日米英・3国協同開発・河川用高速艇

河川用高速艇

「南船北馬」といわれるように、長江流域は水路が 複雑に入り組み、さらに何千という湖沼があり、 とても陸上部隊だけではパトロールできない.
しかも、河川の水深がまちまちで、水草なども茂り、 スクリューにからみつく事故が多発していた.

なんとか、せにゃあ、いかんのお!

そう、なんとかしなくちゃいけません.
でも、いちいち本国に報告書送ったり、検討したり 予算化したりしてたら、あっというまに2−3年たちます.
困りました・・・

上海の租界クラブの飲み仲間の間で、この話題が 出、話はとんとんと進んだ.いずこも、似たような 悩みを抱えていたのだ.

まず、予算.消耗品費のなかでやりくりするのだから 安価でなくてはいけない.
製作・整備工場は、英国が提供することになった.
エンジンは、米国・・・だけど、手ごろな4気筒エンジン がない.このころは、シボレーもフォードも、最低6気筒、 人気はV8に集まっている.でも、そんな重いエンジンを 高い位置にすえつけたら、バランスが心配だし・・・

おっと、みつかった!オートバイメーカーの、 クリーブランド社の直4空冷4気筒・1300cc40馬力が.

フロートは、日本がお手の物.川西製の、上等なものが 支給されることになった.

全長:7m
全幅:3.5m
プロペラ直径:2m
乗員:2名
固定武装:なし(助手席の兵士の装備次第)
最高速度:70km・h