三菱 零式艦上戦闘機 11型 A6M2a

 三菱瑞星発動機に代わり、中島栄12型発動機を装備した十二試艦戦3号機から21号機、零式一号艦上戦闘機として制式化された22号機以降66号機までの機体を昭和17年の名称変更により総称して零戦11型と呼んだ。
 15年8月に横須賀航空隊から前線の第12航空隊に配備された機体が中国大陸で初陣を飾り、独、仏に続き装備された20mm機銃による重武装と大航続距離で中国大陸の航空戦を有利に戦った機体。排気管の取り出し位置が高い(37号機まで)、後部風防の透明部分が広い(44号機まで)、気化器空気取り入れ口の独特の形状(6号機以降に存在)など、11型の識別点は多いが、どれも全ての機体に当てはまることではなく、外形からの識別は難しい場合もある。

文章作成:BUN
乗員1
全幅 12.00m
全長 9.16m
全高 3.50m
主翼面積22.44m2
自重 1,863kg
総重量 2,678kg
エンジン 中島 栄21型
空冷二重星型14気筒 940-950hp *1
プロペラ ハミルトン定速3翅、直径3.05m
最大速度 530km/h(4550m)
巡航速度
上昇限度 10,300m
航続距離(時間) 2150km
武装 2*mg7.7mm 2*mg20mm 2*b30or60kg


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