諸元
基準排水量 : 11,050t
(公称) : 10,000t
全長 : 179.8m
全幅 : 23.7m
吃水 : 5.2m
機関出力 : 80,000hp
速力 : 29kt
兵装 : 20.3cm50口径連装砲×2
20.3cm50口径4連装砲×1
10.2cm45口径単装高角砲×4
53.3cm魚雷発射管4連装×2
同型艦 : 「インエクスラブル」
「インコンパラブル」
1931年9月、ロンドン条約で保有を認められた最後の重巡洋艦3隻が相次いで
竣工した。1927年度計画艦「インフレキシブル」級の3隻である。
この3隻は従来の重巡からはかけ離れた姿を持っていた。その姿は1927年に
竣工したネルソン級戦艦に似ていた。むしろ計画のみに終わった、G3級/N
3級戦艦の方がより近いと言える。
「インフレキシブル」級は短期間でモニター艦へと改装が可能な特殊目的の
巡洋艦で、船体中央の20.3cm4連装砲塔は当初から38.1cm連装砲塔のバーベッ
ト径に合わせて設計されている。
巡洋艦というよりも、「インフレキシブル」級は建造当初のカレイジャス級
に相当する、巡航モニター艦とでも呼称するべき艦種である。
「インフレキシブル」級3隻は1937年〜1939年に順次、改装を受けている。
この改装で、高角砲を10.2cm45口径連装砲4基に変更し、高射装置、砲戦指
揮所が追加されている。
1939年9月、ドイツ軍のポーランド侵攻で第2次世界大戦が幕を開ける。
これに伴い、「インフレキシブル」級3隻は、船体中央の4連装砲塔が換装
され、38.1cm連装砲が装備される。この改装には約3ヵ月が費やされている。
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