日本海軍 航空母艦「大鳳」型

大鳳
「大鳳」新造時(昭和19年3月)

要目(「大鳳」新造時)
 基準排水量29,300t 全長260.6m 水線幅27.7m 吃水9.5m
 出力160,000hp 速力33.3t 航続距離18ktで10,000浬
 武装65口径10cm連装高角砲6基、25mm3連装機銃17基
 搭載機57機 同型艦「白鳳」


概要
 昭和14年のマル4計画で建造された空母。
 それまでの日本空母とは違い、防御力の向上に工夫がなされ日本空
母ではじめて飛行甲板に装甲を施しかつ格納庫は開放式となっている。
 飛行甲板の装甲は英海軍の「イラストリアス」級の影響が強く500kg爆
弾での急降下爆撃にも堪えれる装甲を張ることになった。この為に重
心が上がってしまうので格納庫を1段減らし、その代りに格納庫は幅を
艦体の水線幅一杯に取った。
 また、格納庫が開放式になっているのは米海軍の「ヨークタウン」級
の影響も受けているが、艦政本部独自の実験によりダメージコントロ
ールには都合が良いという評価があるために開放式を採用したようで
ある。
 搭載機の定数は当初、補用機を合わせて63機(零戦18、99艦爆24、9
7艦攻24、補用6)を予定していたが竣工時の定数は57機(零戦18、彗星
18、99艦爆3、天山15、艦偵3)だった。
 高角砲は新型の九八式10cm連装高角砲だがどうもこの世界では高角
砲の不足が史実よりも厳しい様である。25mm機銃も竣工後に増設され、
レイテ沖海戦時には12センチ28連装噴進砲を6基搭載して出撃している。

 それまでの海戦で大型正規空母が「翔鶴」型の2隻にまで落ちこんだ日
本海軍にとって「大鳳」型に対する期待は高く、技術者達はその防御力
に大きな自信を持っていた。
 昭和19年6月に初めての実戦であるマリアナ沖海戦に参加した「大鳳」
型は米軍の急降下爆撃で両艦共に飛行甲板に2、3発の爆弾が命中し
たが発着艦能力は失われなかった。しかし、同年12月のレイテ沖海戦
では米機動部隊の集中攻撃により2隻は沈没してしまった。


コメント
 よく注意して(?)読めば以前のものと今回のものの違いが分かる
と思います。
 これは開放型格納庫と格納庫が1層という事以外殆ど設定は史実の「
大鳳」そのものなので特に目新しいものはありません。(爆)
 実際、開放型格納庫の「大鳳」が見たかったから、という動機で作っ
たもので完成度はともかく当初の目的は達成できました。(笑)
 胃袋さん、ご迷惑お掛けしました。すみません。

(2001年3月10日)「大鳳」型航空母艦完成

(2001年5月13日)改訂