシだと考えています。あれをみて子供が「戦争って格好いいんだ」と思ったらBUNさんたちは責任をとれるのでしょうか?やっていることは戦時中の軍事雑誌と本質的に変わらないと思います。元軍国少年と戦争をゲーム・小説でしか知らない若い世代を明らかにターゲットにした編集は、それが「客観的な事実」のみで構成されているかいないかといった問題以上に大きな道徳的問題を抱えていると私は感じます。

    それから飛行場データベースに関してはあそこはいずれ流れていく掲示板であり、他の方の参考になれば、と考えて投稿したまでです。別に自分の手柄にしようとかそういう気持ちは全くありませんでした。とりあえず調べたところから掲示板に書き込んでいき、ある程度の情報が集まった時点でまとめなおすつもりだったのです。自分の作品に見せかけようと思ったら、ああいう抜き書きのかたちで投稿はしません。

    今の私は「何を創ったら良いか分からない」というよりも「創りたいものはあるけれど、そこにオリジナルな部分はない」という状況です。自分が未公開写真や文献を所有している訳ではないので、何かを書こうと思ったら図書館等で調べた資料などを用いる他ありません。他書からの引用が多いのは「恥ずかしい」という方がいますが、自分が実際にそれを体験していない以上、何かをベースにしなければ説得力も根拠もない只の「お話」になってしまいます。結局、誰かの見解が評価され、それが創作と見なされるのは未公開文献や写真を入手した場合や当事者にインタビューした場合にかぎられるのではないのでしょうか?

    それにしても「自分の見解がないなら発表するな」というのは大きなお世話だと思います。もともと設問の回答と関係ないことを言い出したり、ここは偉い誰かの考えを有り難く拝聴する場所ではないのですよ。

    (このスレの投稿はこれで最後にします。気分を害された方、申し訳ありませんでした。)
    くろねこ

  12. 私が道徳的問題だと言っているのは「他人のものを盗んではいけない」という事柄に尽きます。他人の創作物、収集物には一定の敬意を払い尊重すべきだという主張の何処がおかしいのでしょう。貴方は「他人のもの」と「自分のもの」の区別がつけられない方なのですか?
    私は、他人の著作物を「そのまま丸ごと転記するのは悪いことだ」と言っているだけです。他者からの引用が恥ずかしいのではなく、それに何がしかの自分の見解も添えずにただ内容もそのまま、ストレートに盗用することが恥ずかしい、と言っているのです。それに対して貴方は「みんな多かれ少なかれ泥棒だから構わない」と強弁しているに過ぎません。「・・・だから」「・・・のつもりだったから」と理由をつけても、それは書き手の方の都合に過ぎません。私は事情が理解できましたから、簡単に「マズイよ」と言ったのです。こんな単純なルールが納得できないのであれば、公の場で発言する資格はありません。くろねこさんは御自分の行動を見た子供が「他人のものを盗んでも良い」と考えたら、責任はとれますか?
    ミリタリー趣味のサイトで「戦争賛美者」と批判されるのも不思議な気持ちです。くろねこさんは今まで我々の事をそのような目で見られていたのでしょうか?何にせよ、理解していただけないようでとても哀しく思います。

    BUN

  13. ちょっと誤解があるとまずいので著作権上の「創造性」について補足。
    ここでいう「創造性」とは表現上のオリジナリティ、独自性のことであって、例えば、別に新たな発見とか独自の見解がほとんど盛り込まれていないとしても、原作の丸写しでない、独自の表現方法が取られていれば原作とは別の「創造物」とみなされる。例えば、専門家向けの無味乾燥で難しい用語で書かれた資料を基にして、ど素人にもわかりやすい注釈をつけ、かつ対談記事風にアレンジするなどして初心者向けの面白い読み物にし立てた場合のように、表現上の工夫、独自性が十分盛り込まれていれば原作の著作権侵害とはなりにくい。
    ミリタリー関係の雑誌記事も、こうしたアレンジを行っている場合が多いと思うし、難しいことをわかりやすく、面白く噛み砕いて解説することは有意義なことだと思いますが。
    程度問題でもあるが、原作者に無断で原作の丸写ししたものを切り貼りした上で本として販売する、又はホームページで公開する場合は、著作権侵害として訴えられても仕方がない。
    アリエフ

  14. >レイテ沖で海没した将兵の気持ちに配慮することなくメカだ何だと云って故意に戦争の本質を隠蔽し美化する行為

     とありますが、何処で「故意に戦争の本質を隠蔽して美化」しているのでしょ
    うか?
    tackow

  15. 他人の著作を引用したことについては反省していますし、既に謝罪もしています。
    しかしデータベースの掲示板に投稿する際に一体何の見解を付けろとおっしゃるのでしょうか。「滑走路600メートル2本」というデータから、何の見解が引き出されるのでしょうか。「おそらくジャンボ機は離発着不可能だろう」とでも書けと言うのですか?必要かつ求められることは客観的なデータのみでしょう。(飛行場に関しては、全ての飛行場につきそれぞれ2つ以上の資料を用いて、できるだけそのまま引用することを避けています、未だ纏める以前の段階ですが)それにデータベースの本文に採用するかどうかは私が決めることではありません。

    それから「盗む」「盗む」を連発されていますが、当時の状況を記した資料は非常に限られた分量しかなく、先人の研究成果と全く重複せずに何かを創ることはほぼ不可能だと思います。「盗む」のはいけないことですが「利用すること」は仕方がないことでしょう。BUNさんの説を伺っていると、科学者は学術論文を執筆する際に、まず重力の法則から一人で発見しなければいけないのではないか、とさえ感じます。BUNさんの執筆された航空機データベースの「零戦」の箇所は航空雑誌や「世傑」等に一度も発表されていないことなのでしょうか?独自の見解がなくても他の人が利用しやすいように纏めるということにはそれなりの意義があると考えます

    >こんな単純なルールが納得できないのであれば、公の場で発言する資格はありません。
    これは時々BUNさんが使われる表現ですが、貴方に私の資格云々を決める権利はないと思います。「人のものを盗んではいけない」というルールは分かっています。しかし「人のものを盗んではいけない」というルールだけで単純に物事が解決するなら、著作権問題でこれだけ訴訟沙汰が起こることもありえないでしょう。そもそも、だからこうやってAnsQで訊ねているのではないですか。

    断っておきますが、私はミリタリーファンの方を軽蔑しているわけではありません。BUNさんのことを「戦争賛美者」だとも思っていません。何かに興味を持ち、熱心に調べるということは素晴らしいことだと思います。しかし、ミリタリー趣味のサイトだから聖域である、という考え方には同調できません。言いたいことはまだありますが、とりあえず今回はこれで終わりにしたいと思います。
    くろねこ

  16. さてさて、簡潔であるが故に美しい言葉があります、

    「質問があって、回答がある」

    私、商売柄、一応、この「著作権」に関しては、研修を受けています。
    その資料が丁度手元にありますので、参考までに。
    ただ、くれぐれも、“参考まで”にですよ。
    とんでもない誤解があるかもしれません。
    この書込みを真に受けて君が逮捕・監禁・生命の危機に陥っても
    ユキちゃんは一切関知しないからそのつもりで。
    また、今では誰も信じてくんないけど、法科出身だから、母校に泥塗る結果になる
    かもしれないけど、神の愛に満ち満ちた創始者のこと、きっと
    「弟子の不徳は自分の不徳」と
    自らを鞭打ってチャラにしてくれることでしょう。

    BUN師匠の心意気には本当に胸を打たれるのですが、私は表現に関する権利に
    対して、道義的な判断は不要と考えています。
    全ては模倣され、オリジナルもそれによって切磋琢磨されるべきだと思うからです。
    私が「著作権」を考える時のポイントは3つだけ。

    1.これは明らかにオッケイ。
    2.これは明らかにダメダメ。
    3.出るとこ出るっきゃないわね。

    一口に「著作権」といいますが、これは財産権の一つ。
    つまり、法的に保護されているのは名誉ではなく、財産なのです。ですから、
    厳密には「著作財産権」と呼ばれるべきシロモノです。
    この「著作権」は、おおよそ下記の通りの内訳があります。

    1=複製権 2=上演(演奏)権 3=放送権 4=口述権 5=展示権 6=上映権
    7=貸与権 8=翻訳権 9=翻案権 10=二次利用著作権の利用権。

    上記の権利の内容は、ま、基本的に読んで字の通り。

    で、大切なのは、
    「刑法ではない」
    という点です。だから、例えば私が
    ○田×也著『大空の七人の侍』という物語を
    デッチ上げても、ムショに放り込まれることはありません。

    著作権所有者が、財産的に損害を被ったと判断した時、初めて私は窮地に立たされます。

    で、前置きが長くなりましたが、

    1.の質問への回答。
    著作権所有者が、自分の財産を侵害されたと判断した場合、具体的には
    「これで金稼いでるのに、ロハで読む奴が出ちゃうじゃん!」とムカついた場合は訴訟となり、
    くろねこさんの状況はとても不利です。

    2.の質問への回答
    この作業を、「著作権の譲渡」と「利用の許諾」と言います。詳細は複雑を極めますが、
    その真相は唯一言にして尽す、曰く「そうです」

    3.の質問への回答
    出るとこに出ましょう。
    くろねこさん側の弁護士と、相手側の弁護士のデスマッチが楽しめます。


    有名な法格言に、
    「権利の上に眠る者は法の保護を受けず」
    というヤツがあります。
    もし、くろねこさんが引用した著作物の著作権保有者が、なんらアクションを起こさなかった
    場合は、なべて世はこともなし、です。


    しかし、
    ・明らかな盗作
    ・芸の無い丸写し
    ・故意、善意を問わぬ改竄

    これらを行った場合、
    たとえ自分の懐が痛まなくても、逆に膨らんでも、
    本当に失ってはならないものを失います。

    それは、私も肝に銘じているつもりです。

    酒と博打と盗作、ダメ、ゼッタイ。

    雪風2

  17. くろねこさんは何がオリジナルかという認識について、大きく誤解していますよ。
    何かの本に書いてあることは、全て使えない等と誰も言っていません。
    何か間違った思い込みに駆られた非常に頑なな姿勢を感じます。
    それと、便利だからといってルールを外れてはいけない、のは当然のことです。
    雪風さんの最後の数行をよく読んで見てください。

    また、私の事を戦争賛美者と言ったつもりが無いとは、既に吐いてしまった前言をどうお考えなのか、聞きたいところです。

    >レイテ沖で海没した将兵の気持ちに配慮することなくメカだ何だと云って故意に戦争の本質を隠蔽し美化する行為に比べて数段マシだと考えています。あれをみて子供が「戦争って格好いいんだ」と思ったらBUNさんたちは責任をとれるのでしょうか?やっていることは戦時中の軍事雑誌と本質的に変わらないと思います。

    こういった理不尽な物言いは、一体どういう意図でなされたのか、非常に知りたいく思います。一度口に出したことには責任を持って戴きたい。

    BUN

  18. 更に、「BUNさんたち」とは誰を指すのか、それも明白にしてください。
    これも、場合によっては聞き捨てならない言葉ですよ。
    BUN

  19. まず繰り返しになりますが、私は先日他書の記述を引用したことについては反省し、既に謝罪しています。「抜き書き・切り張り」はルール違反ということもよく分かりました。そのうえで、BUNさんがあまりにも「独自の見解」を強調されるものですから、纏めることだけにも意味があるのではないか、と述べただけです。
    もうこの話題は終わりにして下さい。

    >レイテ沖で
    に関しては、自分の発言には責任を持つつもりです。
    しかし、どうとったら「BUNさんは戦争賛美者だ」というふうになるのか分かりません。戦争の悲惨な経験から「平和主義」を憲法の一大柱とする戦後の日本において、旧軍の兵器について原稿を執筆し、それが趣味の雑誌に掲載されるということがミリタリー・ファン以外の一般社会からどのように受け取られるのか、想像されたことはないのでしょうか。

    兵器に関する本を販売してはいけないとは思いません。
    しかし、兵器のメカニズムやディティール、戦闘描写のみにスポットをあてた本を販売することは戦争の悲惨さを伝えにくくする作用があります。子供は刺激的なものに飛びつきます。しかし教育現場などでは「戦争の悲惨な記憶を風化させまい」と日々努力されているのです。私は、判断能力のない子供にそういう本を見せることはそうした努力を無にしかねないのでは、と危惧しているわけです。例は悪いですが、性教育の前にポルノを与えるようなものです。しかも、今後は祖父の世代から直接戦争経験を聞くという貴重な機会も失われていくわけです。

    何かを出版する以上、社会的責任が生じるのは当然だと思います。私はそうした可能性を示唆したまでです。言い方は不適切だったかもしれませんが、全く理不尽というわけではないと考えています。繰り返しますが、戦争賛美者である、とは一言も言っていません。

    *BUNさんたち、というのは「歴史群像」兵器関連シリーズの執筆者達のことです。
    くろねこ

  20. あなたはこう言っているんですよ。

    >メカだ何だと云って故意に戦争の本質を隠蔽し美化する行為

    どう申し開きができるんです?
    BUN

  21. >兵器のメカニズムや・・・子供は刺激的なものに飛びつきます。
    議論ボードに場所を移すべきなのでしょうけど、このように言われるからには、ガンダムのような未来戦争アニメの方が子供にとって余程刺激的ではないのでしょうか?そういうものを子供に見せるな、作るなと言いたいのでしょうか?
    アリエフ

  22.  BUN師匠の文章をわざわざインターネットで捜して読んだり、
    「歴史群像」を買って読んだりする者が、判断力のない子供だとは到底思えないんだが。
    便利少尉

  23.  兵器は「人殺し」の道具ですからくろねこさんが仰ることも判ります。
     しかしながら、殊更にそれを強調するのもどうでしょう?旧軍の兵器=悲
    惨な戦争と短絡するほどに「一般社会」のヒトは無知ではないですよ(勿論
    毛嫌いする方も居られるでしょうが)。

     私もそうでしたが、軍用機、軍艦、戦車、この趣味に入る前幼少の頃から
    好きでした。それは自然な感情で、であるからといって戦争が正当な行為で
    あるとか悲惨さを直視しないとは別問題でしょう。
     ここに集まっておられる方々は「戦争の悲惨さ」について一般の人よりも
    造詣が深いのではないでしょうか。

     繰り返しになりますが、「兵器」と「戦争の悲惨さ」を短絡的に結びつけ
    るのは簡単ですが意味のない行為であるとも言えます。単なる論点のすり替
    えにしか過ぎません。

     でも、これ以上ここで続けてもきっと結論は出ませんよ。もう止めませんか?
    tackow

  24. 飛行場データベースの件で何か感情的なしこりが残っているようですね・・・。
    お二人がWeb上ではなく酒の席などを御一緒されれば、誤解は割と容易に解けるような気がしますが・・・。
    名もなき人

  25. >*BUNさんたち、というのは「歴史群像」兵器関連シリーズの執筆者達のことです。
     なんて書かれちゃったので私もシカトするわけにはいかなそうです。
     で、私の見解。
    1.くろねこさんはこのような質問をわざわざされているのだから、著作権をないがしろにするつもりははなからないと感じました。もし、すでにそのようなことをされているとしたら、それを少し気に病んでの質問だと思います。それなのに説教されたので、引っ込みがつかなくなってるだけなのではないでしょうか?
    2.著作権に関しては雪風2さんの判りやすい回答がありますから、何も言うことはありません。ひとつだけ補足するなら「データに著作権はない」ということを私は聞いています。
    3.上の方が書いてるとおり「面とむかってお話しをする」ことを私もお勧めします。

    なお、私は「第二次大戦機マニア」であって「ミリタリーマニア」ではありません。また、第二次大戦でどういうことが行われたかは一通り把握しているつもりです。

    胃袋3分の1

  26. >戦争の悲惨な経験から「平和主義」を憲法の一大柱とする戦後の日本において

    ここはWarBirdのAnsQです。
    ここでその話をしなくても戦争責任を軽んじていることにはならないでしょう。
    非武装、憲法論議は別の、その趣旨に沿った掲示板でお願いします。

    アオキ

  27. ちょっとだけ、補足。
    著作権法は刑法ではない、と書いたけど、

    刑事上の制裁も定めてます。

    「三年以下の懲役または100万円以下の罰金」

    もちろん、親告罪です。権利者の告訴なしに訴追されることはありません。

    つまり、これも、権利者次第という意味です。
    雪風2

  28. もうこれで打ち止めにしますが、21から26までのご意見に対する
    私なりの意見を述べます。

    >21 今の子供世代にとって旧軍の兵器は架空のものとほぼ同じだと
    考えます。だから一層危険だと思うのです。空想上の産物と現実に存在
    したことは次元が異なります。スリガオ海峡で実際に数千名の人間が
    地獄のような状況で殺されていったということをもし知らなければ、
    「兵器は格好いいんだ」と思うだけでしょう。

    >22 航空雑誌の読者層は数的には中高生の読者が一番多いという記事を
    読んだことがあります。「歴史群像」の豊富なイラスト等もそれを意識して
    いるのではないでしょうか。私は、お正月休みに普段「航空ファン」などを
    立ち読みしている中学生が読むことが多い、と思っています。

    >23 「兵器の格好良さ」と「戦争の悲惨さ」を容易に切り離す人は
    「兵器ファンは戦争の悲惨さはよく分かっている(はず)」とよく言いますが、
    「戦争の悲惨さは」は「兵器解説本」以外のところから学んだのでは
    ありませんか?「戦争の悲惨さ」を排除した兵器本のみを読んでいる人が
    戦争の悲惨さについて考えることがあるとは私には思えません。
    それから「論点のすりかえ」と言われても、もともと設問の回答と異なる
    個人的な意見を寄せてきたのは向こうの方です。

    >25 胃袋さんが関わっておられる「歴史群像」について批判することは
    心苦しい面もあります。営業妨害のようなことを書いてしまい申し訳なく
    思っています。

    >26 非武装・憲法論議など誰もしていません。戦争・兵器を憎む国民感情
    という当たり前の話をしているのです。文章はよく読んで下さい。

    設問者としては、雪風2さんの回答が一番役に立ちました。感謝しています。
    また、今後は「盗作」「パクリ」と言われないように十分気をつけたいと
    思います。
    くろねこ

  29. あと、アリエフさんの詳しい解説にも感謝しています。
    ありがとうございました。
    くろねこ

  30. >メカだ何だと云って故意に戦争の本質を隠蔽し美化する行為

    この表現は不適切でした。撤回し、BUNさん他皆さんの名誉を
    傷つけたことを謝罪します。申し訳ありませんでした。
    くろねこ

  31.  この論争を読んで、何故こじれてしまったかを考えました。
     くろねこさんはレスの内容を深読みしすぎています。深読みしてしまうのはしょうがないのですが、こういうものは胸の内に留めておいて、レスで述べられている内容のみに対して反応を返すのがよいと思います。
     反応を返す際は、話題が跳び過ぎないように配慮すべきだと思います。そうしないと、止めどなくレスが広がってしまいます。(これは私の以前のレスの反省でもあります。)
     また、個人への過度に攻撃的な表現も控えるべきだと思います。何か指摘する際には、オブラートにくるんだ表現をすべきです。個人同士が私的に対話している時にはさほど問題にならないのですが、HPは公の場ですから。(この点は私も実践し切れていませんが……。)この辺は、つい先頃のレスにも言えるでしょう。
     とにかく、送信する前に、読み返して読み手にひどい不快感を与えてしまわないかをチャックすることです。
     偉そうとか、若造のくせにとか、事なかれ主義と言わないでくださいね。節度を超えた論争は、その他の人を不快にしてしまうことがありますから、その防止策です。
    tomo

  32.  読み返せといったそばから自分が誤字書いちゃったよ。
     チャック→チェック
     面目ない。他にもあったら許してね。
    tomo

  33. >31 tomoさんのご意見は謙虚に受け止めたいと考えています。
    他の方を不愉快にさせてしまったのなら申し訳ありませんでした。

    しかしながら、深読み(誤解)をされているのはBUNさんの方だと思うのです。
    最初から「コイツは洋書の記述をパクって自分の記事にするつもりだろう」という先入観を持って、回答を執筆されているような気がしてなりません。

    飛行場の件にしろ、BUNさんは「盗用」「パクリ」と勝手に決めつけられていますが、前述したとおり、私は複数の資料を使って、できるだけ「そのまま抜き書きすること」を避けたつもりです。資料も全部合わせると「日本民間航空史」「民間航空史話」以下十数冊を使用していますし、個人の回想録に関しても、コマギレ状態の複数のものを検討し、整合性などをチェックしています。それに関係ないかもしれませんが、BUNさんが恵比寿に行くのと同様、私も新橋や神田で資料を集めているのです。

    それでもやはり、自分のオリジナルというのにはちょっと疑問が残る、そこで洋書で全く新しいことに挑戦しよう、と考えてこの設問をしたわけです。私が考えているのはそういう意味でのオリジナリティということであって、「盗用」とかそういうこととは全く次元が違う問題を話題にしているのに、いつまでも「盗用はいけないことだ、そんなことも分からないのか」と言われても、何の有益な情報にもなりません。

    本来、このスレは設問に対する回答のみで終わるはずだったのです。「師匠」と呼ばれるBUNさんなら何を書いても許されるのでしょうか?そんな誰かが偉いとか「修行が足りない」とか、いつからここはそんなふうになってしまったのでしょう。非常に残念です。どんべさんや勝井さん、あなた方がBUNさんに対してどう思おうが勝手ですが、ほとんどの人にとってBUNさんは「師匠」でもなんでもないのですよ。
    くろねこ

  34.  失礼ながら、くろねこさんの言っていることは終始一貫していないように見える。
    そもそもの質問、
    >そこで質問なのですが、日本語版の出ていない(今後も出る可能性がほとんどない)洋書を個人的に翻訳し、オリジナルの日本語版を作成した場合、
    >1.個人のサイトでそれを公開すること(出典明記/文章のみ)は可能でしょうか?
    を読めば、私的な翻訳を原著者や出版社の許可なく、引用の限度を超えてまるごと掲載しようとしていると思われてもしようがない。

    便利少尉

  35. >34 洋書の翻訳に関してはどういう権利が生じるのか全然分からなかったので、一番基本的なところから教えてもらおうと思っただけです。
    1.が問題があるということは分かっていますが、他の趣味のサイトで、例えば英会話学習をテーマにしたところで、雑誌TIMEの記事などを個人的に翻訳して紹介している個人サイトがあったので、もしかしたら「翻訳権」のようなものが生じるのかな、と考えたのです。
    2.3.を読んでいただければ私ができるだけ著作権に違反しないようにしている、という意志を感じ取っていただけると思います。
    便利少尉さんの解釈にははっきり言って悪意を感じます。そのままパクるつもりなら何故こんなところでわざわざ訊ねる必要性があるのでしょうか?
    くろねこ

  36. くろねこさんにはまだ「著作物」というのがどういうものなのか「引用」というのはどういうことなのか
    十分理解できていないようです。

    >BUNさんが執筆されている「真実一路」の記事をみても、説得力が生じ、かつ決め手になっているのは
    >資料(旧軍の公式書類等)そのものだと思います。

    くろねこさんはこう思っているわけですが、そうだとしたらBUNさんのやっていることは「正しい引用」
    であり問題はありません。もし他の人が同じ資料を同じように引用しても同じ話になるとは限りません。
    ことによると全く正反対の方向に話を進めることも可能かもしれません。こういったものが「著作物」
    であって、BUNさんが言うところの「咀嚼して自分の言葉で語る」という意味です。

    これに対してくろねこさん自身は
    >資料も全部合わせると「日本民間航空史」「民間航空史話」以下十数冊を使用していますし、
    >個人の回想録に関しても、コマギレ状態の複数のものを検討し、整合性などをチェックしています。

    だそうですが、実はこれが一番問題になります。
    何故ならこれは引用でもないし、かといって書いた本人の著作物とも呼べません。
    (引用は原文に対して忠実に行い、出典を明記することが条件。その上で必要最小限にとどめるのがマナー)

    飛行場データベースの話で言えば、データのみ明記するとか(そうしているものもありますよね?)、
    年表形式にまとめるとか著作権的な問題をクリアする方法はいくらでもあるんです。
    胃袋さんが25で述べていますが、データそのものは著作物に含まれません。しかしどこまでがデータで
    どこまでがデータでないかを厳密に区分するのは難しいことです。
    例えば
    「B-29は巨大な飛行機である」という文においては「B-29=飛行機」はデータとして扱えますが、
    「巨大な」は単に原文からもってきただけの場合にはNG、
    自分自身が巨大だと感じた上でそれを記述するならOKになります。
    (勿論、読み手が判断するのは難しいので、これは書き手のモラルの問題になります)
    この辺りからもう一度じっくり考え直してみては?

    追記:忠告を与えてくれる人に対して悪意を感じるなどと言うのは失礼ですよ。

    長文失礼しました。
    PT

  37. 私は誰の発言にも悪意は感じません。むしろ善意が先走りすぎて論理がすれ違っているように思えます。
    質問:「洋書を日本語に翻訳して公開して構いませんか?」
    回答:「場合によりますが、基本的にはダメです。」
    これで済んだ筈の問答ではないですか?もうこの位でやめておきましょうよ。
    ささき

  38. >くろねこさん

    貴方がBUNさんを気に入らないのは貴方の勝手です
    問題なのは、そういった個人的感情をここで広げてしまっている事なのです

    貴方の個人的感情や個人的見解を
    さも大多数の人間の意見を代弁しているかのような態度で語らないで下さい

    貴方はあなたです
    そして、他の人も貴方では無いのです
    素のままの個人として堂々と戦ってくださいな

    「国民感情」や「ほとんどの人」なんて持ち出さないで
    くろねこさんはくろねこさんとして、説得力のある言葉を出してください
    それこそが「自分の言葉」ですよ

    SUDO

  39. >英会話学習をテーマにしたところで、
    >雑誌TIMEの記事などを個人的に翻訳して紹介している個人サイトがあったので、

    さて、「著作権の制限」といヤツがありまして、法律上、著作権には限界が設定
    されています。全てを挙げると切りがないので、この際、いい機会です、
    図書館なり本屋さんなりで調べてみましょう。
    で、

    「新聞、雑誌に掲載された時事問題に関する論説」

    これは、モロ、「著作権の制限」に当たります。
    先に胃袋さんがおっしゃられた、「純粋なデータ・数値」もこれに当たり、
    「俺が調べた結果なのにいいいぃぃぃ!!」
    という悲鳴はウチューでは誰にも聞こえません。

    但し、論説でも、転載禁止の標示があった場合は明らかにダメダメ。
    そして、要注意なのは、
    「記事への記名は転載禁止の意思表示」
    とみなされます。

    なんにせよ、民事訴訟の世界は理不尽ですよ。

    仮にくろねこさんが1冊の英語の本に感動し、その素晴らしさを伝えようと
    翻訳してネットで公開したとします。

    その同じ本を、私が「儲かるな」と思い、ほんの少しだけ手を入れて、○田×也著
    として売り出したとします。

    ある日、作者がネットを見て、
    くろねこさんのサイトを見て訴訟を起こしたとしましょう。

    くろねこさんが、
    「雪風もやってるじゃん、しかもカネ儲けてんじゃん、作者がヤツの本名になってるじゃん!!」
    と叫んでも、本当の作者が私を訴える気にならない限り、ババを引くのはくろねこさん
    だけなのですよ。

    それくらい、世の中、理不尽です。
    この世は悲しいことばかり。

    で、ですね。人間関係ってのは、いつも理不尽なんですよ。
    納得いかないでしょうが。
    そして、個人と個人とが関われば、当然、摩擦も軋轢も矛盾も生じます。

    それでも、師匠は私の師匠であり、くろねこさんも私の師匠であり、
    胃袋さんもどんべさんも勝井山関も、その他、皆が私の師匠だと思ってます。

    皆さんが、私の持っていない物を持っています。

    ここで投げ捨てるのは、惜しいと思いますよ。

    一息、入れては如何ですか?
    雪風2

  40. で、個人的には、

    37.

    こそ、智恵ある言葉。

    さすがはウチュー人、人類の研究はかなり進行していると見える。

    「人間は、最高の善意から最悪の結果を生み出す」

    ですよね、ささき大佐。
    雪風2

  41. >33.どんべさんや勝井さん、あなた方がBUNさんに対してどう思おうが勝手ですが、
    ほとんどの人にとってBUNさんは「師匠」でもなんでもないのですよ。

     ご指名ですので、いちおうレスいたします。
    前回も書きましたように、

    間違いをおかしていない人間など、この世に存在しません。
    くろねこさんがどうしてもそれをやりたいのなら、
    他人に反対されても、やればいいのだと思います。
    著作権を侵害したところで、死人が出るわけでもありません。

    というのが、私の「個人的見解」です。

    どんべ

  42.  …もう少し、書いちゃおうかなぁ…
     
     「単車は転んで上手くなるものだ。」などと、よく言われます。
    転倒を恐れて走り出すことができなければ、上達もなにもありません。
    何はさておき、まず行動する、というのが一番だと思います。
    そして、転んでも、その痛みに耐え、傷を癒して、また単車に跨るのです。

     現在のくろねこさんが痛みを感じていることは容易に想像できます。
    でも、そういった痛みに耐え、克服していくことで、
    人間は成長していくものなのだと、私は考えます。

     しつこく繰り返しますが、「とにかく行動すべし」というのが、私の「個人的見解」です。
     本当に求めるものがあるのなら、傷つくことを怖れてはいけない、
    私は、そう信じています。

    どんべ

  43. 私、くろねこさんの気持ちもよくわかるんですよ。学生時代国際法ゼミに所属しており、あちらの書籍をうんうん唸りながら翻訳し自分なりに「引用」してレポートを発表したところ、指導教授から再三助言をいただいて愉快でなかった覚えがありますから。もっともその際の誤解はそれから間もなく催されたゼミコンで教授とお酒を酌み交わしながら「お話し」をしたら、あっさり解けてしまい?ました。
    ですので、くろねこさんが関東にお住まいなのであれば、来る30日のオフ会に参加されては如何ですか。
    時間を置いてしまうと誤解を解くきっかけがますます掴めなくなってしまいますので、早いうちに善処された方がよいと愚考します。
    もしかすると、くろねこさんは参加しづらいかもしれません。かくいう私も先述のゼミコンで教授と「お話し」するのは全くもって気が進みませんでしたから。でも、今思えばあの機会を逃さなくてよかったとつくづく思います。ここはひとつ「騙された」つもりでオフ会に参加されることをお勧めします。
    24=名もなきひと

  44.  私は、どんべさんのご意見に承服できません。

     他の方も書かれているように、著作権侵害は親告罪です。
    つまり、侵害された方が気付かなければ罪に問われないし、また気付いても
    訴訟を起こすのがめんどくさいとおもえば見過ごすこともあります。
    しかしたとえ訴えられなくとも、他人の著作物を無断で利用したという道義的な問題は厳として存在します。
     つまり、仮に著作権を侵害するような行為があったとしても、常にそれに相応しい罰を受けるとは限らない、と言うことです。
    バイクでこければ必ず痛い思いをしますが、著作権侵害は必ずしも罰を受けない。
     うまく目を逃れて訴えられもせず、第三者から批判も受けなかったなら、
    こんなものでオッケーと勘違いしてしまうかもしれません。
     現実にも他人の著作を安直に利用したりする行為がまかり通っています。
    最終的には事故責任とは言っても、著作権の侵害を招きかねない行為を奨励するのは賛成できません。

     念の為言っておきますが、これはあくまでもどんべさんのご意見に対する一般論。
    くろねこさんがそのようなお方だと言っているわけではありません。誤解のなきよう。

    便利少尉

  45.  ↑…というツッコみは、あって当然ですね。
    便利さんの主張が正論であり、
    くろねこさんにとっての安全策であることは、
    間違いありません。
     部分的には反論もあるのですが、今回は省略。
    このスレッドでの私の発言は、これで最後とします。

    どんべ

  46. ココはBUN大先生管理のサイトだから、くろねこさんの反論は空しいですね。
    どうせ何を反論してもBUN大先生とその子分らに袋叩きにされるだけですって。
    まあ著作権なんてのは著者の気分次第なもんでさあ、嫌がるなら他の人のを使えばいい。

    匿名でごめん

  47. ↑ そういう事は堂々と名乗って書きましょう。これではただの卑怯者ですよ。「人を褒めるときは大きな声で。人を貶すときはより大きな声で。」という言葉を贈ります。
    tomo

  48. おいおい、46の毛沢豚さん、
    私は滅多に発言しませんが、以前から継続的にこの名前を名乗っています。
    私にいいたいことがあればあなたが語気荒く立てた議論ボードでどうぞ。

    こちらの「匿名でごめん」さんは、アドレスからして毛沢豚さん(とその別名たち)でしょうか。
    おそらく以前のAns.Qでの毛沢豚さんに対しての私の発言を根に持っているんでしょうね。
    私のスタンスや考え方はあちらで一応述べておきましたが読んでいただけましたか?
    私はROMです。特別なことがなければしゃしゃり出ません。
    私のそれには「匿名」という語は入っていますが、それだけです。
    私の発言はアイデンティファイできます。
    私はネームをころころ変えるあなたと違って、この名前以外での無責任な発言はしません。
    基本はROMですが。
    発言も言葉を選んでいます、私自身は選んでいるつもりです。
    語気荒く喧嘩腰で感情量たっぷりのあなたとは違います。

    誰がBUNさんの子分なんでしょうか。
    ぶしつけで被害妄想な発言はみっともないと思います。
    匿名でごめん

  49. さて、くろねこさんへの回答ですが、私の経験だと、完璧に商売でやってる人ならともかく、
    こういうマニアックな分野の人は、世界共通で愛情溢れるオタクなので、
    気安くオッケー出してくれる人が7割、徹底的に厳格な人が3割だと思います。まずは、

    (1)出版社気付けで、著者に引用したい主旨を書いた手紙を送る。
    この時、日本でしか入手できない航空資料を付けましょう。日本の航空雑誌でも良いかも。
    十打数七安打で、オッケーの返事が来て、中には先方の秘蔵資料をくれる人もいます。

    (2)くろねこさんのサイトで、引用を明記し、原著の入手方法・価格を記述する。
    もし原著をAMAZON.COMかなんかで、入手したなら、リンクを貼るのも良いですね。

    これだけやれば、何の問題も無いかと思います。ね、BUNさん。
    (音楽や自動車といった、ミリタリー以外のジャンルですけど、僕はこの手を使って成功した経験があります。)
    ところで、くろねこさんは、まだ経験ないでしょうけど、
    出版や音楽は「ゴーストライター」が職業として認知されてるしたたかな世界です。
    僕、自分の作品の感想を聞きたくて、とあるミュージシャンに自分の曲を録音したテープ送ったら、
    返事が梨のツブテだったのは良いとして、僕の曲が、僕のメロディそのまま、アレンジ変えて、
    その人の名義になって発表された経験があります。悔しかったあ。(今でも腹立つ)。
    玄人の世界は、そんな行為に罪悪感を持たない人が一杯います。
    音楽と出版の違いはあれど、その道に詳しいBUNさんが、
    いきなり(事情を知らない、くろねこさんにとって)ドギツイ反応をしたのは、僕には充分解るのですよ。
    無頼庵

  50. 要は、事前に相手の許可を取った上で、
    サイト上で
    「くろねこさんは、原著の翻訳者/紹介者にすぎない事」を明記すれば良いのです。
    ダメもとで、上記の方法を試してみて下さい。
    著者から肉筆の返事が来たときは、凄く嬉しいですよ。
    無頼庵


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