
|
相模湾上空で富士山を目印に帝都目指して東進するB−29に今まさに突入せんとするハ式特殊戦闘機甲。 高度1万メートル上空でジェット気流に乗って猛烈な速度で帝都に進入するB−29を追撃できるのはこの機体だけであっただろう。 尾翼の稲妻と”天誅”の文字が防空戦隊の気迫を感じさせる・・・。 諸元 全幅:7.20m 全長:9.05m 全高:2.60m 全備重量:2,338kg 発動機:BMW003Eターボジェット(推力800s)×1 最高速度:800km/h 航続距離:620km 武装:MG151/20 20mm機関砲×2 乗員:1名 昭和20年、押し寄せるB−29に対抗すべく陸軍は急遽ドイツよりすでに実績のあったジェット機「He162」を導入、コピー生産を開始する事を計画した。 昭和20年7月、潜水艦による日独連絡により図面と搭乗員養成用に分解移送した実機5機が無事到着。軍は中島飛行機にライセンス生産を命じると共に実機による空中勤務者及び整備員の養成を開始したが、空襲が全国で激化する中、「和製ハインケル」の誕生を前に訓練用のHe162を”ハ式特殊戦闘機”として制式採用。関東地区の本土防空戦に投入した・・・。 中島では図面と実機を元に疎開先の地下工場でも容易に生産できるよう、キャノピーの平面ガラス化等の細部設計見直しを行い、”ハ式特殊戦闘機乙”として量産する予定であった。乙ではその他飛行時間延長の為の落下タンク増設と、BMW003をコピーした「ネ130」国産ジェットエンジンを装備する計画でいたが、試作機組み立て中に空襲で消失し、終戦を迎える。 作者からのコメント: B−29とHe162は自前のモデルを”Shade”でレンダリング、背景の関東の地形は”VistaPro2”を使いました。雲はB−29の影を乗せたかったので、VistaProでは付加させずにPhotoShop上で作りました・・・。(この方が早くてイメージ通りのものが作れるし・・・:笑) ま、写真を使わずにどれだけ出来るかという習作ですね、ははは。 |