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三菱・十試水上観測機(後の零式水上観測機)を改造した艦上哨戒機 諸元 全幅 : 11.00m 全長 : 8.85m 全高 : 3.34m 自重 : 1,730kg 全備重量: 2,468kg エンジン: 瑞星13型 875馬力 最大速度: 422km/h 航続距離: 標準・960km 最大・1880km 武装 : 97式7.7o固定機銃×2,同旋回機銃×1 爆弾 : 60kg×4、または爆雷×4 乗員 : 2名 本機は、試作中の十試水上観測機が抜群の運動性を示したことにより、昭和13年後半頃に固まりつつあった護衛空母構想用の艦上機として白羽の矢が立ったもので、フロートを取り去り、固定脚と着艦フックなどを追加して艦上機とし、フロートを取り去って軽量化した分機体各部を補強、爆弾搭載量を倍に増やしている。 昭和13年に入ってもなお、三菱・十試水上観測機は安定性にやや問題を抱えていたが、フロートを撤去して固定脚とした本機ではその傾向が収まり、未だテスト中ではあるものの、すでに護衛空母用の艦上機としての使用に最適であるとの声が多数を占めている。 本機が持つ九六艦戦に匹敵する抜群の運動性は、ダイブブレーキなしでの急降下爆撃をも可能とし、場合によっては敵戦闘機との空戦も可能であると判断される。また、複葉であるが故の低い翼面荷重のため、短距離での離着陸が可能である。 また、胴体下面に落下式増槽を装備することにより1880kmの航続力が発揮できる。 |