生名型(Patrol Boat Ikuna Class)

生名型

昭和12年(1937)に建造が開始された新型哨戒艇。

平戸型の準同型艦であり、基本的な艦形は平戸型とまったく同じである。

生名型と平戸型の識別は、外見面では、平戸型及びそれ以前の艦の煙突が1本であるのに対し、生名型では2本に分けられている点、爆雷投射機が2基から6基に、機銃が3基から5基にそれぞれ増備されている点である。

煙突が2本に分けられているのは、機関のシフト配置を採用したからであり、機関のシフト配置は帝国海軍で初めて採用されたもので、缶―主機―缶―主機の交互配置とすることで、被弾や至近弾等の被害を極限することが可能なダメージコントロールに優れたものであった。

爆雷投射機の増備は、対潜戦闘能力の強化を狙ったもので、同時に爆雷搭載数も18個から60個に増加している。

機銃の増備は、対空戦闘能力の強化を狙ったもので、本来なら主砲である八九式12.7cm連装高角砲を増備した方が効果的であるが、軍縮条約の制限から主砲の増備は断念されたのである。

生名型は本来の用途である海上護衛総司令部の哨戒艇としての建造だけでなく、余裕のある船体設計を利用して、小型敷設艦として箕面型4隻と初鷹型3隻、標的艦として波勝型2隻、哨戒飛行船母艦として伏見型2隻、更にオートジャイロ運用実験艦として千早など、様々な艦が建造された。

生名型はB計画で30隻、さらにC計画で18隻が建造されたが、昭和14年(1939)に勃発した第2次欧州大戦(1939〜1948)の際に英国の要求により更に30隻が建造されて英国に即時貸与された。

◎ 要目(生名開戦時)

基準排水量:2,000t

全長:110m 全幅:13.0m

機関出力:4,200hp 速力:19.8kt

兵装:12.7cm連装高角砲2基、25mm連装機銃5基

爆雷投下軌条2基、九四式爆雷投射機6基

同型艦:48隻



―――いいわけ(excuse)―――

ども、はしベエです。

平戸と変化無いじゃん、とか言わないで…僕もそれは良く判っておりますので…悲しいほど(笑)

だって、船体を完全に新しく設計する事はなかろうと思ったんです。

そうすると、この頃って新兵器も無いしなぁ、しゃあない!機関のシフト配置と爆雷投射機の増備でごまかしたれ!と思って描いたのがこれです。

最後になりますが、胃袋さん、いつも画像を描いていただいて有り難う御座います。

深雪さん、いつも僕の絵の技術的評価(?)をしていただいて有り難う御座います。

それでは…