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365 戦時中の米軍はコンビーフのほかになにを食べていたんですか?
ぐう

  1.  物資不足の初期ガ島では日本軍が残していった米や乾パンも食べていたそうです。

     あと、食べていたとは言えないかもしれませんが、有名なのがチョコレートです。しかも、甘みを抑えて不味くしています。(苦みが濃い?)将兵にも不評です。何故かと言えば、チョコは非常時用食糧と位置づけられていたのですが(高カロリー食品ですからね。)、普段通りの美味しいものだと、何でもない時に兵が食べてしまい、いざというときにチョコが無いというような事態を招きかねないからだとか。
     進駐軍の将兵達が「ぎぶみーちょこれいと」と群がる子供達に惜しみなく分け与えていたのはこういう事情があったようです。また、食糧不足、甘味不足の当時の日本では、米兵が不味いと言っているチョコも美味しく感じられたという哀しい考察もおまけで付いてきます。
     
    tomo

  2.  便乗質問ですが、なぜ、コンビーフの缶詰は独特の形状(風呂場の椅子みたいな)をしてるのでしょうか? 普通の缶詰は円筒状なのに。軍隊の規格なのでしょうか?
    ツカドン

  3. >2 こんな事らしいですね
    http://www05.u-page.so-net.ne.jp/xa2/mayu-ito/sobo20000525.html
    http://www13.big.or.jp/~msk/tisen/ko/0014.html
    詰め易い、出し易いって事でしょうか
    アンサラー

  4. 米軍といっても基地で温かく新鮮な素材を用いた給食が食べられる兵隊もいれば(幹部将校ともなればフルコースのディナーも)、最前線で何日も携帯食糧で我慢しなくてはならない連中もいます。コンビーフのような缶詰類は給食を十分受けられない前線部隊で重用されていたわけで、他にも野菜の缶詰など可能な限り栄養バランスに配慮したものを食べるようにしていたわけですが。なお、米軍の携帯食糧に関する質問が過去ログにありますので、そちらも参考にして下さい。
    アリエフ

  5. チョコレートで思い出しました。
    かのインカ帝国を滅ぼしたことで知られるコステロが、遠征先で原住民から捧げられたカカオ豆の絞り汁を皆で飲んだ。すごく苦かったんだけど、それから兵士が元気になった。これを見たコステロが驚いた…これがチョコレート(ココア)がヨーロッパ人に普及したきっかけ…だと、子供の頃に読んだ「学研まんがシリーズ」の記憶があります。

    そう考えるとチョコレートって、兵隊用のサプリメントとして、由緒あるものかもしれませんね(w

    ごるぴゐ

  6.  あのー、ささいなツッコミですが。
    >かのインカ帝国を滅ぼしたことで知られるコステロが、
     コルテスじゃなかったですか?
    便利少尉

  7. 戦時中の米軍には、携帯缶詰食セットCレーションが存在していたとの
    ことです。
    これは、おかず用の豆や肉の缶詰と、パン代わりの缶詰やコーヒを
    セットにしたものだったようです。

    又、Kレーションという軽量携帯食があり、こちらは、コンビーフや
    プロセスチーズなどの組み合わせとなっており、Cタイプより軽量と
    なっていました。当初は空挺部隊に、後には一般部隊でも使用される
    ようになったとのことです。

    特徴としては、両者とも、「1パックで○食分」となっており、バリエ
    ーションも数種類あり、戦場でも、なるべく違った味が体験できるよう
    に工夫してあったとのことです。(まずかったらしいですが。)

    明確に判断する資料は、もっておりませんが、このあたり、当初から
    「○セットで●食分」になっている米軍レーションの方が、輸送コス
    トに関して、我より彼の方に「一工夫」あったように思われます。


    追記
    缶ジュースに良く見かける「濃縮果汁還元」も米軍が兵士にジュース
    を飲ませるために開発したという話です。
    (煮詰める事により、輸送体積を現象させ、現地で加水して飲用した
    とのこと。)
    これも彼の「一工夫」でしょうか。

    以上記憶カキコですが御参考までに。



    SAW

  8. >コルテスじゃなかったですか?

    う、フォローすいません(^^; 自信が無かったけど、やっぱり間違ってましたね…
    ごるぴゐ

  9. コステロ;COSTELLOは、一見ラテン系の名前ですが実はアイルランド系の名前です。
    SHI

  10. さてさて。ヌルヌル中年男がおじゃまします。

    コルテスは、アステカ(中米)を侵攻。
    インカ(南米西側)は、ピサロ。

    イメージ的に2人が滅ぼした、と言っていいかもしれないけど、
    厳密を期すなら
    「シャレにならん手口で荒らし回った」
    と言った方がいい鴨。

    滅ぼしたのは、やはり、キリスト教西洋文明そのものであり、
    なによりおそろしいのは、その行動理由の中に少なからず純粋な
    「彼等なりの正義」
    が含有されていた点だと、私は考え取ります、おじゃまさま。
    雪風2

  11. 補足。

    インカを最初に侵攻したのがピサロ。
    アステカを最初に侵攻したのがコルテス。

    完全に覆滅した時に誰がスペイン軍を指揮してたかは失念。
    千葉に帰れば分かるけど・・・。
    雪風2

  12. 補足2。

    記憶が正しければ、アステカを覆滅したのはコルテスだったかな?

    ちなみに、みんなが大好き「ファイナルファンタジー」に登場する
    「ケツァルコルトル」は、アステカの神様。

    みんな、むかしむかしのおはなし。
    雪風2

  13. ↑ ううぅ、お題とはあまり関係のないコルテスのことで、何でこげぇたくさんフォローが来る…こわいところだ(自爆
    ごるぴゐ

  14.  蛇足。ケツァルコアトルのあんよ。
     南北アメリカの人々がヨーロッパ勢力にあっけなく制圧されたのには、「旧大陸からもたらされた疫病が猛威をふるい、人口が激減したから」という理由も大きいようですね。戦うべき人間がいなくては抵抗のしようも無いわけです。
    ノースバーグ


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