QQCCMMVVGGTT
4682 ヴォートXF5Uで使用される予定のフラッピングブレードとは、普通のプロペラブレードと、どう違うのでしょうか?
まさのり

  1. 機体の迎角が45度を超えて通常では失速するような状態になると、サイクリックピッチに切り替わる(回転の前進時と後退時でピッチを変更する)ことでプロペラがヘリコプターのローターと同じように安定した揚力を発生する仕組です。
    まなかじ

  2. もう少し頑張れば、VTOLに成ったんだ!
    にも。

  3. >2 もう少し頑張ればって、この機体やエンジン大きく変えないで垂直離着陸できたのでしょうか?そのやり方を浅学な私に御教示願いたいものです。
    ちなみに、ターボプロップ式でVTOL離着陸飛行に成功したコンベアXFY-1ポゴは最大離陸重量7.3t、エンジン5850馬力、最大速度787km/hですが、XF5Uは全備重量7.6t、エンジン1600馬力、最大速度780km/hとなっており、重量、速度はほぼ同等だが、前者の方が3倍以上、高出力のエンジンを装備しています。
    アリエフ

  4. ローター、もといフラッピングブレードが発生させる揚力が機体重量より充分に大きければ、
    垂直離着陸出来ると思います。出力重量比は直接には関係在りません。
    それからXF5Uはエンジン1600馬力×二基です。XFY-1もエンジン5850馬力×二基なのでしょうか。
    にも。

  5. あ、失礼しました。XF5Uは双発ですから3200馬力ですね。XFY-1の馬力はこの1.8倍位か。で、レス4の御説の理論が成り立つとした場合、何故、各国で実験、試作された各種の方法によるVTOL機で、XF5Uを発展させたようなものが見当たらないのでしょう?下のサイトに各種のVTOL機が列挙されておりますが、テイルト・シッター型でプロペラ式のもの(XFY-1とXFV-1)はどちらも二重反転ペラ式のターボプロップ単発機で、円盤翼にもなっておりません。XF5Uのエンジンをもう少し強化したものがVTOL可能というのであれば、テイルト・シッター型に改造したXF5U発展型が実験機として製作されていてもおかしくないのではないかと、思ってしまうのですが。
    機体構造上、この方式では何か問題があるのではないのでしょうか?
    XFY-1は垂直離着陸時の安定性など問題があり数回飛行しただけで見切りをつけられてしまったようですが、XF5Uの発展型でも同様な問題点があるのではないでしょうか?
    それとも、2のレスは、別に実用化不可能で危険性が高いかもしれないが、XF5Uがもう少し改良すればVTOL機になれたはずという、妄想に毛の生えた程度の発言なのでしょうか?
    以上、是非とも明確に御教示願いたいものです。
    http://www.vstol.org/wheel/wheel.htm
    アリエフ

  6. XFY-1やXFV-1よりも、XF5Uの発展型の方が未だしも可能性が有ったと思います。
    多分ヴォートはテール・シッターと謂うコンセプト自体が駄目だと判断したのではないでしょうか。
    ・着陸時の下方視界が取れない、
    ・尾部に降着装置設置の為、尾部を拡大、強化しなければならず、重心が後ろに寄る
    にも。

  7. >XFY-1やXFV-1よりも、XF5Uの発展型の方が未だしも可能性が有ったと思います
    わざわざ言わなくとも当たり前のことでしょう。現実に起きていない事象については、それが絶対に不可能であるという証明がない限り判定保留で「可能かもしれない」ですから。

    >多分ヴォートはテール・シッターと謂うコンセプト自体が駄目だと判断したのではないでしょうか
    XF5U が中止されたのは、客である海軍がキャンセルしたので止めた、それだけのことです。

    ボートが自費で研究継続して 1951 年の VTOL トライアルに参加する可能性があったか?もちろん「可能性はゼロではない」でしょう。

    V-173 計画も含めて戦中戦後の8年間を費やした結果、振動多発でタキシーテストすら満足に行えず発注者がソッポを向く機体が出来上がったこのプロジェクトについて「今から3年後に海軍はプロペラ推進の VTOL 機を発注する。だからパンケーキは VTOL に発展させるべく開発を継続すべし」と主張できるほど賢い人物がボート社に居なかったのが不幸だったのですね。

    ささき


Back