陸軍 紫電






最近敗戦直後の横空の写真で陸軍の疾風の存在が確認されたが福生の陸軍航空審査部
に海軍の紫電(仮称1号局戦)が存在した事を証明する写真が見つかった。しかも横
空の疾風と関係があったのだ。それはなんと陸軍・疾風と海軍・紫電が交換されたと
いうのである。これは海軍飛行実験部の山本重久少佐と小福田少佐が福生の陸軍航空
審査部に紫電を空輸しその代わりに新鋭戦闘機を受け取り追浜で飛行テストを行った
らしい。この辺については山本少佐が雑誌「丸」の手記でのエピソードとしてさらり
と書いている。山本少佐はその中で機種については忘れたと言っているが私は時期的
に見て疾風ではないかとワクワクしていたが学習研究社の疾風に掲載された写真をみ
て納得しました。なお山本少佐は疾風よりも紫電改の性能の方が優れていたと言って
いる。疾風と紫電は開発時期もほぼ同じで開発中も同じエンジンと言う事もあり中島・
川西両社でお互いにライバル意識を燃やしていたので技術交流の一環として行われた
のだろうか。もしくはキ65(陸軍版・雷電)の代案としての検討用なのだろうか。審
査部の紫電は塗装のみの変更のようである。なおこの機体は海軍実験部のコ-N1J-85
の可能性も考えられる。ちなみに海軍が入手したもう1機の疾風はプロペラを彩雲
の3.5mとし機銃を3式13ミリX2、99式2号4型20ミリとした仮称2号局戦に改造されてい
る。

※学習研究社・疾風で海軍の疾風が掲載されてしまったので審査部・紫電の写真が
 出る前に急いで作りました。海軍が塗装を変えなかったので陸軍でもそのままでは
 と思いましたが陸軍・零戦と同じにしてみました。
(携帯のカメラで撮影してみました)