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目的:レシプロエンジンで、水平飛行時、900km/hの壁をやぶる.それだけ. 工作記録:まず、エンジンが間に合わず、機体だけでころがっている飛燕を1機もらってくる. 2.次に、信頼できる液冷エンジンを入手する.採用したのはマーリン66:17 00馬力+ 3.全体の概念設計にかかる.後退翼の知識がないので、1944年ころの主翼で効率の良さそうなものをさがす.P−51Dの主翼を切って、全幅10.5mにした. 4.出力が絶対的に足りない.ウエンデル飛行士が755km/h出したときは、瞬間的に2300馬力でた、と伝わっているので、マーリンを2基搭載する. これで3400馬力+が確保できた. 5.機体重心が大分変わったので、主翼取り付け位置を前進させた. これで飛燕の胴体流用が、事実上できなくなった. 6.排気管形状変更 7.3400馬力のトルク反動を吸収するため、二重反転プロペラを採用. これで、メカニズムがさらに複雑になってしまった. 8.冷却系統がやや苦しい.といって、刹那的な「蒸発システム」は性格的に合わない.そこで、「二重かつおぶし型」を採用、抵抗が少し増えてしまった. 9.コックピットを後方に移動、同時にキャノピー後部を新設計. 10.垂直尾翼を空気抵抗がすくなく、しかも面積の大きいかたちに新設計. 11.プロトタイプ完成.結局「飛燕」のパーツは、主脚、尾輪、キャノピー前半部だけになってしまった. 12.重量が増えるのを覚悟で、塗装.明快に「赤一色」できめる. |