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731 最近、友人が「偉人の意外な姿」という珍しい物を調べています。
そこで友人が分からないことがあるということなのでご教示できればと思います。

 問1.イギリスの天才学者アイザック・ニュートンは実はかなりの悪者で、自分の都合の悪いものは何が何でも消していたという。
 問2.「シャーロック・ホームズ」の生みの親アーサー・コナン・ドイルは殺人を犯したことがあるといわれている。「バスカビル家の犬」の内容とある作家の推理小説(世には出なかった)の内容とよく似ていて、その作家は病気で死んだが医者であったドイルが毒殺したという。

上2つの真相の程、宜しくお願い致します。
歴々

  1. 問2は判りませんが、問1に関してはニュートンは「錬金術」を生涯人知れずに研究していました。
    この人知れずに、というのも何も科学者として恥ずかしいからと言うのではなく
    成功したら富を独占したいがためであった、とされています。

    という訳で、彼が別に聖者ではなかった事はお分かりでしょうが、
    これと同時にこの事実を隠蔽したがったのは英国の学会云々(アカデミー)です。
    なにせ、一歩間違ったら自らの権威性が否定されてしまいますから。
    ニュートンの死後、彼の研究室へ入ってビックリ、その後今日に至るまで表の一面しか伝えず
    肖像画ではカツラを被せて林檎を持たせてブランドイメージを守りきっているのは
    ご存知の通りです。
    ナゾ〜

  2. 補則
    彼はマルチタレントな才覚の持ち主で何でもこなす、まさに何かと髪一重の天才ですが
    今日では偉大な物理学者、ニュートン力学の創始者としてのみ語り継がれています。
    ナゾ〜

  3. ナゾ〜さんありがとうございます。早速友人に知らせます。

    >「彼の研究室へ入ってビックリ」
    アカデミーにとってかなり都合の悪いもんがいっぱいだっだんでしょうなぁ・・・(^^;)
    歴々

  4. なかなか正確な答えを出せない質問ではないでしょうか。特にニュートンについて「自分の都合の悪いものは何が何でも消していたという」と言いますが、都合の悪いものを隠したがるのは人間の本性で、誰でもやってしまうことです。どこまで隠したら悪人になるでしょうか。
    まあ、世の中には実験結果を捏造したりするような科学者もいます。そういうのに比べれば悪者というほどのこともないでしょう。

    コナン・ドイルが殺人という話は聞いたことがありますが、こういうのは「真相」に到着するのは無理に近いでしょうね。ナポレオン毒殺についても議論が決着しないくらいですから。(なんか違うような気もしますが…)

    以下、質問と微妙にずれます。
    ニュートンが結構な変人だったことは割と知られてますね。まあ、ニュートン以外にも変人学者は山ほどいますが。
    都合の悪いものは…と言う点ではニュートンのライバルであるライプニッツも似たようなものです。彼はニュートンの論文が発表されないように様々に妨害してニュートンを神経症に追い込んだと言われることさえあります。(いささか極端な意見だと思いますが)
    まあ変人だろうが意地悪だろうが立派な業績を残してくれたらそれで良いんですけどね。

    コナン・ドイルも結構変人だったようで、
    ・彼は作品中の間違いを指摘されると、どんなに明らかなミスでもムキになって理屈をつけて反論し、絶対に修正しなかった。
    ・ピルトダウン人はある考古学者に復讐するためにドイルが作ったという意見あり。
    ・第一時世界大戦で息子をなくしてからは神秘学にのめりこみ、イギリス心霊協会に所属していた。
    といった事柄が伝えられています。
    有精卵

  5. >ニュートン
    悪人
     ロバート・フックの話しですね。
    http://www2.accsnet.ne.jp/~kiiwako/book/ikki2-2.html
    ニュートンはもう一つライプニッツとの大げんかもあります。
     たしかにニュートンって議論して楽しい相手でないことは間違いありませんが、有精卵さんもおっしゃっているように、それをもって「悪人」といえるかは疑問です。「科学の聖人」ニュートン論と同じぐらい「悪人」ニュートン論もうさんくさいですね。

    錬金術
     ニュートンの錬金術は、造幣局長官としてイギリスの貨幣問題を解決しようとしたとか、南海バブル会社での損を取り戻そうとしたとか、これまた楽しい説がいっぱいありますが、結局の所『(後から考えれば)たちの良くない作業仮説に基づいて化学を研究していた』(あるいは力学や光学については革新的だったが、化学については保守的だった)だけのことで、それを異常なことのようにいう方がヘンだと思います。
     どちらかといえば、ニュートンのキリスト教研究の方が、当時の状況では間違いなくヤバイと思います。 
    カンタニャック

  6. 有精卵さん、カンタニャックさん、感謝です。

    なぁ、何とか友人を説得してみますわ(笑)

    >5.
    >「変人学者は山ほどいますが」
    調べてみれば確かに・・・
    >6.
    キリスト教研究!?
    ほんまにやばいわぁ・・・(^^;)

    別の友人がいうにはニュートンの「悪人」についてのことはこの前、テレビ朝日「ビートたけしの!こんなはずでは!!」という番組でやっていたそうです。
    歴々

  7. カール・セーガン曰く、科学者は誰でも自分が予期しなかったり、それまでの自説に都合が悪い結果が出たら(それが自分でやった実験結果でも)まずは、間違いだと思い、無視したり、忘れたりするものだそうです。ましてや他人の説をや、でしょう。

    話題はそれますが、現代分子生物学の礎を作ったDNAの立体構造決定でノーベル賞を受けたワトソンは関係者から(事件結果の)盗人呼ばわりされたことがあります。『水爆の父』テーラーは同じくカール・セーガンによると水爆使いたがり屋の性格異常者です。野口英世は女遊びの末の梅毒死説もあります。

    科学者(偉人)は、すべからく聖人で善人でなければならない?。
    SHI

  8. 隼・鍾馗の設計を担当した方ですが、
    「糸川英夫」「銀座のママ」でGoogle検索して、ヒットした記事を
    面白いと思ったら、ネットで公開してる、ISASニュースのバックナンバー
    「糸川英夫追悼特集」を読んでください。

    男女関係は、当事者以外には良く解らない話なので、
    私のコメントは控えます。
    無頼庵

  9. SHIさんも無頼庵さんもありがとうございます。
    お礼の返事遅くなりました。スイマセン。

    >7.
    野口英世は聞いたことがあります。
    水爆使いたがり・・・。こわ・・・・・・(--;)
    >8.
    参考にして見ます。
    歴々


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