963 陸軍機好きな人も海軍機好きな人には申し訳無いですが
一式戦闘機と零式戦闘機のプロペラの形状と主要武装の機関銃を
統一すれば良かった様なそして航空訓練も
海軍でやっておけばいろいろと人材にも犠牲が減るかと
もしもの話で申し訳ないですが、大東亜戦争の書物を見てると
そう感じてしまいます

  1. こういう問題を考える時は、プロペラの製造が追いつかずに生産計画が縮小されたことがあるか、機関銃(陸軍)や機銃(海軍)の製造が追いつかずに増産を諦めた例があるか、といったことを調べてみましょう。
    そうすると飛行機の増産を妨げた最大の要因は発動機生産だとわかります。
    これは陸海軍共通なんですよね。
    BUN

  2. プロペラは飛行性能に密接に関係ありますから、同じ海軍の似たような機体でも意外にそれぞれ専用のものが作られていたりするものです。


  3. そもそも一式や零式を試作する段階で、大東亜戦争を想定していたのでしょうか。
    ナガーテョ

  4. でも、一式戦闘機の完成後のことですが、日国航のラチエ式プロペラと住友のVDMプロペラを統一しよう、という検討はありますね。
    そして機関砲の統一も終戦直前にホ155と五式三〇粍の比較試験を経て五式への統一が決まっていますから、統一するのを避けていた訳でもない、ということです。
    BUN

  5. 素人が横から失礼いたします。
    なぜ、資源の乏しい日本で、軍需省がなかなかできなかったのでしょうか?
    イギリスやドイツに比べても、さらに、いち早く軍需省を設立しておくべき国状だったのではないかと、愚考しております。

    豪腕少年タイフーン

  6. >>5
    豪腕少年タイフーン氏、余りにも質問からかけはなれております。議論ボードなり、新たに質問スレをお立ててください。
     
    弱虫

  7. >5
    憲法が規定していたとされる「統帥権」というものが影響するのかしないのか、その辺から考えて見られてはいかがでしょうか?


  8. >5

    ドイツの産業動員なんて、開戦から3年もたって1942年も半ばになってからようやく始まったものですよ。
    BUN

  9. ヒス、ホ・ノ・、・トユZ、マネォ、ッm、熙ハ、、、ホ、ヌユ`、テ、ニ、、、ソ、鯔熙キヤU、エ、カ、、、゙、サ、。」
    Reichsministerium fィケr Bewaffnung und Munition、ホヌーノ、ホReichsministerium fィケr Rィケstung und Kriegsproduktion、ャ、ヌ、ュ、ソ、ホ、マ1940ト3ヤツ17ネユ、ヌ、マ、ハ、、、ホ、ヌ、ケ、ォ」ソ
    ノル、ハ、ッ、ネ、筍「モ「ケ、ホMinistry of SupplyヤOチ「、マ1939ト熙ヌ、ケ、ホ、ヌ。「ヘャ、ク講ケ、ネ、キ、ニ。「、ノ、ヲ、サ矣、ヌ。クワ諌靆。。ケ、ラ、、ホ、ハ、鬘「、筅テ、ネヤ遉ッ慳ゆ、キ、ニ、ェ、ッ、ル、ュ、ヌ、マ、ハ、、、ォ、ネヒシ、テ、ソエホオレ、ヌ、ケ。」ネォ、ッオトヘ筅、ヌ、キ、ソ、鬢エネンノ筅ッ、タ、オ、、。」
    コタヘノルト・ソ・、・ユゥ`・

  10. ウムラウトをいれると文字化けするようで申し訳ございません。
    私のドイツ語は全くたよりないのですが、Reichsministerium fur Bewaffnung und Munitionの前身のReichsministerium fur Rustung und Kriegsproduktionの設立は1940年3月17日ではないのですか?
    少なくとも、同じ島国の英国のMinistry of Supplyの設立は1939年ですので、どうせ後で作るのなら、もっと早く軍需省を準備しておくべきだったのではないかと愚考した次第です。とんでもない的はずれでしたら、平にご容赦ください。
    豪腕少年タイフーン

  11. >10.
    そうですね。
    ドイツには、1940年からReichsministerium für Bewaffnung und Munitionがあった。フリッツ・トートが大臣を務めていた。
    彼が1941年に事故死した後を継いだのが、例のアルベルト・シュペーアだった。

    福田和也が対談で言っているんですが、ドイツは第一次大戦の経験から、国民経済が破綻したら、戦争はつづけられないということが、よくわかっていた。

    「電撃戦」が構想されたのは、その結果であり、だから、労働強化は1943年まで行われなかった、ということになっているんですが。

    じゃま

  12. >10、11
    トートの兵器増産政策がどうして計画を達成できず、逆に1941年には実績低下を来たしたか、後を継いだシュペーアが成し遂げた仕事は何だったか、産業統制の範囲と規模はどれ位違ったか、そして我が国と比べてどうだったか、そんなところが面白い部分です。

    そして大事なのは軍需省は字面から単純に想像されるような省庁ではなくて、英国でいえばMinistry of Aircraft Production に相当します。
    適当な日本語で置き換えるなら日本の軍需省は「戦時航空機生産省」となるでしょう。
    第一次世界大戦以来の「軍需省」と単純比較して批評の道具にはできないんです。

    この辺の話は面白いけれどミリタリー趣味の範疇からだんだん外れて行きますね。
    BUN

  13. じゃま様、BUN様。いつも貴重なご教授を賜り、誠に有難うございます。
    第一次大戦での総力戦を経験した欧州とはかなり事情がことなるのは、良く理解できました。ただ、一般の戦記では、現場での陸軍将兵と海軍将兵は、かなり仲良く協力していた(島嶼戦や飛龍雷撃機など)ように記載されておりますので、日中戦争にメドが立たなくなり、金属供出が始まり、日米通商航海条約が失効して、対日屑鉄禁輸措置に国家総動員法で対抗したりしているのに、どうして早めにシュペーア流の陸海共同の軍需省をつくらなかったのか疑問に思った次第です。ナチスが戦争末期になっても、アルデンヌでの大攻勢を始め、V1・V2、Me262、UボートXXI型等々、レアメタルなど石油以外の軍需資源はどうしていたのか、まだよく納得できません。
    豪腕少年タイフーン

  14. ですから、航空機製造の一本化を昭和18年度から始めたことが何でそんなに珍しいのですか?
    BUN

  15. 日本の軍需省は限りある資源を節約するために設立されたのではなくて、現有の資源を如何に戦争に間に合うように早く使い尽くすかを目的とした省庁なんです。
    BUN

  16. BUN様、素人に対して、何度も貴重なご教授を賜り、誠に恐縮いたしております。

    ただ、1938年の鉄鋼配給規則にもとづいて供出された金属類は、誰かが一元管理して、需要に応じて陸海に分配されたのでしょうか?私にわかる範囲では、業者ごとに屑鉄と混ぜて適当に分配されたように感じられます。

    私の祖母は、祖父の命令で、大事にしていた指輪を供出させられたことを、死ぬまで恨んでいたみたいです。有効利用されていれば、お盆に祖母も少しは気がはれるでしょう。
    豪腕少年タイフーン

  17. ここで質問し直すのは失礼なのは存じてますが
    もし空軍(空自相当)やらが出来てたら
    空軍専用の戦闘機か一式と零式を二機を空自の様にF-4とF-15の様な
    使い方で運用してる可能性は無いですよね
    WW2当時の各国は空軍組織は無いけどもし存在してたら

    質問者

  18. 日本が昭和18年度から着手した陸海軍協同試作体制はまさにそんな具合です。
    試作は陸海軍でそれぞれに行い、陸海軍両者で共用できるものについては協同試作機の指定を行って軍需省の下で量産して両者に供給してゆく、というもので、これを一歩進めて陸海軍が試作研究を分担するようになったのは秋水が初めてです。
    ですから海軍が四式戦闘機を飛ばしたり、陸軍が零戦を運用したり、という可能性がある建前ですが、実際には軍需省の組織が固まり動き昭和19年度にはすでに陸海軍間の交渉で資源分配と生産計画が成立してしまっていたこともあり、実現していません。
    空軍独立とも軍需省とも関係なく両者の交渉で機種を融通しあった例は古く、一三式艦攻の時代から始まり九七司偵、一〇〇式司偵、水偵などの実績があり、陸軍への零戦供給、天山と隼の交換など検討のみに終わったものもあります。

    空軍は第一次世界大戦中に生まれた概念で、陸軍航空隊の別名と考えても良い位のものです。
    元々野戦軍司令官の指揮下にあった航空部隊が、戦略的な大攻勢のために各軍の領域を越えて大規模に機動集中して作戦するには航空部隊が野戦軍に隷属していては都合が悪いために組織を改良したものが「空軍」なのです。
    だからフランス空軍やソビエト空軍のように実際の戦闘になると各地区の軍司令官の指揮下に入ってしまう例が生まれます。
    空軍という組織には戦略的な規模での集中運用がやりやすいという本来のメリットもありますが、イギリスやドイツの場合のように海軍航空が停滞、退化してしまう傾向があり、そうでない場合には空軍に匹敵する大規模な海軍航空隊が残されるソ連やアメリカのような形をとります。
    空軍がある、無い、ということで航空部隊の自立の度合いが大きく変わる訳でもないのです。

    日本での空軍独立論は新しい軍を創設することで現体制を変革しようという政治的な要素が強く、一種の政治運動であることを押さえておいた方が良いでしょう。
    BUN

  19. >16
    仰ることがよくわかりませんが「軍需省が無いのに資源の統制は誰が立案、管理していたか」ということであれば、企画院と商工省および各省庁です。企画院と商工省を母体として航空兵器増産に超重点化して再編されたものが軍需省です。
    BUN

  20. そもそも日本が資源が乏しいという前提がちょっと間違ってますよ。
    アメリカを除けばどこも植民地が無ければ日本と大して変わらないです。むしろ、火山国だけあって金銀銅などの資源は比較的豊富で商業ペースに乗らないから戦後になって閉山したところもありますよ。
    マルヤ

  21. >20
    ボーキサイトの供給源がシンガポール周辺ですから緒戦をしくじれば石油とアルミニウム生産の両面で破綻して昭和18年中に休戦交渉ですよ。
    BUN

  22. >21
    ご指摘ありがとうございます。
    もちろん了解してます。
    だから金銀銅などと書き込みました。
    マルヤ

  23. BUN様、的外れの質問にも関わりませず、ご丁寧にお答えいただき、感謝いたしております。
    供出した貴金属や宝石類が、各省庁間の省益争いを乗り越えて、真の国益に寄与したものと願っております。
    豪腕少年タイフーン

  24. 三度では申し訳ないです
    一式と零式ではプロペラと主要武装の統一かは
    あんまり現実ではないのですね
    空軍の制度も陸海軍の関係上では無理ですか
    仕方が無いですね陸軍はソ連で海軍はアメリカを相手を想定してたんですよね

    質問者

  25. 原文のご趣旨(何が知りたいのか)がわかりづらいですが、24の「空軍」に関しては何度となく話題に上がっています。誰しも考えることなので。

    http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003219.html
    http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/log/tree_202.htm
    http://www.warbirds.jp/discussion/g0079.html
    http://www.warbirds.jp/discussion/g0173.html

    さがせばもっとあるでしょう。ご参考までに。


    とおり


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