日本海軍 「筑後」型防空巡洋艦

筑後
「筑後」新造時(昭和18年2月)

要目(「筑後」新造時)
 基準排水量7,800t 全長170.0m 全幅16.6m 吃水5.6m
 出力100,000hp 速力33.5kt 航続距離18ktで8,000浬
 武装65口径10cm連装高角砲10基、25mm3連装機銃10基 
 水偵2機搭載 同型艦「黒部」「十勝」「高梁」「日高」「山国」「雄物」


概要
 昭和14年のマル4計画によって「5,500t」型の代替として建造された軽巡洋
艦の第2弾。ただし艦種は軽巡ではなく防空巡洋艦となっている。昭和13年
に計画された防空巡洋艦を修正したもので、防空任務は「秋月」型で十分だと
する反対派を強引に押さえ込んで計画された。(更に即席で計画されたので
設計が他艦よりも遅れた)この影響で軽巡「大淀」の起工は延期された。(結
局起工されなかった)

 主砲には「秋月」型と同じく九八式10cm連装高角砲が採用されたが後に不
足が深刻化し、急遽生産ラインを拡大させるというハプニングがあった。
これにより何とか“武装の無い防空艦”が完成するという最悪の事態は避
けられた。魚雷発射管は搭載すべきか否か議論が続いたが、最終的には空
母の護衛が任務だから水上戦闘は起こり得ないとの判断により搭載されな
かった。

 マル4計画では2隻しか計画されなかったが、昭和16年のマル急計画では
4隻が計画され、こちらは工事を急いだために全艦が昭和19年中に就役した。
さらに昭和17年からは10隻以上が計画されたが建造されずに終戦を迎えた。

 「筑後」型は主に機動部隊の護衛の任務に就き、最も多くの連合軍機を撃墜
した軍艦として高い評価を得ている。


コメント
 防空巡洋艦を作ってみました。長10cm高角砲は「秋月」型だけなら少し余
裕はあったのですが、この世界では「筑後」型と言う火葬艦が割り込んでき
たために長10cm高角砲は不足気味です。大丈夫なんでしょうか?(爆)
 
 この世界のマル4計画では「大鳳」とは別に空母をもう1隻ほどでっち上げる
ので「信濃」と111号艦の計画を中止します。正確には計画されたが建造されず
余った予算と資材は「筑後」型やその他の艦に回された、ですが。そうしない
と予算が全然足りせん。(笑)この世界では陸軍は大陸での戦争を止めます
が、それは昭和16年以降という設定なのでマル4計画に計上される予算は基
本的に史実と同じなのです。(ちなみにヨーロッパやその他の設定はほぼ史
実通りです)
 と、いう訳で次は空母になりそうです。

 
 (2000年12月19日)「筑後」型防空巡洋艦完成