「震電」によく似た形態をしたイタリアで開発されたエンテ形式の機体。 まず、飛行特性を調査する意味で同型式で小型のSS3が製造され、その後 1939年5月に本機が完成しました。 完成した機体は当時としてはまずまずの539q/hの最高速度を記録、独特の形態 のわりには安定性や操縦性は優れていました。 しかし、1941年のテスト中に不時着大破してしまいました。すぐに2号機の 製作が計画されましたが、アンブロシーニ社がSAI107〜403シリーズの生産のため 多忙を極めていたためそのまま中止となってしまいました。 |
諸元 | |
全幅(m) | 12.3 |
全長(m) | 6.7 |
全備重量(s) | 2,450 |
エンジン | アッソ11RC40 液冷V型12気筒 960馬力 |
最大速度 | 539q/h(5000m) |
武装 | 30o×1 |