普通の運用では、投下装置の故障などのため、搭載兵装のうち、片方しか投下できない場合もあるので、片方のみ搭載された形態でも飛行および離着陸が可能です。
ただし、極端にバランスが悪い場合は、旋回Gや速度などに制限が加わる場合があるので、MUSTではないですが、望ましくはないです。

taka

Ｆ−１５、１６に限らず、外吊りオードナンスの場合は左右対称位置をほぼ同時に投下します。
パイロン毎の投下順は決まっていてマニュアルに書いてありますが、Ｆ−１６の場合はコンピュータ任せなのか投下順については触れていませんでしたので、Ａ−１０を例にして説明します。
Ａ−１０は１１ヶ所にパイロンがありますが、投下順は＃８、＃４、＃１１、＃１、＃１０、＃２、＃９、＃３、＃７、＃５の順番で、センターの＃６にはオードナンスは搭載しません。ＴＥＲやＭＥＲを装備した場合はラック内での投下順も決まっており中央、左、右の順になります。なお、蛇足ながら＃１、＃２、＃１０、＃１１にはＴＥＲやＭＥＲは装備しません。
三角野郎

回答ありがとうございます。
片翼のみの飛行は可能ではあるが、望ましくないのですね。
ちなみに、F-16でGBU-12をTERに二発しか搭載していない姿んよく目にするのですが、制限はあるのでしょうか。
ミサワジャパン

「F-16 Loadout manual」でググると10年ほど前の"PACAF STANDARD CONVENTIONAL LOADS"なる文書へのリンクがあります。
これにはF-16にGBU-12を搭載する場合の組み合わせとして2発搭載及び4発搭載のケースが記述されており、6発搭載のケースはありません。
技術的観点なのか、コスト観点なのか、それ以外になにか理由があるのかは判りませんが、PACAFという組織としてGBU-12の6発搭載はしていなかったということのようです。

けい