三菱五式練習戦闘機

三菱五式練習戦闘機・側面図
三菱五式練習戦闘機・平面図
画:胃袋3分の1

諸元

 全長11.35m
 全幅14.00m
 全備重量3550kg
 発動機:中島<護>12型 空冷複列星型14気筒1870馬力
 最大速度 628km/h(5200m)
 航続距離1255km
 実用上昇限度10200m
 武装:なし(但し、簡易な工作によって20mm固定機銃4門を翼内に搭載可)
 乗員2名

 傑作乙種戦闘機(艦戦)である四式乙戦<烈風>を元に開発された二次中等練習機。
 烈風一一型の防弾装甲と機銃、それに翼内燃料タンクの一部を撤去し、発動機を信頼性に定評のある<護>に換装して複座とした機体である。
 親譲りの高い安定性は健在で、かつ飛行特性も素直だったため、練習機としては最適だった。
 また、最高速・運動性能共にまともな戦闘機と渡り合えるほど高かったため、海軍の某航空関係者が「実戦機の間違いではないのか」とメーカーに問い合わせる一幕もあったという。
 とは言え、さすがにレシプロ機用の訓練にはもったいないと判断されたのか、三大洋戦争後期には、本機はジェット課程用の二次練習機として専ら使用された。また、戦後は空軍の初等練習機としても採用されたほか、空軍アクロバットチーム「ブルーインパルス」の初代使用機にも選定されるなど、末永く広い方面で使われた名機と言える。


胃袋3分の1のコメント:
 今明かされる重大な過失!
 ・・・・・と、いうことで、Volさん、すみませんでしたm(_'_)m
 え〜、実はこの機体を投稿していただいたのは、今から3ヶ月も前の5月20日のことでした。話はその前の5月13日にさかのぼります。
 おりしも、第4回競走試作の締め切り日が近づいてきており、その編集に夜な夜な汗水をたらしておりました。
 そこへ投稿されてきたのが、黒のひとさんの「轟電」。なかなかおもしろいコンセプトに、思わず競走試作の編集もそっちのけでこの機体の作画にとりかかりました。絵が完成に近づくにつれ、そのマッチョなスタイルに惚れ込んだ私は、この作品に全力投球!多大な時間をかけて(私としてはですが)この画像を仕上げていたのでした。
 そして、5月20日になりました。その日、Volさんから新たな作品「三菱五式練習戦闘機」の投稿がありました(この機体ですね)。烈風を複座練習機にしてしまうという、これまた興味深い発想!私はこの機体の作画に手を着けたい衝動にかられましたが、ここは「黒のひとさんの機体を作画中だからこらえるんだ!」と、自分に言い聞かせ、涙を飲んで一時保留にしたのでした。
 さて、5月25日になり、黒のひとさんの「轟電」はめでたく完成。確認も取って展示となりました。そして、「さあ、競走試作の締め切りはもうすぐだ!気合いを入れて編集せねば!」ということになり、第4回競走試作作品の編集へと取りかかったのでした・・・。
 ・・・・・要するに、Volさんの「三菱五式練習戦闘機」を作画するのを、そのまま忘れてしまったのです・・・(自爆)
 第5回競走試作の締め切りが近づき、みなさんのメールを整理していて、Volさんのフォルダを開いたときの恐怖と絶望!顔は青ざめ、背中に激しく冷や汗が伝い、私はあわててVolさんにお詫びのメールを出したのでした。そしてVolさんは、特に私をとがめるでもなく暖かく許してくれたのでした。
 Volさんごめんなさ〜い!そして、ありがと〜!
 で、罪滅ぼしの意味もかねて、特に念入りに作画させていただきました。Volさんはもちろんのこと、他のみなさんにも気に入っていただければ幸いです。
 そして、二度とこのようなことがないよう注意いたしますが、もし、今後、なかなか画像が仕上がってこないようなことがありましたら、遠慮なく「まだか〜!早くしろ〜!」と、おしかりのメールを投げていただければ幸いです。

 ところで、機体の感想です。
 まず、アウトラインが出来上がってみて感じたことは「艦攻みたい・・・」ということでした(笑)。
 確かに、艦上戦闘機としてはとてつもなくデカイ機体である上に、キャノピーが小さいときてますから、よけいデカく見えます。これは、オリジナルの単座型より、この複座型の方が顕著なのではないでしょうか?
 しかし、練習機にしておくにはもったいないほどの堂々たる容姿ですね。いっそのこと、本当に艦攻にするか、夜間戦闘機型に発展させてみてはおもしろいのではないかと思います。

 なお、設定そのものが史実と違うものになっているということですので、本文中に史実とは違う記述されている部分があることをご了承ください。