五式水上襲撃機『巨頭(ごんどう)』

水上襲撃機『巨頭』南方用汎用塗装型
水上襲撃機『巨頭』展示飛行部隊『翔鯨』所属機


本機は、諸島防衛用の単座飛行艇で敵上陸部隊の上陸用舟艇、輸送艦を撃破するために作られた。
亦、時に巡洋艦や水上機母艦などでも運用され、輸送艦や給糧艦攻撃にも用いられた。

ちなみに、名称は、巨頭鯨からつけられている。

中距離の単座機とする事により重量を削減し、機体底部への集中防御化及び、最高速度の高上化が行われている。
機体底部の集中防御は、上陸用舟艇に接近するという本機の任務上必要不可欠であると共に、
最終手段としての『のしかかり攻撃』が行えるようにするためである。

機首に備えられた30mm機関銃は、舟艇及びその搭載人員・物資を攻撃するために用いられ、
50mm機関砲と翼下に装備する鉄鋼爆弾は水平・緩降下・跳弾爆撃により敵艦を攻撃するために用いられる。
亦、噴進弾を装備する事も可能であるが、この場合射出機からの発進が必要となる。
(水上からの発進の場合、噴進弾が浸水するため)

本機の戦闘記録としては、特に布哇防衛戦(昭和23年)での功績が最も評価されており、
米輸送艦の六割を撃沈し、上陸用舟艇に到っては八割を撃破という戦果を誇り、
米軍からも、『ハワイのケートス(ギリシア神話の海獣)』と呼ばれ恐れられた。
この戦闘に勝利した事、ひいては本機の活躍こそが其の後の米国との講和に結びついたとの見方もあるほどだ。

尚、本機は戦後も展示飛行部隊『翔鯨』に於て運用され、世界の飛行艇愛好家の間でも話題となった。
(航空際に於て高等飛行術などの展示飛行を行う非戦闘部隊。『翔鯨』は飛行艇と水上機専門)
    



名称 水上襲撃機 巨頭(ごんどう)11型

開発年  : 昭和20年(皇紀2605年)
発動機  : 中島 誉42型 空冷星型18気筒
       離昇出力2,200hp 基数1
武装   : 20mm機銃×2(機首)
       50mm機銃×1(機首)
       250キロ爆弾×2(翼下)
       噴進弾×4(翼下)
乗員   : 1名
備考   : のしかかり攻撃可





興亜戦争備考

参戦國(新制国)  : 東亜連合(日本、中華、泰、朝鮮、蒙古、印度、他南洋諸島旧植民地国家)
            大英連邦(英国、カナダ、豪州)、ワイマール共和国
参戦國(旧制国)  : 亜米利加、蘇連、伊太利、和蘭、仏蘭西)
開戦年       : 昭和20年
開戦経緯      : 世界恐慌の折、植民地を手放す事により乗り切った大英連邦と東亜連合各国と、
            旧体制を維持しブロック経済を行った結果不況が続く亜米利加側国家との間には大きな溝ができた。
            旧体制側は、さらに植民地を開拓する事により不況を乗り切ろうとするも、新体制及び植民地国の反発を招き、
            昭和20年、亜米利加の南洋諸島進攻を期についに第二次世界大戦(日本名=興亜戦争)が幕を開いた。