970 なぜ紫電改の343航空隊のような活躍した航空部隊が倍の生産量をほこる疾風の航空部隊はないのでしょうか?
おp

  1. 343空って活躍したんですか?
    trsgr

  2. 「活躍」したのかどうかの基準ははっきりしないでしょうから、まあ「有名部隊」ということで考えればよいのだろうと思います。

    まず生産数。
    紫電系列全体ではなく、紫電改のみでということならば総数は400機程度です。
    一方で四式戦は、3400機程度。
    倍ではなく8倍以上です。

    紫電改を使った部隊は、横空、三四三空。

    四式戦を使った部隊は、1戦隊、9戦隊、11戦隊、13戦隊、22戦隊、24戦隊、25戦隊、29戦隊、47戦隊、50戦隊、51戦隊、52戦隊、70戦隊、71戦隊、72戦隊、73戦隊、85戦隊、101戦隊、102戦隊、103戦隊、104戦隊、111戦隊、112戦隊、200戦隊、246戦隊、独飛24中隊、1練飛、8練飛、10練飛、第1野戦補充飛行隊・・・・・・

    これは、三四三空には源田実のような「有名人」がいたことをも踏まえて、記憶に残りやすい、別の言葉でいえば「物語」を感じやすいのはのはどれだったか、ということなのだと思います。

    裏を返せば、生産数の多い四式戦は陸軍航空隊の中ですでに一般性を持つ存在になっていた、ということでもありますね。



  3. でもF6Fに一方的にやられてませんか?
    おp

  4. > 3
    中国大陸での四式戦のP-51に対する善戦はご存じないですか?

    同じように三四三空も20年3月19日にはそこそこ戦えていますが、以降では飛行隊長以下の戦死が相次ぐような状況を迎えることになってしまっています。

    四式戦と紫電改ではそれほど極端な性能差はなく、おそらくF6Fにしてもほぼ同等とみなしてよいのではなかいと思います。
    四式戦と紫電改いずれもが数的劣勢下で苦戦を強いられたことに違いはありません。


  5. やはり空戦記の存在ってのが大きいですね。その意味では坂井さんの功績は多大なものがあります。四式戦メインのだと一つしか思い出しません。紫電改については、〜〜のタカなんていう漫画まであったりして、当時は子供でも良く知っていた。
    しかし、確かにその3400機がいったいどこで消耗したのかいま一つ把握しづらいです。
    とおり

  6. > 5
    > しかし、確かにその3400機がいったいどこで消耗したのかいま一つ把握しづらいです。

    それでいうなら、キ八十四の生産が軌道に乗って来た昭和19年4月以降の零戦の生産数は4550、一式戦は2600ちょっとです。紫電1000、紫電改400なども含めて、それらががいったいどこで消耗されたのかを「ここです」と一言では述べにくい状況であったということ、つまりいっきに大量投入が出来ないまま逐次消耗されていった様相こそが、あの戦争の後半の実情であったわけです。


  7. 第16飛行団は「ああ疾風戦闘隊」で有名なのではと思います。
    出沼ひさし


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