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534 質問といえる程の事ではないのかも知れませんが、先日の新聞で、今回のインド洋派遣が見送られたイージス艦(確か“こんごう”)の乗員が匿名で不満を漏らしている記事がありましたが、やっぱり自衛官の方も旧軍の軍人と同様に、戦地に赴きたいという気持ちが働くものなんでしょうか?
amagi

  1. 何をアホなことを…(苦笑)
    と、いうかマスコミの客観性というものをamagi氏、信じ込み過ぎです。(申し訳な
    いが)
    もう少し記事の読み方を勉強しませう。

    「そう考える人もいた」であって、あれをもって「自衛隊の総意」と思った時点で、
    その新聞の術中にはまり込んでいると私は断言しますね。
    sorya

  2.  逆にですね、派遣が決まった艦では全乗組員に派遣を希望するかどうかの個別面談を行い、希望しない隊員を他艦へ転属させた、とも聞きます。一部の船では、幹部と幹部候補生しか乗っていない、との笑い話にもなっているとかいないとか。
     sorya様も述べられていますが、一事が万事とするのはいかがなものでしょうか。
    能登

  3.  誰も指摘しないので、そして、ものすごく気になるので
    書かせていただきますけど、
    「旧軍の軍人」が「戦地に赴きたい」と考えていたというのは
    本当でしょうか?

    どんべ

  4. 戦記を読んでいると、まだ実戦参加のない若い兵隊が作戦に連れて行って欲しいと言う場面があったので、現代の自衛隊はどうなんだろうと疑問に思ったんです。
    すいません、認識不足でした・・・。
    amagi

  5. 旧軍人の中の「職業軍人」で、士官學校卒業者は、かなり本気で戦地に行って、見栄えのある職につき、活躍しようと思っていたようです。
    日清戦争に従軍した後備役将校が、日露戦争に応召して、「どれ、また、ひとつ勲章をもらってくるかのー」と勇んで出征した、と話にあります。
    満州で諜報活動をしたので有名な石光さんは、やはり日露開戦で豫備役少佐で応召し、中佐になって還ってきました。
    ところが、軍隊生活で恵まれなかった人(剰員整理や陸大卒業者の抜擢進級のあおりを受けて早々に豫備役になってしまった人)の中には、召集令状がきたときに、「勝手に放り出しておいて、勝手に召集しおって、陸軍とはまことに勝手なところである」と憤る人もまた大勢いました。
    さて兵隊さんは、もう出征するのは無我夢中で、厭だ、怖い、やけくそだ暴れたるぞ、などの感情がゴタマゼになり、動員部隊では、出征の前になると、それが暴発して窓ガラスを片端から割ってまわったり、内務はめちゃくちゃになる、上官は見てみぬふり、という情景がよく展開したと云います。(平時でも大阪の聯隊では夜中に殆ど全部の兵隊が營庭に飛び出してわめきながら駆け回り、あっという間にまた内務班に戻って寝てしまう、という奇怪な現象があったと伝聞されております)
    話はちょっと違いますが、野間宏の「真空地帯」が、留守部隊で兵隊が野戰行きに怯える状況を活写していて興味深いです。こっちは人事掛准尉に賄賂をすると、野戰行きを免れ、その代わりに人事掛にとっては大変なお荷物の監獄帰りの兵隊が出征するというお話しです。
    あるめ

  6.  ゴミレスなんですけれども・・・。
     私の親戚は、兵役期間中、休みがあれば、頼まれもしないのに必ず連隊長の家へ押し掛けて行って、「奥さん、何でもしますけぇー、何でもゆうてつかあさい!」
    と無理やり家事を引き受け、そのおかげで外地への出征をまぬかれたそうです。同村出身者はほとんど外地で戦死したそうですが、本人にとってもつらい経験だったようで、罪責感からか、のちに新興宗教にはまってしまいました。農家の跡取なのでもし農作業ができなくなるような怪我をすると一家の生計が破綻してしまう、という心配からの行動だったので、まさか一緒に学校に通った友人・知人がみんな死ぬとは思わなかったでしょう。戦争に行きたくないイクォール臆病、ではないことは昔も今も同じだろうと思います。戦後長らく親戚一同で笑い話にしてしまったエピソードなのですが、今から考えると笑う話ではないですね。反省しています。
    りんちゅー

  7.  一般にイージス艦乗員は士気・練度も高いですし、こういった場合は自分たち精鋭が派遣されると考えていたはずです。それがイージス艦という名称が一人歩きして技術的な視点を失い(一部マスコミとか…)、政治的パフォーマンスで決着したのが不満の背景だと思います。

     不審船事件の経験者に話を聞くと、皆さんそれぞれ意見や感想も違いますし。
     ただ言えることは「戦地に行ってやるぜ!戦いたいぞ!」みたいな自衛官には未だお会いしたことがないです。実際に日々任務をこなしている人々はかなり冷静で客観的です。
    西部


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