ドイツ空軍 水上戦闘機 ハインケル He162S-1

He162S-1

諸元

全長    : 9.1m
全幅    : 9.0m
自重    : 2,100kg
全備重量  : 2,600kg
発動機   : BMW003E-1 ターボジェット
        離昇推力800kg(最大推力920kg)×1
最高速度  : 790km/h
海面上昇力 : 1,200m/s
航続距離  : 600km
武装    : 20mmMG151×2(主翼付根)
乗員    : 1名

 見ての通り、He162Aの水戦型である。
 通常のアスファルト舗装の飛行場と異なり、ジェット機用の飛行場は排熱対 策のためコンクリート舗装になっていることから、連合軍機の優先標的となり 易く、飛行場が破壊される危険も大きかった。
 このため一定面積の水面さえあれば運用可能なジェット水戦が提案された。
 この結果製作されたのが、He162Sである。

 He162Sは主胴体自体がフロートの飛行艇となっており、着陸脚は全廃されて いる。このためHe162Aに比べ、幾分か軽量になっている。
 機体形状による空気抵抗増加のため速力は若干低下しているが、機体が軽量 な分、上昇力はやや向上している。
 機体が小型な分、翼端補助フロートは固定式となっている。

 試作機は敗戦間近の1945年3月末に初飛行を遂げているが、実戦には参加し ていないとされている。