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3080 3076を読んで疑問がわきました。

ヒッパー級、シャルンホルスト級、改装後のドイチェランド級、ビスマルク級
は非常に外見が似ています。これは作為的なものなのでしょうか?

艦種を誤認させるため?(実際ビスマルク追跡時に間違われました。)
それともおなじ国、おなじ軍なので似てしまった?

どっちなんでしょう?
wittmann

  1. 作為的なものです。
    ドイツ海軍はこういうのが好きで、帝政時代にも前ド級戦艦と装甲巡洋艦の間でできるだけ似せようと努力していたりもします。
    まなかじ

  2. ありがとうございました。

    ところで帝政時代の艦をみるにつけ、前後がよくわからないものが
    多いのですが、これも作為ですか?(進行方向を欺瞞する?)
    wittmann

  3. よくわかりませんが、その頃の大型艦艇は前後をシンメトリカルに作るというのが世界的なトレンドでしたし、単にそれに従っていたということではないでしょうか。
    まなかじ

  4. ありがとうございました。

    wittmann

  5. >>2
    伊のガリバルディ型装甲巡(缶−機−缶)のように内部構造が前後対称でないのに
    (独逸大型艦は全缶−全機配置)
    外形が前後対称なのだから十分作為的と言えるでしょう

    >>3.
    世界的なトレンドにはなってないと思いますケド
    駄レス国務長官

  6. 平甲板で、すっかり前後が同じということでなければ「前後対称」と言えないということでしたら、帝政ドイツの装甲巡や前ド級艦もそうはなっていませんが?
    まなかじ

  7. 失礼、ガリバルディは機関配置の例ですね。
    前後対称に「なっていない」艦級の絶対数は少なくはないものの、戦艦、装甲巡洋艦全体の割合で見れば少数派ではないかと思いますが、如何なものかと。
    まなかじ

  8. >>6-7.
    どういった艦が「前後対称的」とお考えでしょうか?!
    具体例をお示しください
    ちなみに本職の考えだと帝政独逸では戦艦ヘルゴラント級、同カイザー級くらいしか思い付きませんケド
    駄レス国務長官

  9. http://www.german-navy.de/hochseeflotte/ships/smallcruiser/index.html
    http://www.german-navy.de/hochseeflotte/ships/armoredcruiser/index.html
    http://www.german-navy.de/hochseeflotte/ships/battlecruiser/index.html
    http://www.german-navy.de/hochseeflotte/ships/battleships/index.html
     こうして眺めると前弩級戦艦や装甲巡洋艦は、遠目には前後が判り難いという感じは有りますね。
     それが技術的な必然性からか、積極的に前後を似せたのか、はたまた出来なくも無いのでやらないよりはマシかなという消極的なものだったのかまでは判りませんが。
     また前弩級世代の戦艦や装甲巡洋艦は、他国でも遠くからだと前後が判り難いのが多いですね。

    SUDO

  10. >>9.
    前弩級世代の日本の戦艦や装甲巡(日進・春日除く)も前後が判り難いですか?!

    駄レス国務長官

  11. >10
     素人の私には、洋上で見つけた他国前弩級戦艦の前後方向を素早く把握する自信は全くありません(釣りをしてて、沖を進む自動車運搬船の前後方向が判らなかったという間抜けぶりですが)

    SUDO

  12. なんだかわけがわかりません。
    わたしはレス5で駄レスさんが
    >(独逸大型艦は全缶−全機配置)
    >外形が前後対称なのだから十分作為的と言えるでしょう
    というレスを返しているので、「世界的トレンドでない」と一行で断ずるのはとても理解しにくいのですが、と申し上げております。
    駄レスさんは帝政ドイツの大型軍艦は前後対称だと判断していると解釈したわけなのですが、違ったのですか?

    ここではイタリア艦を例に取れば、ガリバルディやピサ、レジナ・エレナのような絵に描いたような前後対称の艦型はそうそうあるものではない。
    けれど、レジナ・マルゲリータやレ・ウンベルト程度に前後対称な艦は世界的に多数派を占める。
    それは前後対称に作ることそのものが目的であったわけではないけれど、結果としてそうなっている以上は「当時の大型軍艦をシンメトリカルに作ることは世界的トレンド」であると言っているわけなのですが。

    ドイツ艦を主題に話していて「シンメトリカル」という語を持ち出しているのですから、ドイツ艦と同程度に前後対称な艦が含まれるという意味で書いています。
    よって、日英仏露の艦も同様ではないかと。
    イギリス人は巡戦のフッドでさえ前後がシンメトリーであると言っていますが、「シンメトリカル」の基準は、いつからイタリア艦になってしまったのでしょうか?
    まなかじ

  13. >>11.
    そうでしたか・・・

    >>12.
    本職は最初からガリバルディ型やヘルゴラント級、カイザー級の程度の「絵に描いたようなもの」しか前後対称と考えてなかったので、 >>8.
    >>5. の前半は後2者に対するコメントです。
    日本艦を例に取れば、日進・春日や香取程度のものが前後対称で、これは少数派。
    三笠や朝日や浅間型や出雲型程度のものは前後「非」対称であり、世界的にも多数派と判断しました。 >> 世界的トレンドでない
    駄レス国務長官

  14. >イギリス人は巡戦のフッドでさえ前後がシンメトリーであると言っていますが、

    「ぢつは先代のHMS『フッド』(1893〜1914)だった」ということは・・・まあないですよね。
    (要するに上部構造物の配置が
    背負式主砲塔(1,2番主砲塔)+前部マスト+煙突+後部マスト+背負式主砲塔(3,4番主砲塔)
    となっているので「シンメトリー」と言っているような気がします)

    それはさておき、私個人は日本戦艦では「富士」〜「薩摩」までは前後対称、「安芸」、河内型が微妙、巡戦「金剛」以降は前後非対称と思うのですが、「実は日本海軍がこの艦を『前後対称』と言っているんです」というのでもない限り、結局は個人の感性のお話にならざるを得ないのではと思うのですが。
    Ranchan

  15. つーか前後対称は一種の擬態であり、欺瞞しようとする相手は素人でなくて訓練を積んだ海軍軍人なのだから、彼らが前後を誤認する程度でないと前後対称とは言えないでしょう。
    「発注者の分類」や「個人(一般人)の感性」の問題ではないと思いますケド
    駄レス国務長官

  16. >前後対称は一種の擬態
    >彼らが前後を誤認する程度でないと前後対称とは言えない

    想像を積み上げ過ぎでは。
    これが論証できるような話でしょうか。
    BUN

  17. >>16.
    直感は誤らない。誤るのは判断である。
    駄レス国務長官


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