扶桑改装案・駆逐戦艦計画

戦艦「扶桑」・内部配置図
諸元

基準排水量 : 30,200t
全長    : 205.1m
最大幅   : 32.0m
吃水    : 9.6m
機関出力  : 80,000馬力
速力    : 25.2kt
兵装    : 15.5cm60口径4連装砲×6
        15.2cm50口径単装砲×16
        12.7cm40口径連装高角砲×6

 当改装案で予定している主な工事は下記の通り。

 @ 全主砲塔を15.5cm60口径4連装砲塔に交換する。
   この砲は新型乙巡「最上」型に搭載されるものと同型であり、
   これを対14インチ防御の装甲を施した4連装砲塔に装備する。
 A 3番主砲塔と前部缶室の位置を入れ替える。
   これに伴い、前部艦橋を後方に移設する。
 B 前部缶室と後部缶室が隣接することに伴い、煙突を八八艦隊
   計画13番艦で採用予定であった、傾斜結合煙突に交換する。
   傾斜させるのは排煙逆流対策である。
 C 缶・機械は新型の物に換装する。

 当案は、改装後の扶桑を戦艦としてではなく、主力艦隊直衞艦として 扱うものである。
 主力艦隊が敵水雷戦隊に攻撃された場合、門数と発射速度で敵水雷戦 隊を「駆逐」するのが改装目的である。
 このため、敵巡洋艦/駆逐艦を撃破するに充分な威力と射程を持ち、 発射速度の速い15.5cm60口径砲の多数搭載を提案するものである。  また、この目的のため、主力艦隊随伴に充分な速力を発揮可能なよう 機関を換装し、25kt以上の速力発揮を予定している。