950  P-51ムスタングが褒められてばっかりでムカつきます。ムスタングの欠点を
教えてください。
はらぐろ

  1. 液冷エンジンの特性として、小火器であっても、どこかに当たれば飛行不能になります。

    朝鮮戦争の際、北側の捕虜を尋問すると「青い飛行機(海軍・海兵隊のコルセアやスカイレイダー)はとても恐ろしかったが、ムスタングは怖くなかった」と供述している記録があります。
    豪腕少年タイフーン

  2.  飛行中は燃料の消費量に合わせて燃料タンクを切り替えないと重心が狂って飛行に差支えが出るくらいでしょうかね?

     あと、強いて言うなら、鼻面が長いので前方視界が悪く、3点着陸状態だと前が全然見えなくて、旋回中は目標が鼻の影に隠れてしまうので偏差射撃できない・・・でもこれはほとんどすべての液冷エンジン機に言えること何でP-51特有ってわけじゃないですね。

     更に「強いて」言うなら・・・現在も趣味人達が飛ばしている機体としては、割とありきたりでつまんないってとこでしょうか?
    おうる

  3. はらぐろ様はじめまして。稚拙ながら回答させていただきます。

    まず、P51は脚部がやや脆弱で、ニューギニアなど太平洋戦線の軟弱な飛行場では使用できなかった、と聞いたことがあります。
    また、これは20年以上前の航空ファン誌に載った記事だったと思いますが、レヒリンのテストパイロットだったハインリッヒ・ブベー氏が「P51は最高の戦闘機ではない、操縦桿を前に押していないと失速する傾向にあった、速度も650km/hくらいだった」と語っていたように思います。かなりうろ覚えなんですが。

    自分に書けるのはこの程度です。失礼いたしました。
    R&R

  4. ・製造工数が多大(=高価)
    ・翼の歪み許容が小さく、戦地でのパッチが難しい
    ・高品質燃料が必要
    ・高品質潤滑油が必要
    ・低速の特性が悪く、離着陸が難しい。(=良い滑走路が必要)


    つまり日本やドイツが持っていても運用できないのが欠点じゃないでしょうか。 書いてて虚しい・・
    わんける

  5. P-51はラジエターが胴体後下方にあるので、対地機銃掃射後の上昇離脱時に後ろから撃たれてラジエターを射抜かれることがあった、と読みました。同じ液冷機でもP-40は機首前方なので降下射撃時は自らの弾幕で対空砲を牽制でき、上昇離脱時に撃たれてもラジエターに当たることは少なかったそうです。
    無記名

  6. 過去ログ検索しますと被弾に弱いって話は多く出てきますね。あと重いので上昇力・運動性能は良くないというのも。
    主車輪収納庫とラジエーターの配置上、胴体下にハードポイントを設置できないというのも欠点ですね。飛燕やハリケーンもそうですが、ここにハードポイントを設けるとラジエーターに空気が流れなくなってしまいます。
    スカイレイダーやP-47は別格としても、コルセアはハードポイント3つに加えHVAR8発搭載が可能。P-51はハードポイントに1000ポンド爆弾まで可能で、HVAR最大10発ですがハードポイントを使うとHVARは8発まで。十分な搭載力と見ることもできますが、世代の古いP-40やスピットファイアが3つのハードポイントを持っていることを考えると搭載の柔軟性としては物足りない気がします。
    超音速

  7. ”WWII当時の戦闘機で最優秀との評価があるP-51には弱点とかがあったのでしょうか?”
    http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2000450.html

    ドッカンターボで重いので低空で速度を失うと加速力および上昇力が一式戦に劣っててどこかの低空防空戦で一式戦に追いまくられてたって話も過去ログにあったように思ったけど見つからなかった
    過去ログ探してきた

  8. いい加減だまってられなくなったもので欠点ではなく
    異論を書かせていただきます。

    >3
    ちょくちょく650km説は出て来ますが、そのときの高度と燃料のオクタン価が
    わからないとそれがP51の本当の最高速度、とはいえないと思います。

    貼ってよいかどうかわからないからリンク貼りませんが、とあるサイトによると、
     「本職が持っている資料の中では、側が捕獲したV-1650-7装備のP-51B(後部タンク有り)をレヒリンでテストした際、
    テストパイロットのハンス・ヴェルナー・レルヘは同機が高度7,000m670km/hを発揮した、と報告すると共に、
    合わせて卓越した同機の操縦性を賞賛した、と書かれているね。
    この性能は同一発動機装備のP-51Dが同一高度で発揮可能な最高速度と比べて15〜20km/h程度遅いものになっているが、
    ドイツ側がC3の100オクタン相当燃料を喰わせて試験したテンペストVがやはり英側の試験値に比べて10〜20kmほど遅いことを考慮すると
    、130グレード指定のエンジンにC3を喰わせた場合、この程度の性能低下が平均的に起きる、と見て良いのかも知れない。」とあります。

    >7
    ムスタングにはターボはついてません
    高度で速度を失えば、軽快で加速の良いハ隼が有利でしょうけどね。
    (P51に限らず米軍機Hあ大抵そんな感じかも)
    ケフ

  9. 8で入力ミスが多すぎたので訂正

    >3
    側が捕獲したV-1650-7装備のP-51B
    →ドイツ側が捕獲した

    >7
    高度で速度を失えば
    →低高度で速度を失えば、
    ハ隼→隼
    ()内は削除したいと思います。

    見苦しい書き込みですみません
    ケフ

  10. 繰り返しになって申し訳ございませんが、朝鮮戦争の近接航空支援や阻止攻撃に限らせていただければ、F-51と青い海軍機の脅威の差は、単に搭載量と搭載兵器によるものです。小火器への脆弱性は二次的です(コルセアも油圧系統の防弾に苦労していました)。P-47が活躍できていれば、どのように評価されたでしょうか?
    豪腕少年タイフーン

  11. 申し訳ございません
    油圧→滑油
    豪腕少年タイフーン

  12. >10、通信や誘導の優劣も海兵隊が怖がれた理由ですね。機種とは関係ないか。
    豪腕少年タイフーン


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