
ゲート・ガード
アラメダは一応海軍施設なのでゲートがありますが、別に門衛がいる訳でもなく出入りは自由です。都合で逆車線から写していますが、ゲートの向こうには門衛代わりに A-7 コルセア II が飾ってあります。

ゴチャゴチャと…
ホーネット博物館は輸送艦が出入りする軍港のど真ん中にあります。遠くからでも林立するマストとクレーンがよく見えます。

CVS-12 ホーネットの勇姿
スターボード(右舷)前方から見たところ。艦橋上のアンテナ類が特に目立ちます。

機動エスプレッソ・バー
この場所は殺風景な軍港でレストランも何もないところですが、そこは水心あれば魚心。ちゃんと専属のフード・トラックが陣取って店を開いています。

殺風景
どのくらい殺風景な場所かと言うと…このくらいです(笑)。

艦橋部分アップ
更に接近したところ。サイドエレベータが開いて地上からタラップが伸びています。青い空にフィルムの傷がひときわ目立ちます…うぅ(;_;)

格納庫にて
ガランとだだっ広いハンガー。左では資料映画を上映中。その向こうに受け付け&土産物屋があり、右端に群れている人はガイドツアーの一行。

Boys just wanna have fun
格納庫の一角にあった手作りのバスケットゴール、ボード部分は搬送パレットの応用です。休息時間には整備員やパイロット達がこれで汗を流したのでしょうね。

TBF アヴェンジャー
修復中の太平洋の馬車馬、グラマン TBF アヴェンジャー艦攻。若きブッシュ元大統領の乗機だったこともあります。右翼の横に置かれた潰れた針金細工みたいなのは後部銃座の球形風防のなれの果て。その奥に銃座本体が置かれています。

TBF の旋回銃座
修復のため機体から取り外された電動式の旋回銃座。12.7mm 機銃は既に取り外されています。右側の防弾ガラスと装甲板に囲まれた小さな空間が銃手席ですが、身体の大きなアメリカ人にはさぞ狭かったことでしょう。

F-8U クルセイダー
"The last gunfighter" と呼ばれるチャンスボート F-8U クルセイダー戦闘機。アリゾナの砂漠でスクラップ化して転がっていたのを修復したものです。あえて部隊識別コードなどを記入せず、極めてシンプルな塗装に仕上げてあります。

The steel maze
第二デッキの居住空間。防水ドアで仕切られた鋼鉄の空間が迷路のように伸びてゆきます。迷子になるといけないので、一般客が立ち入りできる区域は制限されています。

男所帯は気ままなものよ…?
ここは海兵隊専用のトイレなのですが、何と前のドアがありません!きっと1970年頃には G.I ジェーン(ie.女性海兵隊員)は居なかったのでしょう。

空母内のエスカレーター
軍艦なんてものは梯子か階段だと思っていたのですが、格納庫から甲板に上がる所にはエスカレーターがありました。合理主義的なアメリカ人らしい設備です。よほど人の出入りが激しかったのでしょうね。

飛行甲板上にて
左の影は艦橋。右手の飛行機の残骸は FJ-1 フューリー戦闘機。はるか向こうには対岸のサンフランシスコ市街が見えます。

飛行甲板を剥がすと
これはアレスティングワイヤーガイドが外された跡で、甲板の断面を見ることができます。一番上には厚さ 2cm くらいのコンクリートのような耐熱塗装、その下は 5cm くらいの木材(!)。その下の鉄板は装甲板でしょうか?蹴ってみた感じではそれほど厚くないようでしたが。

Cat1 ready, Go!
甲板艦首側先端から艦尾を望んだところ。T字に見えているのはカタパルトを埋めた跡です。

5インチ砲
左右に一門づつ残された自衛用5インチ(12.7cm)速射砲、これは右舷側。砲の向こうに連動する照準レーダーが見えます。

着艦誘導灯
左舷艦尾に装備された着艦誘導灯は色分けされた指向性ライトの組み合わせで、着艦する機体に降下角度を知らせる仕組みになっていました。かつてパイロット達の生死を握った重要設備も、今ではカモメの休息場所になっています。

艦橋内にて
艦橋内の作戦室。天井を這うケーブルが物凄いですが、電子機材は流石に古臭い感じでした。

サイドエレベーター
右舷に二基あるうち後方のサイドエレベーターは搬入口になっています。バケツやらフォークリフトやら雑然と置かれた中に、ボロボロに腐食した F-8 クルセイダーの主翼が見えます。