レスが付かないようなので僕なりの考え、
１８６１年南北戦争が勃発するとともに、南部連邦政府は個人が所有する船を武装して民間人が乗り込み、北部諸州の船を襲い、積荷を奪って経済的な利益を上げることを許可しています。その為にいわゆる私掠免許状を発行しています。南部諸州では多くの私掠免許状の申請があったと言われています。ニューオリンズでは私掠船によって２９０トンの石炭船が拿捕されています。アメリカ合衆国政府は南部諸州の発行した私掠免許状を認めず、私掠船の乗組員を海賊として扱い、拿捕した私掠船サバンナ号の乗組員を海賊として告発しています。あまり詳しくないのですが、１８６２年になると封鎖により南部私掠船の活動はほとんど無くなったといわれています。
そのあと、１９０７年の第２回ハーグ万国平和会議で、戦争行為をする船は全て正規軍の仕官によって指揮されていなければならないと定められています、これにより私掠船は無くなりました。一流の軍艦に匹敵する艦船は国家の庇護がなければ維持出来ないと思うので、質問者の『海賊』は南北戦争が最後だったと思います。

ＳＩＮＹＡ

補足します。
やはり南北戦争中のニューオリンズで、長さ３９メートルのトレイン号と言う船を私掠船とする為に衝角を付けられています、ニューオリンズの投資家がこの計画に出資したそうです、この船はマナッサスと改名されましたが、私掠航海をする前に南部政府に摂取されています。もしも当初の予定どおりに出撃していたら、機走し衝角をつけた私掠船（合衆国政府から見れば海賊船）になったかもしれません。
ＳＩＮＹＡ