航空機AnsQ1016回答感謝 : 奇跡の発動機?誉(00/9/5 03:04)
Re:航空機AnsQ1016回答感謝 : BUN(00/9/5 03:47)
飛行機の材質 : Sampon(00/9/20 10:17)
Re:飛行機の材質 : BUN(00/9/20 11:30)
Re:航空機AnsQ1016回答感謝 : 胃袋3分の1(00/9/5 12:20)
Re:航空機AnsQ1016回答感謝 : SHI(00/9/6 09:19)
Re[2]:航空機AnsQ1016回答感謝 : たかつかさ(00/9/6 23:15)
[投稿者削除] : 胃袋3分の1(00/9/7 11:03)
全然おっけ〜ですよ(^o^) : 胃袋3分の1(00/9/7 11:08)


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航空機AnsQ1016回答感謝
奇跡の発動機?誉(00/9/5 03:04)

実は私の学生時代の2人の恩師より(1人は中島飛行機の発動機設計部門、もう1人は東大航研機の開発部門に居られた。)、 その当時の日本の航空技術力(主にエンジン)の話は聞いておりました。要約すると下記の通りだったと思います。
*撃墜したB29のエンジン(R3350ですね)を分解調査してみると、「あっ!!」と驚くような設計はされていなかった。要求仕様に基ずく技術家の発想は日、米それほと゛差異は無いが、設計図面(机上の理論)を現実化出来る、工業力の大差であった。
1.ターボの本体ハウジングの加工精度。(不必要な部位は鋳肌面のまま、必要な部位はミクロン単位で加工仕上げされている合理性。) 他、ターボ羽根車やシリンダーのアルミ製冷却フィン等精密鋳造技術。 耐熱材の使用。
2.クランク軸の強度、それを受けるベアリングの耐久性。(国産は2000馬力を超えるともたない、どちらかが破損する。との事) 対策として材料選定SCMクロムニッケル鋼、SNCM鋼、熱処理、磨耗部位へのクロームめっき。       −−−−−等 見事に現実化(製品化)出来ている。

に対し 日本は試作数個を真似るのがやっと。
材料、熱処理、鋳造、めっき等−−>(総称して冶金技術というらしい)の工業技術の基礎、
町工場まで含めた底辺の技術力、生産力、すべてに大人と子供の差が有った。 との事です。

まったくの偶然ですが 同様の記事が 下記の書籍に掲載されておりました。
   学習研究社   歴史群像NO.20  1995年8月号  特集 本土空襲とB−29 
    52頁より  撃墜B−29のエンジン及び与圧装置に関しての当時の調査秘話です。
  
      以上 乱筆、乱文 御了承願います。


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Re:航空機AnsQ1016回答感謝
BUN(00/9/5 03:47)

> 町工場まで含めた底辺の技術力、生産力、すべてに大人と子供の差が有った。 との事です。

 この大人と子供に、どれだけの身長差、体重差があったのかを知ることも面白いですよ。
 例えば、お話の米軍機の部品の材質分析についても、当時の日本ではボロンは検出できなかったのではないか、それ故に米の冶金技術がことさらに魔法に見えたのではないか、とか考えると興味は深まります。
 また、子供はどれくらい背伸びすれば大人とやり合えたのか、を考えるのも一興でしょう。


4063 [4046] [4064]
飛行機の材質
Sampon(00/9/20 10:17)

>  例えば、お話の米軍機の部品の材質分析についても、当時の日本ではボロンは検出できなかったのではないか、それ故に米の冶金技術がことさらに魔法に見えたのではないか、とか考えると興味は深まります。

私は、零戦は超々ジュラルミンを使用しており、大戦中期までの米軍機はただのジュラルミンだったので、日本機の方がエライと単純に信じていましたが、違ってたでしょうか?


4064 [4063] なし
Re:飛行機の材質
BUN(00/9/20 11:30)

 ボロン鋼はニッケルの絶望的な不足に悩んでいた当時の画期的な解決策でした。ですからアルミの話ではないんです。
 しかし総合的に見て日本の冶金技術は一部が世界水準に達していたものの、相対的には大きく遅れていたと総括できるのではないでしょうか。


4047 [4044] なし
Re:航空機AnsQ1016回答感謝
胃袋3分の1(00/9/5 12:20)

> *撃墜したB29のエンジン(R3350ですね)を分解調査してみると、「あっ!!」と驚くような設計はされていなかった。要求仕様に基ずく技術家の発想は日、米それほと゛差異は無いが、設計図面(机上の理論)を現実化出来る、工業力の大差であった。

まあ、アメリカはエンジンに関して言えば、少なくとも量産されたものは世界的に見ても最もオーソドックスなデザインのものがほとんどですから、そういう感想になるでしょうね。
しかし、私が気になるのはイギリスのエンジンを見て果たして同じ感想だったかということです。特に、ハーキュリーズやペガサス、セーバー、バルチュアなんかを見たらどう思ったか非常に気になるところですね。


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Re:航空機AnsQ1016回答感謝
SHI(00/9/6 09:19)

> *撃墜したB29のエンジン(R3350ですね)を分解調査してみると、「あっ!!」と驚くような設計はされていなかった。

胃袋さんの(ごめんなさい姓?だけで失礼します)おっしゃるように、では開けて何が出てきたらあっと驚いたのでしょうか?という疑問が湧いてきます。64ビットCPUのコンピューターエンジン制御システムでしょうか?。
私は某精密機械メーカーにおいて新製品設計の最前線で一種の職人として、後に管理側として働いていましたが、研究所の実験ならいざしらず、商品の『設計』という作業は、手の内にあると考えられる技術の範囲で、入手可能な材料、部品、自社の製造現場の実力、お客様での使われ方、サービスマンの作業能力環境等々を全部ばらつきを含めて要因に組み込んでの地道かつ膨大な作業です。
若い設計部門の技術者が競合他社のヒット商品を分析して驚くべき新技術は使われていない、などとレポートしたら張り倒したと思います。
兵器についても戦争しながら武器として生産するために設計(変更)改良していくわけですから、生産現場から離れて設計だけを時には観念だけの理論に基づいて突出させるのはナンセンスです。それは設計ではなく実験です。
その意味で、ここからは完全に推定ですが、ロールス・ロイスのマーリン・チームはベテランの最優秀班を生産ラインと密接にくっついた改良・改善(設計変更)にあて、若い才気煥発な班に二基結合とか排気タービン駆動過給器装備とかいう研究をやらせていたのではないでしょうか?そしてそのベテランチームは現在いうところの『信頼性設計』というのを意識せずやっていたように思います。
ライトR3350についても、その平凡さこそ偉大でそこに驚くべきであったと思います。ちょっとした凹み、何気ないカーブ、何の為と三日三晩考えされられる突起物、この加工はいったいどうやって?と死ぬほど悩まされる複合部材、それが彼我の設計技術の差です。
奇跡の発動機・誉にしても生産性については強引に触れずにおいておくとして、一見してあんなにごちゃごちゃと部品を重ねあわせた設計は戦場での整備性、つまりこれは戦争の道具だということまで考慮していたとは思えないです。R2800はすかすかで、アメリカ人のでっかいぶきっちょな手がどこにでも楽々入るように見えます。
無茶な要求を出したのは軍部、設計側はそれに理論的には応えたが、現実化するには工業力がついてきてくれなかったというのは、設計側のあまりに不遜なご意見のように思います。


4051 [4049] なし
Re[2]:航空機AnsQ1016回答感謝
たかつかさ(00/9/6 23:15)

>> *撃墜したB29のエンジン(R3350ですね)を分解調査してみると、「あっ!!」と驚くような設計はされていなかった。
>
> 胃袋さんの(ごめんなさい姓?だけで失礼します)おっしゃるように、では開けて何が出てきたらあっと驚いたのでしょうか?という疑問が湧いてきます。(中略)
> 無茶な要求を出したのは軍部、設計側はそれに理論的には応えたが、現実化するには工業力がついてきてくれなかったというのは、設計側のあまりに不遜なご意見のように思います。
正直言いまして、この意見を見てほっとしました。
余所(悪名高い「2ちゃんねる」)でも誉をF−1エンジンになぞらえる書きこみを見かけます。
しかし実際のところ、工業レベルに合わない設計をしてしまうのは
それ自体が設計力の不足を意味します。
同時代のP&Wやライトのエンジニアたちを日本の環境で設計させたら、たぶんもっと実用的な2000馬力エンジンを作ったろうと思います。

もっともこれは機体についても言えることかもしれません。


4052 [4049] なし
[投稿者削除]
胃袋3分の1(00/9/7 11:03)

投稿者によって削除されました。(00/9/7 11:03)


4053 [4049] なし
全然おっけ〜ですよ(^o^)
胃袋3分の1(00/9/7 11:08)

> 胃袋さんの(ごめんなさい姓?だけで失礼します)
 チャット何かだと「胃袋」だけで呼ぶ人の方が多いですし、なによりも面とむかって「胃袋さん」なんて呼ばれてますから、気になさらずに(^o^)
(「投稿者削除」は、間違えて本文書く前に送信してしまったものです(^^;;;;;)