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64 日本海軍の最上型と利根型は最後まで二等巡洋艦だった、という記事が「世界の艦船」にあったと思うのですが、いつ頃の記事か教えて下さい。

  1. 最上級、利根級が沈没除籍にいたるまで乙巡洋艦(2等巡洋艦)だったという説明は丸スペシャルや福井静雄氏監修の写真集や「日本の軍艦」に記述されていたように思います。予算要求時には2等巡洋艦として建造してあとで類別名称変更するのは軍事機密秘匿上不都合だからでは


  2. 御紋章を船首にいただいた「軍艦」は、建造や命名や儀礼行為など事務手続きに天皇の裁下を必要とする面倒なしろものなので見合わせたのでは?海防艦などは量産にともない「軍艦」の類別からはずして新たに「海防艦」という「軍艦」より取扱が簡便な類別を新設しました。


  3. 質問を書いたものですが、海人社「世界の艦船」増刊「日本軍艦史」(通巻No500)に載ってました。ありがとうございました。


  4. 二等巡洋艦は、搭載主砲6インチ以内で常備排水量5500トンというロンドン条約の「条約型巡洋艦」の適用をしたからではないでしょうか?ちなみに、ミッドウェー海戦で沈没した「三熊」も、条約では二等巡洋艦だったはずが、8インチに主砲を換装していたので米海軍が驚いたという話もあります。



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