愛知99式艦上爆撃機22型 D3A2

ミッドウェー海戦から2ヶ月後の昭和17年8月、エンジンを三菱「金星」54型に換装、フラップ、補助翼、
背鰭、水平尾翼を増積・改修した試作機を完成、昭和18年1月、99式艦上爆撃機22型として採用された。
米軍はレーダーに対応した対空システムを確立しつつあり、珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、第二次ソ
ロモン海海戦と日本軍艦爆隊の損耗は激しくなっていった。
初飛行から4年半をすぎた本機の旧式化も否めなかったが、次期艦爆「彗星」配備までは本機をつかい続
けるしかなく、搭乗員から「99式棺桶」とよばれるほどの損耗をつづけた。
最後は日本軍の例に漏れず、特攻機として生涯を終える事になる。 D3A1だけどとりあえず。

乗員2
全幅 14.360m
全長 10.185m
全高 3.085m
主翼面積34.90m2
自重 2,570kg
総重量 3,800kg
エンジン 三菱 金星54型
空冷二重星型14気筒 離床推力1,200hp *1
プロペラ 住友ハミルトン(3E4039)3翅牽引恒速、直径3.200m
最大速度 428km/h(5,650m)
巡航速度 278km/h(3,000m)
上昇限度 10,500m
航続距離(時間) 1,050km
武装 2*mg7.7mm 1*mg7.7mm(後方固定旋回) 1*b250kg 2*b60kg(翼下) 2*b60kg(胴下)