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3076 独巡洋艦アドミラル・ヒッパーをカタログデータから見れば各国の一万トン重巡より大きいのですが武装、速力、
航続力もどっこいどっこいです。また薄いが設置幅が広い装甲はビスマルクと同じ弱点を持っていそうですし、
何よりしょっちゅう機関が故障していたという話をよく聞きます。優れている点ってあったのでしょうか?
架空戦記ファン

  1. 優れている点は、カコイイことです。居住環境もいいと思うよ。
    弘田

  2.  乗員数が多く、船内容積が小さいので、居住性は良いとも言い難いでしょう(まあ、足短いから関係無いか)
     ヒッパー級は戦艦に良く似ているので、実戦で役立ちました。
     攻防性能や機動性も、決して悪いものではありません。
     例えば、古鷹とか青葉とかケントとかペンサコラといった15年ほど古い重巡洋艦と比較すれば、総合的に同等以上ではないかと思われます。
     つまり、特別に優れるところは無いけど、普通に重巡洋艦として使う分に過不足のある艦ではないと、そういう艦です。
    SUDO

  3.  大きさについていえば、たとえば高雄級の第二次改装後の基準排水量は1万3千トンを超えています、1万トンと言う人為的な制限を外せばそれぐらいまではすぐ行ってしまうのでは。
     優れている点としては長砲身の主砲があげられます、(60口径、ただし独逸海軍の計算方法による)、最大射程36キロと優秀な光学兵器の組み合せは大きな威力となっています。 
    わんために

  4. >3
     ヒッパー級はワシントン条約の巡洋艦に準拠して計画建造されてますので、1万トンでないといけない船です。
     また、デンマーク海峡戦で、オイゲンの測距儀はエラーを連発しており、ウェールズとの交戦の後半にはかなり困ったようです。就役間もないので調整不足と考えればよいとは思いますが、バレンツ海のヒッパーもアレでソレですから(挙句の果てに軽巡に打たれっぱなしで大損傷)砲射程と光学測距儀の威力は、まあ推して知るべしと。
    SUDO

  5. >4 

     ドイツ側の記録によればヒッパーが撃たれたのは事実上1134-1137時の3分間で、その間に3発喰らって大損傷なんで、撃たれっぱなしと言うのはちと当たらないんじゃないかと(因みに英軍の記録だと6分間で3〜4発命中になりますが)。

    大塚好古


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